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あがり症診断で緊張しやすさをチェックしよう⑨

あがり症診断で緊張しやすさをチェックしよう⑨

あがり症の方は自分の緊張しやすさを客観的に把握できていないことが考えられます。そこで、定期的にこちらのあがり症簡易診断で自己チェックしておくことをお勧めしています。客観的な状況を知りたい方はご活用ください。

あがり症診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「あがり症診断」をしてみましょう。

あがり症診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
いい印象を与えようと気をつかう
2.
他者から評価されていることを意識する
3.
間違えないか不安になる
4.
失敗してしまうのが怖い
5.
悪い結果を予測してしまう
6.
人前で思うように行動できない
7.
頭が真っ白になることがある
8.
大事な場面で責任を感じる
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

あがり症診断について 注意事項
・当尺度は臨床心理士・精神保健福祉士・作業療法士の監修の元作成しました
・当尺度は医療的な診断を行うものではありません
・当尺度は、段階では予備調査の段階となります
・あくまで参考程度にご使用ください

以下は尺度作成についての、手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

尺度作成の趣旨

現代社会では、主にスマフォートフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から模索を始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、メンタルスの改善の迷路に迷い込む恐れがあるため、限られた時間の中で、ある程度簡易的に自分の状態を把握するコンテンツや診断が必要と考えています。

そこで弊社では、メンタルヘルスの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

 

尺度作成の条件

尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する

あがり症についての先行研究
①スポーツに焦点を当てた研究
日本におけるあがり症の研究は1980年代から徐々に増え、主にスポーツにおけるあがり症の研究が中心であった。いかに試合であがらずに力が発揮できるか。競技パフォーマンスを上げて、結果を出すためのメンタルトレーニングという視点での研究が多くある。

②包括的なあがり症の研究
2000年代に入ると、あがり症を包括的に捉える研究がなされ、あがり症とはどのような状態か?あがってしまう原因とは?といった問いに答える研究が増えている。例えば、状態については有光(1999)が、「自己不全感」「身体的不全感」「責任感」「生理的反応」などがあがり症経験として抽出されている。原因については、有光・今田(2001)によると「失敗不安」「責任感」「性格・感情」「不足感」「他者への意識」などを原因として挙げている。それ以外にも、自己意識や他者の評価などの社会的要素との関連が指摘されている研究もある。

以上のことから、あがり症とは「他者の評価を意識し、失敗への不安や責任感を感じて、自己不全感が生じる現象」と操作的に定義する。

 

尺度作成手順

① 尺度抽出について
あがり症に近接する4つの論文と、臨床心理士・精神保健福祉士・作業療法士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

 

参考文献
有光興記・今田寛(1999)状況と状況認知から見た“あがり症”経験―情動経験の特徴による分析― 心理学研究,70(1),30-37
有光興記(2001)「あがり症」のしろうと理論:「あがり症」喚起状況と原因帰属の関係 社会心理学研究,17(1),1-11
堤雅雄(2006)「あがり症」現象と自己意識―対人不安への予備的考察― 島根大学教育学部紀要,40,29-33
敦賀麻理子・鈴木直人(2007)“あがり症”経験の反復が心理的反応および精神生理学的反応に及ぼす影響 感情心理学研究,14(2),115-128

 

その結果、以下の項目が抽出された。

・相手にいい印象を与えようと気をつかう
・たくさんの人に見られていることを意識する
・大勢の人前にいることを意識する
・他者から評価されていることを意識する
・間違えないか不安になる
・常に失敗することを考えてしまう
・失敗してしまうのが怖い
・悪い結果を予測してしまう
・自分の思うように行動できなかった
・今まで覚えていたことが思い出せなかった
・頭が真っ白になった
・落ち着かない
・自分の行うことはとても重要なことだと思った
・失敗が許されないと思った
・大事なことだと責任を感じた

 

② KJ法によりグルーピングを行い
  4グループにまとめ、ラベリングを行った

 

