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愛着障害の「精神医学上の診断」③

愛着障害の「精神医学上の診断」③

コラム②では愛着障害の歴史やどのような影響があるかを解説しましたが、今回はもう少し踏み込んでさらに詳しい定義をご紹介します。WHOが定める診断基準も載せていますので、当てはまる場合には愛着障害に疑いがあるでしょう。

愛着障害の性格な定義

愛着について不安定さが大きくなると「愛着障害」と呼ばれることがあります。詳しく定義すると

「母親をはじめとする養育者との間で、幼少期に安定した愛着を深める行動が断たれた事で引き起こされる、対人面や情緒面での問題症状」

とされます。精神科などで用いられる世界保健機関(WHO)が定める「ICD-10」の診断基準において診断基準が定義されています。簡単に要約すると

・5歳以前の発症
・対人関係の不安定さ
・感情の移り変わりが激しい
・他者とつながりを持とうとしない
 もしくは過剰に愛情を求める

などが挙げられます。診断基準は子どもを指していますが、大人になっても症状が続くことがあります。この症状は、幼児期の母子関係の不健康さから生じると言われており、自己肯定感の欠如、基本的信頼感の欠如など、人生を通して影響を与えると言われています。

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★対人関係に欠かせない要素。大人でも練習で愛着形成はできる

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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