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ロジカルシンキングの鍛え方,帰納法,演繹法

ロジカルシンキングの鍛え方,帰納法,演繹法

ロジカルシンキングコラム①では、超初級編として論理的思考の基本について概観していきました。目次は以下の通りです。

超初級(コラム1)
・論理の構成要素2つ
・結論先行を意識しよう
・根拠リサーチのコツ

初級(コラム2)
・ロジックツリーで整理
・MICEを習得しよう
・小見出しは超重要

中級(コラム3)
・主語と述語を具体的に
・帰納法を学ぼう
・演繹法を学ぼう

今回は、中級編として「論理的な主張のテクニック」について解説していきます。一歩先に進んだロジカルシンキングを身に着けていきましょう。

①主語・述語を具体的に

主語・述語がざっくりしていると…

ロジカルに主張するには、できる限り主語と述語を具体的にする必要があります。例えば、

・韓国人は
・日本人は
・男は

とざっくりした言葉を使うと、ロジックが破綻しやすくなります。なぜなら、「日本人は皆大人しい」といっても、すべての日本人が大人しいとは言えないからです。

日本人の中でも、「大人しい人」もいれば「騒がしい人」もいます。このように、主語がざっくりしているとロジカルシンキングがしにくくなってしまうのです。一方で、

・パクさんは
・川島達史は
・お兄さんは

という感じで具体的に主張すると、ロジカルシンキングがしやすくなります。主語が具体的であれば、論理の破綻が起きにくく筋の通った主張をしやすくなるのです。

主語・述語を具体的にする方法は動画でも解説しています。チャンネル登録をして下さると励みになります!

主語・述語の具体化トレーニング

それでは、主語・述語を具体的にするトレーニングにチャレンジしてみましょう。以下の内容をよりロジカルなものに転換してみてください。

1.アメリカ人はよくしゃべる

2.動物は苦手だ

3.運動は嫌い

 

解答例

1.アメリカ人はよくしゃべる
⇒友人のジェームズはよくしゃべる

2.動物が苦手だ
⇒犬が苦手だ

3.運動は嫌い
⇒体操は嫌い

ロジカルシンキングを鍛える

②帰納法(きのうほう)

帰納法の意味とは

ビジネスの世界では様々なロジカルシンキングの技術があります。その中でも有名なのが「帰納法」です。帰納法とは、以下のような意味になります。

推理・思考の手続きの一つ。個々の具体的な事柄から普遍的な法則を見つけ出そうとする論理的推論。

少しわかりにくいですね。。もう少しかみ砕いて説明すると以下のようになります。

事柄①猫は老いた
事柄②父も老いた
事柄③魚も老いた
結論:生物は老いる

といったように細かな事柄から、より広い事柄に展開していく思考法になります。

帰納法のトレーニング

それでは、帰納法のトレーニングに挑戦してみましょう。以下の主張を帰納法で行ってみてください。

1.成功の鍵は計画性だ

2.スポーツは精神面が重要だ

3.仕事では信頼が重要だ

 

解答例

1..成功の鍵は計画性だ

事柄①建築は計画性が大切だ
事柄②商品販売は計画性が鍵
事柄③イベントは計画性が鍵
結論:成功の鍵は計画性だ

2.スポーツは精神面が重要だ

事柄①クリロナはW杯で緊張で無得点
事柄②ゴルフで集中力を切らし負けた
事柄③プロ選手は精神面を強化する
結論:スポーツは精神面が重要だ

3.仕事では信頼が重要だ

事柄①異物混入でマック客激減
事柄②タレントは不倫で仕事激減
事柄③ミスで取引先と契約破綻
結論:仕事では信頼が重要だ

③演繹法(えんえきほう)

演繹法の意味とは

演繹法も帰納法と同じく、ロジカルシンキングの有名な技術の1つです。演繹法とは、以下のようなテクニックになります。

一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論。

例えば、

大前提:人間は老いる
小前提:私は人間である
結論:つまり私は老いる

といったように、広い前提から、より個々の問題に適応する思考法になります。

演繹法のトレーニング

それでは、演繹法のトレーニングにチャレンジしてみましょう。以下の主張を演繹法で行ってみてください。

1.商品販売は計画性が鍵だ

2.ゴルフでは精神面が重要だ

3.イベント業は信頼が重要だ

 

解答例

1.商品販売は計画性が鍵だ

大前提:ビジネス成功の鍵は計画性だ
小前提:商品販売はビジネスである
結論:商品販売は計画性が鍵だ

2.ゴルフでは精神面が重要だ

大前提:スポーツは精神面が重要だ
小前提:ゴルフはスポーツだ
結論:ゴルフでは精神面が重要だ

3.イベント業は信頼が重要だ

大前提:仕事では信頼が重要だ
小前提:イベント業は仕事だ
結論:イベント業は信頼が重要だ

ロジカルシンキングでまとめる

まとめ+お知らせ

まとめ

ロジカルシンキングを鍛えるには、主語や述語に注意したり、思考法を活用することが大切です。主語を絞ることで、より反論をされくい主張をすることができます。

また、帰納法や演繹法を使うことで自然と「ロジック=結論+根拠」の公式に沿って主張することができます。ぜひご紹介した実践して、ロジカルシンキングをトレーニングみてくださいね。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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