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テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか

テキストを淡々と進めるか、オリジナリティを発揮するか

 

以前、川島先生は、講師の点数制に関して、「一方で、全く評価を受けないというのも緊張感が無い状態になってしまうので、なんらかの仕組みは必要だと思います。点数化というより、定性評価で改善すべき点を指摘していただくという形をひとまず設けます。 掲示板を活用して生徒さんから気づいた点を指摘していただく、という形式が健康的と考えています。ただこの点は今後、方針が変わってくるかもしれません。」とおっしゃっていたため、講座についての忌憚なき意見も必要かと考え、このあたりで一度書いておきます。

なお、特定の先生の講座内容を批判する趣旨でないことを申し添えます。

私は、主に杉野先生の授業を中心に受講しておりましたが、他方で他の先生の授業も直接受講するなどして把握しております。

杉野先生の授業は、テキストをそのままなぞるというものではなく、テキストに触れつつも、様々な映像教材(テレビ番組、映画)やオリジナルなパワーポイントを活用したり、自らのご経験を話すなどして、テキストの内容を最大限膨らませるというものでした。様々な有益な書籍の紹介もありました。この講座の質はかなり高かったと感じていますし、相当数の「ファン」がおりました。少なくとも、私個人としては、杉野先生が担当講師であれば、倍額の授業料を支払ってでも講座を受講したいとまで考えています。
なお、杉野先生の授業は、テキストから離れていたということではなく、テキストを踏まえた上で、その教授方法についてできる限り工夫をするというものであったということです。つまり、テキスト以上の杉野先生オリジナルの付加価値が高かったという感覚を持っています。このような講義を提供していただいたダイコミュには大変感謝をしております。

私は、杉野先生の教授方法はかなり高く評価されるべきであろうと考えています。

他方で、他の先生の講座スタイルはかなりテキストに忠実だったように思います。テキストを読み、テキストにあるワークを生徒さんに行ってもらい、フィードバックをする、ということの繰り返しです。要するに、テキストを淡々と進めていくという授業です。

このような二つのスタイルについて、どちらが好きかというのは意見がわかれると思いますが、正直申しますと、後者のスタイルについて、無味乾燥さを感じる層が一定数いました。私の周りだけでも4、5人からそのような意見を聞きましたので、全体では共通の感覚を持っている層が無視できない割合で存在しているのではないかと考えています。
もっとも、テキストを淡々と進めるというスタイルに安心感を覚える層もいるのではないかとも推察されます。

以上を踏まえて、質問です。

1 どちらがよいかという話ではありませんが、ダイコミュとしては、どちらの教授方法(オリジナリティをもって膨らませるのか、テキストを淡々と進めるのか)を推奨されているのかという点について、教えていただければと思っています。

2 もし、前者の方法が推奨されるとすれば、相当数のファンがいる、テキストをオリジナリティをもって膨らませる教授方法を講師間でシェアする必要があると思いますが、どういった方法が検討可能でしょうか(そもそも、ダイコミュでは、講師間で授業を見学し合う等、様々な講師がどのような講義を行っているかをシェアするシステム等は構築されているのでしょうか。)。

3 また、後者の方法が推奨されるとすれば、テキストを淡々と進めていくという授業方法に無味乾燥さを感じる層に対するフォローを考えておられますか。考えていらっしゃるとすれば、具体的にどのような方策でしょうか。

不躾な質問ですみませんが、この質問については公開の場で問うことが必要だと確信しておりますし、よりよい講座にするためには避けて通れない議論だと思っています。ご考察いただければ幸いです。

コメント

  1. スマッシュ より:

    「担当講師を明示する」という提案とも繋がるテーマかなと思います。
    オリジナリティ溢れる講義を希望すれば、杉野先生のような講師を選んで受講できます。
    テキストに忠実な講義を希望すれば、そのような講師を選んで受講できます。

    受講料を支払っている側からすれば、この点についても、ミスマッチを可能な限り防ぎたいですよね。

    • JUN より:

