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負の感情をプラスにする方法-感情労働と心理学

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感情コラム①~笑顔が負の感情に及ぼす影響~

「幽霊の正体見たりあがりを改善するには? 枯れ尾花」

感情がわかれば人生が豊かになる

人には他の動物にはない、じつに多様な気分や感情を持っています。しかも、気分や感情はその人の行動を支配します。気分がいい時には外に出て活発に行動したくなったり、気分が悪い時は家にいて引きこもりたくなったりしますね。

 人生が幸せかどうかはまさに、感情に関わってきます。感情を理解すればきっと幸せな人生に近くづくことができるでしょう。人間の行動を支配するこの気分や感情とは一体何なのか?

 心理学で研究されてきた様々な理論をこのコラムで紹介していきたいと思います。当コラムで解説する内容は以下の8つです。

・笑顔が負の感情に及ぼす影響                

無理な笑顔はストレス・・・感情労働

・取引が有利になる気分一致効果

・後悔と向き合う方法

・ネガティブ感情の取り扱い方

心理的Well-beingとは何か

・イライラ-怒りを抑える方法

 

明るく笑えば楽しくなる?

それでは早速一つ目のコラムをはじめていきます。1つめのテーマは表情と笑顔の関係と感情労働についてです。日本語には笑う門には福きたる。ということわざがあります。日々を笑顔で過ごしてくれば自然とすばらしい生活がやってくるという考え方ですね。

 

 実はこのことわざは心理学の世界でも研究がされてきました。エール大学のシュワルツ教授は、電気の刺激で顔の筋肉を動かし笑顔を作ると、多少無理矢理でも楽しくなるということを発見しました。表情が明るくなれば、自然と楽しいという感情が芽生えてくるという研究です。

 

負の感情のときはまずは笑顔になってみる

 私たちは、つまらないこと、暗いことが起きると、暗い表情になってしまいます。しかし、表情を明るくしてみると、それだけで気分がよくなってくることがあるのです

 これは笑顔を作ることで自律神経系の変化が生じて、心から愉快な気持ちでいるときと同じような感情になるからです。笑顔はストレスから身を守り、自らの免疫力を活性化する働きをしているとも言えます。

 

笑顔にはポジティブな反応が返ってくる

 また笑顔を増やすと、周りからの反応が良くなります。いつもぶっちょうずらをしていたら、周りは触らぬ神に祟りなしと感じてしまうでしょう。自分のことを恐れて人が寄ってきてくれません。

 しかし、笑顔を増やすと仕事や、友人、恋愛関係で実際プラスのことが増えてきます。笑顔の人は話しやすいので、無理矢理でも笑顔になれば周りの反応は大概ポジティブなものになるからです。

 すると最初は笑顔をつくっていたとしても、結果として楽しい出来事が多くなってきて、本当に心から楽しいと思えることも出てくると言えます。表情が硬く、いつも怖い顔をしてしまっている方は、まずは形の上で良いので表情を明るくしてみるのは一つの手段だと言えます。

 

 

過剰な笑顔の落とし穴

 しかし、なんでもかんでも笑顔になるということにも実はリスクがあります。「本当の感情」と「実際に表現する感情」があまりにも違うと人はとれも疲れてしまうのです。これは心理学的に感情労働と言われています。

 

 例えば、嫌いな誰かと会話をするときに、それを覆い隠すように笑顔を示すと非常に疲れると思います。仕事でとても疲れているのにお客様と接するときに笑顔で接する。こんなときも非常に疲れるでしょう。看護師や接客業の方はうつ病が多いといわれ、その原因の一翼に感情労働が関わっていることがわかってきているのです。

 

適度な笑顔を心がけよう

つらいとき、本当に落ち込んでいるときに無理に笑顔になると、とても疲れてしまい、コミュニケーションそのものが嫌になってしまうこともあります。そのため、笑顔についてはある程度時間を限定しましょう。

よくコミュニケーションの練習をすると、必要以上の笑顔を心がけて、余計に疲れてしまう方がいますが、感情労働にならないように気をつけてください。もちろん、笑顔になって本当に楽しいと感じることもあるので、バランスを大事にしてくださいね♪♪

 

 

  • 笑顔になると感情も楽しくなる
  • 過剰な笑顔による感情労働に注意

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