他者意識
・相手にいい印象を与えようと気をつかう
・たくさんの人に見られていることを意識する
・大勢の人前にいることを意識する
・他者から評価されていることを意識する

 

失敗不安
・間違えないか不安になる
・常に失敗することを考えてしまう
・失敗してしまうのが怖い
・悪い結果を予測してしまう

 

不全感
・自分の思うように行動できなかった
・今まで覚えていたことが思い出せなかった
・頭が真っ白になった
・落ち着かない

 

責任
・自分の役割は責任があると感じた
・失敗が許されないと思った
・大事なことだと責任を感じた

 

③ WEB対応簡易型尺度とするため
  4グループ質問項目をそれぞれ2つの質問に削った
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は石橋の判断で選択した
     
・いい印象を与えようと気をつかう
・他者から評価されていることを意識する
・間違えないか不安になる
・失敗してしまうのが怖い
・悪い結果を予測してしまう
・人前で思うように行動できなかった
・頭が真っ白になった
・大事な場面で責任を感じる

 

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
  ・32~40
  ・22~31
  ・16~21
  ・8~15
  
の4段階とする。感情について優劣はないため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

診断結果

・かなりあがり症 34~40
*長所
あがり症傾向が強いと言えます。あがりやすい人は、自分がどう見られているかを良く気にするため、相手を不快にさせてしまうことは少ないと言えます。またあがり症であることは他者からすると、裏表のなさとして認識されることもあり、好感を持たれることもあるでしょう。人間関係の機微に富んだ方が多く、意外な気遣いを発揮することもあります。

 

*注意点
大事な場面であがってしまうことで、日常生活に支障が出てしまうこともあるかもしれません。人前に立つ仕事や、スポーツな4ど過度のあがりがマイナスになる環境にいる方は、上手にリラックスできる方法を見つけたり、不安を和らげる方法を試すことをおすすめします。かなり苦しい方は心療内科や精神科の受診も視野に入れても良いかもしれません。

 

・ややあがり症 28~33
*長所
あがり症傾向がやや強いと言えます。あがりやすい人は、自分がどう見られているかを良く気にするため、相手を不快にさせてしまうことは少ないと言えます。またあがり症であることは他者からすると、裏表のなさとして認識されることもあり、好感を持たれることもあるでしょう。人間関係の機微に富んだ方が多く、意外な気遣いを発揮することもあります。

 

*注意点
時折本番であがってしまい、普段通りのパフォーマンスが発揮できないことがあるかもしれません。現段階では大きな問題はないですが、本番前にリラックスできる方法や不安をやりすごす方法を試すことをおすすめします。

 

・健康的なあがり症 22~27
*長所
あがり症傾向は中程度で健康的な範囲内です。例えあがってしまったとしても、パフォーマンスには影響しにくく、うまくコントロールできている部分が多いでしょう。
あがり症はありますが、健康的な範囲内であり、比較的安定している方が多いでしょう。

*注意点
本番であがってしまうことは少ないですが、初めての場面には注意が必要かもしれません。あがり症はその場面に慣れることで、薄れていくという心理学的な研究結果もあります。場数を増やすことで解決できる方が多いかもしれません。また、リラックスする方法や不安のやり過ごし方を学ぶことで、パフォーマンスをさらに上げることができます。

・あがりに強い 8~21
*長所
あがりに強いと言えます。本番でも普段通りのパフォーマンスができているでしょう。大衆を前にしたり、プレッシャーのかかる場面でも動じることは少なく、人前に立つ仕事やスポーツに向いていると言えます。

*注意点
あがり症にくい人は私的自己意識が高いという研究もあります。私的自己意識とは自分の内面や感情に注意を向ける傾向のことです。自分の内面ばかりにとらわれるのではなく、時には周りを見渡すことも必要かもしれません。

あがり症(MAX 40)