      僕も杉野先生の授業について似た意見、感想を他の方から聞いたことがあります。

      しかし、その一方で他の教室からいらした生徒さんからは、フィードバッグが無さ過ぎて座学の要素が強すぎるし、生徒さん同士でのディスカッションが無い、具体的な方法論についての説明が無いので「言っていることはわかるけど、それでどうしたらいいの?と感じた」という意見を少数ですが聞きました。

      テキストの内容からの逸脱が激しいということは、最低限ダイコミュで習えるはずの内容を教わる機会を失うことになるので、それこそお金を払っている側からすれば、テキスト通りやって欲しいと言う声も聴きましたし、「そういう噂を聞いたから杉野先生の授業では無く川島先生の授業にした」と意見も聞いたことはあります。

      杉野先生について、質問者様は非常に評価されていることが文面から伝わってくるし、私も素晴らしい授業をする先生だと感じており尊敬しております。

      しかし、却ってそれが「贔屓の引き倒しになりはしないか?」と思い、杉野先生を慕う気持ちから意見を述べさせてもらいました。

  2. Kaz.♪ (マーベリック♪) より:

    お疲れさまです。

    これも、お一人で全教室を担当されていた時代には発生することのなかった
    新たな問題提起であり、実に興味深い話だと思いました。

    ただ、一方で、こうも考えます。
    いくら「テキストに忠実に」進める先生の講義であったとしても、
    ダイコミュの本質はおそらく「グループワーク」で「当日のグループメンバーで
    意見を出しあいながらワークを完成させ、自らの血肉としていくこと」であり
    そこを一人一人が意識出来ているかどうかで、理解度も変わるし定着度も
    変わるものだと考えています。

    逆に言うと、どんなにオリジナリティあふれる講義だろうが、テキストに忠実な
    講義だろうが、受講する側が「単に聴きに行く」意識だと、
    他の(ダイコミュ以外の)講座となんら変わらないことになってしまうと
    思います。

    受講する側が、この意識を念頭に置いた上で、
    その上で、提起されたご質問に対する先生の公式見解を待ちたいと思いました。
    よろしくお願いします。

  3. いしばし より:

    どうも杉野先生のことになると熱くなるので、乱文になるかもしれませんが、ご容赦ください。

    杉野先生の名誉のために述べておきますと、彼女はテキストから「逸脱」してはいなかったと思います。テキストで求められる最低限の説明はなさっていました。彼女があたかも最低限ダイコミュで習えるはずの内容を教えていないかのように誤解させる言いっぷりはフェアではないと思います。本文でも、テキストから離れていたわけではないと指摘しています、

    ただ、杉野先生の授業は一部の方(コミュニケーションがダイコミュの中でもかなり苦手な人)にとっては内容が濃すぎて消化不良になったということはあるかもしれません。

    ですが、ダイコミュ受講生の中に、私を含めて、テキスト中心の淡々とした進め方がつまらないと感じている層は確実に存在しています。JUNさんの指摘する生徒さんの気持ちもわかりますが、だからと言って、テキストに沿うだけの講座を無味乾燥と思う人をないがしろにすべきじゃないでしょう。
    ここまでファンがいる以上、杉野先生のやり方も正当に評価すべきではないでしょうか。

    だから、どっちのニーズも無視すべきではない、というのが今回の問題提起です。教授方法の自由を認め、生徒に選択させるというのが一つの方法です。
    その意味では、スマッシュさんの指摘のとおりですね(^^)

  4. いしばし より:

    マーベリックさん
    難しい問題ですね。
    グループワークが大切なのはおっしゃるとおりだとしても、その指導者、指揮者のオリジナリティはグループワークにも影響します。充実した気づきのあるグループワークをするためには、優れた指揮者が必要で、杉野先生はそういう指揮者でもありました。

  5. ranra より:

