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コミュニケーション能力を伸ばす感情発話法

コミュニケーション能力-発話③感情発話法でボリュームUP

コミュニケーション能力-発話②では、発話の土台となる情報を整理する「5W発話法」を解説しました。5つの項目を基礎に、情報をまとめて会話にボリュームを出してくださいね。今回は「感情発話法」です。感情をプラスした会話で、楽しい雰囲気を作っていきましょう。

感情発話法とは?

感情発話法とは、発話に「どのように感じるかを織り交ぜて発話するコミュニケーション方法です。前回のコラムでご紹介した「5w 発話法」と組み合わせて使うと発話によるコミュニケーション能力をグッと伸ばすことができます。感情発話法とは?コミュニケーション能力UPを

まずは、次の2つの会話の例を見ていきましょう。いずれも、好きな食べ物についての会話です。

【パターン1】
聞き手
「好きな食べ物はなんですか?」
話し手
「私はラーメンが好きです。毎日1回は食べています。」

【パターン2】 
聞き手
「好きな食べ物はなんですか?」
話し手
「ラーメンにはまっていて毎日1回は食べています。人気店にも足をよく運びますが、自分流の味を自宅で食べるのも大好きです!

2つの会話例の違いが分かりますか。

【パターン1】
事実をベースに話を進めていますね。質問に対してしっかり状況を伝えてくれていますが、少し無機質な印象があります。

【パターン2】
事実に気持ちや感情を織り交ぜているので、発話の内容に面白そうだな~と感じられる印象はありませんか。

コミュニケーションでは、感情のやり取りをすることがとても大切で、面白みのある会話には必ず感情が織り交ぜられています。コミュニケーション能力を高めるには、感情や考え方が織り交ぜた会話がとても大切になります。

効果・メリット

会話に感情を織り交ぜていくと、
・発話に豊かさが出る
・相手が楽しい気持ちになる
・自己開示が安心感につながる
など、ポジティブな要素が生みだしてくれるため自分自身の幸福感にもつながります。発話が少し無機質だなー、面白みが欠けているかも…と思う方は、発話にぜひ取り入れてコミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。

2つのメリットでコミュニケーション能力を高める

感情質問でコミュニケーション能力UP

感情発話法を会話に取り入れる時のコツとして「自分へ感情質問法」をご紹介します。自分への感情質問とは、自分自身の中に聴き手を作り、その聴き手から自分に質問をしながら会話を続けていく方法です。具体的には「~と言うと」という質問を自分に投げかけながら、話を膨らませていきます。

例えば

・好きな食べ物は餃子です。(結論)
・美味しい餃子店に行ってから癖になりました。(きかっけ)
・1人で行くのはもちろん、友人と餃子旅行にも行きます。(いつ・だれと)
・自宅でもお店の味ができちゃうんですよ。(特徴)

  ↓

餃子旅行の思い出といえば? と言うと

  ↓

静岡の浜松餃子旅行では、1日5件くらいハシゴをしたんですが、あっさりしていておいしいから何皿でも食べられちゃいましたね。浜松にはドライブスルーできる餃子店もあったので、移動の車内でもみんなで食べてました。たっぷり食べたせいか、しばらくは体からニンニクの香りが抜けなかったんですよ(笑)

  ↓

餃子は全国どこでも食べられるけど、どこがオススメなの?と言うと

  ↓
  
○○さんは、好きな餃子店とか味がありますか?私は、隠れた味や新しい味が好きですね。最近は水餃子も人気ですよねー。・・・・

 

このように「~と言うと」という自分への質問から会話を作っていくイメージです。自分への感情質問から、感情を混ぜた発話をするには「感情」を表現する言葉をストックしておくと良いでしょう。

例えば
・夢
・希望
・うれしい
・欲しい
・楽しい
・ワクワクした
・おすすめ など

感情を表す言葉を増やしておくことで、感情質問がスムーズになりコミュニケーション能力を伸ばすことができますよ。感情発話法でコミュニケーション能力を伸ばそう

実践!感情質問を考えてみよう!

ここからは、練習問題で感情質問・感情発話法を取り組んでみましょう。

練習問題1
話し手
「好きな旅行先は沖縄です。年に3回は行ってスキューバーダイビングを楽しんでいます。」
自分への感情質問を3つ考えてみましょう。


解答例
・沖縄の名物と?と言うと
・いつ頃が一番いい時期なのか?と言うと
・スキューバーダイビングの魅力は?と言うと

練習問題2
話し手
「そうですね。最近は、仕事終わりにいくトレーニングジムが楽しみです。ストレス発散と筋トレになっておすすめですよ。」
自分への感情質問を3つ考えてみましょう。


解答例
・仕事の終わりの楽しみ?と言うと
・ストレス発散?と言うと
・最近のおすすめ?と言うと

コミュニケーション能力を伸ばす2つのポイント

言葉のストック+練習を!

感情発話法は、自分なりの感情や意見を入れることが必要です。そのため、ポジティブなフレーズのストックと慣れが必要です。繰り返しの練習をすることで、苦手意識が緩和されてコミュニケーション能力が伸びてくる実感があると思います。

次回は、コミュニケーション能力-発話④「具体例で会話が活き活き」を解説します。お楽しみに!