あがり症(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、あがり症傾向であることを示しています。以下の基準を参考にしてください。若干男女差があり、女性の方があがりやすい傾向があるようです。

・34~40 かなりあがる
・28~33 あがりやすい
・22~27 ややあがる
・8~21   ない~ほぼなし

解説:精神保健福祉士 川島達史

 

あがり症(MAX 40)

あがり症(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。若年層ほどあがり症の傾向があり、年齢を重ねるごとに減少していく傾向があります。これは対人恐怖症傾向や対人不安でも同じ傾向があります。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

・34~40 あがり症傾向かなり強い
・28~33 あがり症傾向強い

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 奈良県 40 1
    2 新潟県 39 2
    3 岐阜県 38.2 5
    4 秋田県 36.77 13
    5 鳥取県 36.5 2
    5 愛媛県 36.5 2
    7 栃木県 36.33 9
    7 島根県 36.33 3
    9 徳島県 36 4
    10 長崎県 35.6 5
    11 群馬県 35.55 11
    12 高知県 35.33 3
    13 山形県 35.17 6
    14 三重県 35.1 10
    15 石川県 35 2
    16 香川県 34.75 4
    17 愛知県 34.63 19
    18 山口県 34.6 5
    19 福岡県 34.52 23
    20 沖縄県 34.43 7
    21 岡山県 34.33 3
    21 茨城県 34.33 9
    21 滋賀県 34.33 3
    24 京都府 34.3 10
    25 北海道 34.19 26
    26 東京都 33.98 65
    27 埼玉県 33.96 26
    28 青森県 33.7 10
    28 静岡県 33.7 10
    30 神奈川県 33.65 34
    31 千葉県 33.41 22
    32 宮崎県 33.33 3
    33 宮城県 33.25 12
    34 福島県 33.18 11
    35 岩手県 33.14 7
    36 鹿児島県 33.1 10
    37 兵庫県 32.57 23
    38 大阪府 32.47 45
    39 大分県 31.67 3
    40 長野県 31.64 11
    41 広島県 31.14 7
    42 福井県 30.67 3
    42 佐賀県 30.67 3
    44 山梨県 29.5 2
    45 熊本県 28.5 4
    46 和歌山県 26 1
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 茨城県 40 1
    1 愛媛県 40 1
    3 秋田県 39 8
    3 岐阜県 39 1
    5 新潟県 38 1
    6 鹿児島県 37.5 2
    7 滋賀県 37 1
    8 神奈川県 36.25 4
    9 山形県 36.2 5
    10 東京都 34.96 26
    11 高知県 34.5 2
    12 香川県 34.33 3
    13 北海道 34 9
    13 宮城県 34 3
    15 千葉県 33.8 5
    16 青森県 33.6 5
    17 愛知県 33.5 6
    18 岩手県 33.25 4
    19 石川県 33 1
    19 鳥取県 33 1
    19 福島県 33 9
    22 福岡県 32.83 6
    23 埼玉県 32.55 11
    24 長野県 32.5 2
    25 島根県 32 1
    25 三重県 32 1
    25 福井県 32 2
    25 長崎県 32 2
    29 大阪府 31.81 16
    30 京都府 31.67 3
    31 熊本県 31.5 2
    32 兵庫県 31.46 13
    33 群馬県 31.33 3
    34 静岡県 31 3
    34 大分県 31 2
    36 山梨県 29 1
    37 宮崎県 28 1
    38 山口県 27 1
    39 広島県 26.5 4
    40 和歌山県 26 1
    41 沖縄県 23 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 鳥取県 40 1
    1 奈良県 40 1
    1 新潟県 40 1
    4 島根県 38.5 2
    5 岐阜県 38 4
    5 長崎県 38 3
    7 広島県 37.33 3
    8 群馬県 37.13 8
    9 高知県 37 1
    9 石川県 37 1
    11 山口県 36.5 4
    12 沖縄県 36.33 6
    12 栃木県 36.33 9
    14 香川県 36 1
    14 徳島県 36 4
    14 宮崎県 36 2
    17 京都府 35.43 7
    18 福岡県 35.38 16
    19 愛知県 35.15 13
    20 埼玉県 35 15
    21 静岡県 34.86 7
    22 岡山県 34.33 3
    23 三重県 34.14 7
    24 兵庫県 34 10
    24 福島県 34 2
    26 北海道 33.94 16
    27 青森県 33.8 5
    28 茨城県 33.63 8
    28 長野県 33.63 8
    30 東京都 33.47 38
    31 千葉県 33.29 17
    32 神奈川県 33.24 29
    33 秋田県 33.2 5
    34 大分県 33 1
    34 宮城県 33 9
    34 岩手県 33 3
    34 愛媛県 33 1
    34 滋賀県 33 2
    39 大阪府 32.83 29
    40 鹿児島県 32 8
    41 佐賀県 30.67 3
    42 山梨県 30 1
    42 山形県 30 1
    44 福井県 28 1
    45 熊本県 25.5 2