    おはようございます私は昔から読解力があまり無く、文章だけだと解りにくいというような感じで、映像とか、あると、解りやすく、なるほどねと、理解しやすく、杉野先生の言葉とかも心に染みる様な感じで、授業も楽しくいつも、ワクワクしてました。確かに、テキストを忠実にやる、素晴らしいなとは思うけど、味が無いというかなんていうか、楽しいというよりかは、ちょっと辛いかもしれません、なぜかと言うと、やっぱり、面白みにかけるのと、ぶんだけ読んでて疲れてしまうなと思って。。。私みたいな、読解力が無い人はあまりいないかもしれないけど、でも、なるほどと、思える内容とか、やっぱりあったし、石橋さんがおっしゃる通りかなと、私は感じます。杉野さんファンなのです。

  6. なお より:

    私は杉野先生の講座を受けたことはありません。
    振替で講座を受けておけばよかったと後悔しています。
    とても刺激的な好奇心を刺激する内容だったんでしょうね。

    杉野先生が担当された講座は心理・傾聴・発話のどのあたりだったんでしょう。
    不思議なのは座学(講師の発信)多めでも傾聴・発話のスキルの獲得はできるんでしょうか。スキル獲得には兎に角練習だと思うのですが、練習時間は十分取れるんでしょうか。宿題は出ないと聞きましたが、語彙の獲得など十分できたのでしょうか。

  7. なお より:

    ここまでのコメントを読むと、私はマーベリック♪さんと同意見です。
    ずっとたつ先生の講座を受けてきました。
    傾聴・発話に関してはグループワークがキモだと思うので、基本講師の説明はシンプルでいいと考えます。ダイコミュの講座は自分から参加してなんぼでしょう。「無味乾燥」という人は受動的なのかしらと感じます。

  8. なお より:

    どっちがいいかの二者択一、ではなくていいとこ取りはできないものでしょうか。
    ダイコミュをよくするためのコメントなんですよね?

  9. やみちん より:

    私個人は、杉野先生の講義を受けた事がないので
    何とも言えませんが

    文面を読むかぎり
    テキスト通りもいいけど
    講座内容に対し、違った視点での解釈も聞きたい。
    そういうので新たな発見、解釈の仕方に柔軟性をつけたいというタイプの人にとっては
    オリジナリティは興味をそそられますね

    ちょっとの説明で練習すればと言う方もいらっしゃいますが
    講座内容(心理的な解説があるテキスト)に対し
    各講師による、解釈の多様性も大事だと思うのです
    こんな見方もあるという発見が出来るかもしれません

    それについては
    生徒のタイプによりけりですよね。
    無味乾燥を感じる人にとっては新鮮になるかもしれませんね

  10. やみちん より:

    各講師の
    講義スタイルの明記があれば生徒も選択しやすいのかもしれませんね

  11. まり より:

    あまり適切な表現でなかったら申し訳ないのですが、イシバシさんの発言の根底にある想いは、「杉野先生ロス」という一言に集約される気がします。
    要は、「杉野先生のようなオリジナリティあふれる授業が恋しい。それに比べると今の講師たちの授業はテキスト通りで無味乾燥だ」、ということですよね??(ちょっと乱暴な表現ですみません)

    でも、それって杉野先生がご退任された今は、ある程度仕方のないことではないでしょうか。

    杉野先生のような講師がいたことからすれば、ダイコミュが、オリジナリティある教授方法を抑える方針でないのは明らかかと思います。
    ただ、テキストに忠実にやるか、オリジナリティを加えるかというのは各講師の、(ダイコミュの基本的理念を損ねない範囲内での)自由裁量に任されているのではないでしょうか。
    また、どちらかというと経験の問題の方が大きいとも思います。
    講座を受け持ってまもない講師が、テキストを踏まえた上で、+αの価値ある授業を提供するのは、かなり難易度が高いでしょう。

  12. まり より:

    マーベリックさんやなおさんとの意見とつながりますが、
    ダイコミュ講座の本質は、人と生のやり取りを繰り返す中でコミュニケーションスキルを自ら学んでいくスタイルだと思います。
    したがって、大事なのはその人の意識であり、講師が誰であるかとかその教授スタイルというのは二次的な問題だと感じます。
    ダイコミュの本質を損ねない範囲であれば、講師はどんな創意工夫を凝らしても良いし、生徒側も、相性の合う先生を自ら選択して講座に臨めばいいのではと思いました。

