>
>
>

妬みや嫉みを克服!アンガーマネジメント意味とは?

妬み,嫉み,意味とは


妬みや嫉みを克服!アンガーマネジメントの意味とは④

コラム③では、妬みやすくなってしまう原因の1つ「他人と比較してしまう」の解決方法をご紹介しました。他人と比べすぎない3つの対処法「他人を過大評価しない」「自分を過大評価しない」「自分なりの目標を考える」を、日頃から意識してみてくださいね。

今回は3つ目の原因「感情に流されやすい」について考えていきます。

妬み・嫉み意味とは?克服のカギ

これまでにもお伝えしてきましたが「妬み」「嫉み」の意味とは、他人と自分の状況を比べた時に生じるもので、自分の置かれている状況が他者よりも“劣っている”と感じた時に、沸き起こってくる心理の事でしたね。妬みや嫉みには様々なネガティブな感情が含まれており「怒り」という感情も含まれています。

強い怒りは人間の攻撃性を高め、対人関係を壊し、妬みの感情をより強くします。そんな事態に陥らないためには、怒りをコントロールすることが必要です。そして、怒りをコントロールするためのプログラムのことを「アンガーマネジメント」と呼んでいます。

このアンガーマネジメントは、妬みや嫉みの克服に限らず、医療、教育、一般企業の場でも注目を集め、「怒りのコントロール」をテーマに研修が行われることも多くなってきています。怒りを自分でコントロールできれば、そのエネルギーを仕事や対人関係に生かせるパワーに変えることができるからです。

妬みや嫉みの原因の1つ「感情に流されやすい」を克服するためには、怒りのコントロールが必須といえますね。

 

妬みや嫉みを抑える「6秒間」とは?

怒りの感情は誰もが持っているもので、否定されることではありません。そして、なくすこともできません。場合によっては、怒りを表に出すことが必要な時もあります。しかし、怒らなくてもよい時には無駄に怒らないようにすることが大切です。それが、怒りのコントロールです。

では実際に、怒りをコントロールするにはどうしたらよいのでしょうか。実は、怒りのピークには一定の時間があり、それを乗り越えればおさまると言われています。一般的に言われているのが、怒りを感じてから「6秒が怒りのピーク」であるということです。この「6秒間」をいかにしのぐかが、怒りをうまくコントロールするポイントとなります。

ここで役に立つのが、アンガーマネジメントです。アンガーマネジメントのプログラムには、怒りの6秒間をしのぐ方法がいくつかあります。その一部をご紹介しますので、実際にやってみましょう!

 

2つの対処法で妬みや嫉みを克服!

それでは、怒りのコントロールに効果的な2つの対処法を練習問題を交えながらご紹介します。

対処法① 呼吸法
怒りを鎮める方法の1つとして「呼吸法」があります。この呼吸法は、怒りのコントロールに限らず、気分を落ち着かせたい時、リラックスしたい時にもおすすめです。

呼吸にリラックス効果があるのは、人間の自律神経と深い関係があるからです。

○ 吸う時
⇒自律神経の「交感神経」が活発になる
⇒体を興奮、覚醒させる物質が出る

○ 吐く時
⇒自律神経の「副交感神経」が働く
⇒体をリラックスさせる物質が出る

つまり、怒りを落ち着かせたい時には、「吐く」動作を意識すればよいのです。

それでは、怒りを鎮める呼吸法を練習してみましょう。

吸って。
吐いて。

「吐く」動作を意識できましたか。割合としては

吸う:1=吐く:1.5

くらいで考えてもらえればと思います。但し、過呼吸になりやすい人は「吐く」動作にばかり意識が集中すると、過呼吸の症状があらわれてしまいますので注意をしてくださいね。

対処法② おまじない
おまじないというと、子供だましのように聞こえるかもしれませんが、怒りを感じた時に心の中で唱える言葉を決めておくだけで、怒りの感情をやり過ごすことができるのです。

人は強い怒りを感じると、その出来事に頭が支配され、冷静でいられなくなります。6秒を待てずに爆発してしまうこともあるでしょう。そんな時、少しでも別のことを考えられたら…いつの間にかピークの6秒間は過ぎているかもしれませんね。

そのためには、あらかじめ心の中で唱える言葉を考えておくことがポイントです。どんな言葉でも良いのですが、あまり長すぎない方がいいですね。

それでは、怒りが生じた時に唱えるおまじないを10文字以内で考えてみましょう!

「○○○○○○○○○○」

考えましたか?
例をいくつか挙げてみましょう。

「大丈夫」
「変えるためのチャンス」
「これも修行だ」
「耐えれば何とかなる」

こんな感じで、自分なりのおまじないを用意しておくといいでしょう。

 

怒りも妬みも一緒にコントロール!

怒りのピークである「6秒間」を、呼吸法やおまじないでやり過ごすことができれば、怒りの感情に巻き込まれることもなくなります。すぐにはうまくできないかもしれませんが、少しずつ意識することで身についていくものです。諦めずに取り入れてみてくださいね。

そして、怒りのコントロールができれば、感情に流されることなく、妬みや嫉みをコントロールすることができます。また、妬みや嫉みは怒りと似た性質を持っているので、怒りの対処法を妬みや嫉みの感情のコントロールに応用することができます。

例えば、妬みや嫉みを感じ始めたら、先ほどご紹介した「呼吸法」や「おまじない」を行うことで、冷静に妬みや嫉みの感情と向き合えるようになります。そして、ネガティブな妬みや嫉みのエネルギーをプラスのパワーへと向かわせることができるでしょう!

次回は、これまで解説してきた妬みコラムのまとめです。一緒に確認していきましょう!

★ 妬みや嫉みの意味とは?改めて確認しよう!
★ アンガーマネジメントが妬みや嫉みを克服するカギ!
★ 怒りのコントロールで妬みや嫉みの克服
★ 呼吸法とおまじないで妬みや嫉みを抑えよう

 

*出典
・日本アンガーマネジメント協会

コミュニケーション講座


怒りのコントロールでネガティブな心理を抑えて行こう!