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雑談力が上がる話し方とは?

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雑談力が上がる話し方とは?②

前回は、雑談が苦手な原因について解説していきました。雑談が苦手な原因としては「①どのような話をすれば良いかわからない」「②他者評価を気にしすぎる」「③楽しめない」の3つを挙げましたね。また、「雑談力が無い」「雑談が苦手」と感じる人には、雑談に「正解」を求めてしまいうまく話せなくなってしまうことがあります。

今回は、雑談が苦手になる原因の1つ「どのような話をすれば良いかわからない」の対処法として、雑談の中でうまく相手に質問する方法について詳しく解説していきたいと思います。雑談力が上がる話し方のコツの1つになりますからぜひ身に付けてくださいね。

 

雑談力が上がる話し方とは?

雑談が苦手な原因の1つである「どのような話をすれば良いかわからない」を改善するためにはどのような対処法が考えられるでしょうか?

様々はアプローチが考えられますが、当コラムでは「うまく質問できるスキルを身に着けること」を紹介していきますので、雑談力が上がる話し方の1つとして身に付けて頂ければと思います。

質問上手になることで、相手から様々な情報を引き出すことができます。そこからまたうまく質問をして新たな情報を引き出し、また質問をして…というように自然と会話が成立できるようになるでしょう。

うまく質問するにはいくつかポイントやコツがあることが知られています。それを理解して身につけることで質問上手になり、そして自ずと雑談上手、雑談力が上がる話し方ができるようなっていくかもしれませんね。

 

うまい質問で雑談力が上がる話し方を

雑談の時にうまい質問の仕方を知っているととても便利です。そこで、以下にうまい質問のコツをいくつか挙げてみました。確認してみましょう!

①5W1H法 
この方法は、最もスタンダードな聞き方と言えるかもしれません。5W1Hは中学校の英語の授業で習ったと思います。
具体的には、

○When(いつ)…いつ頃の話なのか、いつまで続いたのか等
○Where(どこで)…場所はどこなのか
○Who(誰と)…どんな人がいたのか、登場人物は誰か
○What(何を)…具体的に何をしていたのか
○Why(なぜ)…理由を尋ねる、どうしてそのような言動になったか
○How(どのように)…どんな方法をとったのか、どのように対応したのか

以上のような6つになります。普段の生活でも無意識にこれらを使って質問していることが多いと思います。ここで改めてこの6つがあることを確認しておくといざという時に良いでしょう。

②オープン&クローズドクエスチョン 
2つ目としてオープン&クローズドクエスチョンというものがあります。日本語に訳すと「開かれた質問」「閉ざされた質問」といいます。以下に2つの特徴を挙げます。

【オープンクエスチョン】
「はい」「いいえ」や選択肢で答えられないような質問の仕方。理由や本音、気持ちを語ってもらう時に有効です。

例えば、
「どうしてそう言ったんですか?」
「その時はどんな感じでしたか?」
という質問の仕方です。

メリット…多くの情報を得られる。深い話が聞ける。
デメリット…相手と関係が出来ていなと話すのに抵抗が出る。答えづらさがある。

【クローズドクエスチョン】
「はい」「いいえ」や選択肢で答えられるような質問の仕方。効率的に話を進める時に有効です。

例えば、
「お昼ご飯を食べましたか?」
「富士山に登ったことはありますか?」
という質問の仕方です。

メリット…答えやすい。効率的。
デメリット…事務的な会話になりやすい。話が広がりづらい。

これら2つの仕方はどちらが良くてどちらが悪いというものではありません。話の流れや相手との関係性によって使い分けていくことが必要になります。

 

練習問題で雑談力のコツを身に付けよう

先ほど雑談で使える質問方法としてご紹介した、5W1H法とオープン&クローズドクエスチョンの練習問題に取り組んでみましょう。練習問題では、それぞれ雑談の場面が書かれています。5W1Hとオープン・クローズドクエスチョンを使って考えましょう!

①会社の同僚との休憩時間です。その同僚とはこれまで何回か話をしたことがあります。同僚は「この間の休みに、家族と一緒に国内旅行をしたんだよね」と話し始めました。

・5W1H:
・オープンクエスション:
・クローズクエスション:

 

②あなたはある飲み会に参加しました。周りの人達はみんな初対面です。近くにいたAさんがあなたに「初めまして。Aと言います。今日は埼玉から来ました。よろしくお願いします。」と話しかけてきました。

・5W1H:
・オープンクエスション:
・クローズクエスション:

 

練習問題の解説

練習問題はやってみてどうでしたか?どんな質問をすればよいか迷ったところがあったかもしれませんね。以下に、それぞれの問題の解説を載せますのでご覧ください。

<①の解説>
【質問例】
5W1H法:「国内のどこに旅行しに行ったんですか?」(Where)
オープンクエスチョン:「家族旅行はどうでしたか?」
クローズドクエスチョン:「家族で旅行に出かけるのは初めてでしたか?」

この問題のポイントとしては、相手が多少見知っている同僚であるという点です。ですから、多少突っ込んだ質問をしてみても良いかもしれませんね。質問例として3つ挙げました。5W1H法ではどこに行ったか以外にも「家族何人で行ったのか」や「何で家族旅行に行ったのか」を聞いてみることもできるでしょう。

<②の解説>
【質問例】
5W1H法:「今日はお1人で参加されたんですか?」(Who)
オープンクエスチョン:「どうして飲み会に参加しようと思ったんですか?」
クローズドクエスチョン:「これまでにこの飲み会に参加したことはありますか?」

この問題のポイントとしては、相手が初対面というところです。お互い緊張もあるので、最初はクローズドクエスチョンで答えやすいこと(例えば、星座、血液型、出身など)から始めて、徐々にオープンクエスチョンを増やしていくといいでしょう。

 

雑談力が上がる話し方を目指そう

練習問題をやってみて少し実感できたかと思いますが、5W1H法やオープン&クローズドクエスチョンのように質問の枠組みを自分の中に持っていると、どのような質問を相手にしていいのか考えやすくなります。

「質問の仕方」という“武器”を持っていると雑談する時にとても心強く思えるのではないでしょうか?それが自信につながり、「雑談力に自信がない」「雑談が苦手」という意識を少しずつ無くしていってくれると思います。

あなたなりのペースでいいので、日常生活の中でこれらの質問のコツを意識して使ってみてください。経験を重ねることで意識しなくても自然とうまく質問ができるようになりますからね。

次回の雑談コラムは、雑談が苦手な原因の1つ「他者評価を気にしすぎる」の対処法です。次回もお楽しみに。

★ 雑談力が上がる話し方は質問から
★ 雑談力が上がる質問のコツには2つある
★ 経験を重ねて雑談力が上がる話し方を目指そう
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