    なんだか拡散した感じの意見になってしまいましたが(^_^;)、皆様のやり取りを見ていて思ったところを述べさせていただきました。

  13. いしばし より:

    皆さん 様々な意見をありがとうございます。
    結局のところ、僕の「個人的な感覚」については、まりさんがぴったり言い当てています。どちらかといえば、杉野先生のようなオリジナリティあふれる授業を望んでいます。

    もっとも、だからといって、テキスト中心の淡々とした授業がいけないとも思いません。

    結局、そのあたりは好みの問題になってくるわけです。

    「ダイコミュの本質」という言葉が出てきますが、「ダイコミュの本質」って、あらかじめ決まっているものなのでしょうか。そもそも、誰が決めるものなのでしょうか。川島先生でしょうか。生徒さんでしょうか。それとも、これから受講しようとする人たちでしょうか。
    多くの人が「ダイコミュ」にくるのは「コミュニケーション能力を向上させたい」という想いからであり、その想いだけは皆さんに共通していると思います。ただし、その想いを実現する手段は複数考えられると思います。

    コミュニケーションを学ぶ上で、とにかく生徒さん同士で意見を出し合うことを大切にしたいという生徒さんもいれば、先生に、新鮮な題材や視点を提供してもらいたいという生徒さんもいる。どちらが「本質であるべき」とも思いません。ある生徒さんにとって、コミュニケーション能力の向上に役立つ授業であったなら、その生徒さんにとっては、それこそが「本質」だとも言えるわけです。

    様々なニーズを持つ生徒さんがいたとして、どちらもダイコミュの大切なお客さんだと思います。その意味では、本当のことを言えば、生徒さんのニーズにあわせて複数のコースを作るのが最も理にかなっているとは感じます。
    ただし、コース別をいきなり作るのはむずかしいでしょう。

    当面は、
    ・コミュニケーション能力に資する(そして、ダイコミュで学ぶ基礎的内容と矛盾しない)のであれば、各講師に十分すぎるほどの自由裁量を認める(まあ、まりさんのおっしゃるとおり、ダイコミュが特定の教授方法を抑えるような狭量な方針をとっているとは考え難いですけどね)
    ・各講師のスタイルについて、十分な情報が生徒さんに伝わるようにする
    ・各講師のスタイルについて、川島先生が授業を十分に見学なさるなどして把握するように努める
    ・生徒さんからの意見やニーズが各講師と川島先生に十分に伝わるようにする
    というのがよろしいんじゃないでしょうか。

  14. たつ より:

    いしばしさん
    みなさま

    ご意見ありがとうございました♪
    ブログにて回答をさせて頂きました。

    http://direct-comm.hatenablog.com/entry/2017/04/07/133432

    現状ですが、ブログに書いたように、業界の事情もあり、
    ひとまずはオリジナリティはそこまで求めない方針です。

    ただし、将来的には当然、違いを出していくことは必須と考えています♪
    はやくそうなれる様に、運営を頑張りますね!

    生徒さんからのご意見について
    現状50%ぐらいの確率で改善できていると思いますので
    気がついたことはがんがんご意見くださいませ♪

    議論するの私も好きですしね!
    お待ちしています!

    • いしばし より:

      たつ先生

      ご返信遅れました(^^;;
      このたびは丁寧なご回答ありがとうございましたー。労働条件の確保と改善は確かに大切な課題ですものね。いろんな先生がのびのびと、自由にオリジナリティを発揮でき、多様なニーズをもつ生徒さんも満足する、講師のオリジナリティを踏まえて選べる、そんな環境にこれからなっていくであろうダイコミュを、陰ながら応援させていただきます(^^)

      ちなみに、餃子の王将、大好きです。ではでは、また何か思いついたらお言葉に甘えて投稿させていただきますm(_ _)m

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