2018年6月1日から集計を開始しました。現在、集計中です。ご協力ありがとうございます。統計データを現在集めているため、もし可能であれば拡散希望です。

*長所
あがり症傾向が強いと言えます。あがりやすい人は、自分がどう見られているかを良く気にするため、相手を不快にさせてしまうことが少ないと言えます。またあがり症であることは他者からすると、裏表のなさとして認識されることもあり、好感を持たれることもあるでしょう。人間関係の機微に富んだ方が多く、意外な気遣いを発揮することもあります。

*注意点
大事な場面であがってしまうことで、日常生活に支障が出てしまうこともあるかもしれません。人前に立つ仕事や、スポーツなど過度のあがりがマイナスになる環境にいる方は、上手にリラックスできる方法を見つけたり、不安を和らげる方法を試すことをおすすめします。当コラムで対策も解説しています。参考にしてみてください。

*長所
あがり症傾向がやや強いと言えます。あがりやすい人は、自分がどう見られているかを良く気にするため、相手を不快にさせてしまうことは少ないと言えます。またあがり症であることは他者からすると、裏表のなさとして認識されることもあり、好感を持たれることもあるでしょう。人間関係の機微に富んだ方が多く、意外な気遣いを発揮することもあります。

*注意点
時折本番であがってしまい、普段通りのパフォーマンスが発揮できないことがあるかもしれません。現段階では大きな問題はないですが、本番前にリラックスできる方法や不安をやりすごす方法を試すことをおすすめします。当コラムで対策も解説しています。参考にしてみてください。

*長所
あがり症傾向は中程度で健康的な範囲内です。例えあがってしまったとしても、パフォーマンスには影響しにくく、うまくコントロールできている部分が多いでしょう。あがり症はありますが、過度にプレッシャーがかかる場面以外では冷や汗や赤面などの身体的な症状が強く出ることはないでしょう。

*注意点
本番であがってしまったとしても健康的な範囲内です。しかし、初めての場面やプレッシャーが強く掛かるとパフォーマンスが低下する可能性がああります。あがり症はその場面に慣れることで、薄れていくという心理学的な研究結果もあります。場数を増やすことで解決できる方が多いかもしれません。また、リラックスする方法や不安のやり過ごし方を学ぶことで、パフォーマンスをさらに上げることができます。当コラムで対策も解説しています。参考にしてみてください。

*長所
あがりに強いと言えます。本番でも普段通りのパフォーマンスができているでしょう。大衆を前にしたり、プレッシャーのかかる場面でも動じることは少なく、人前に立つ仕事やスポーツに向いていると言えます。冷や汗や赤面などの身体的な症状が強く出ることも少ないでしょう。

*注意点
あがり症にくい人は私的自己意識が高いという研究もあります。私的自己意識とは自分の内面や感情に注意を向ける傾向のことです。自分の内面ばかりにとらわれるのではなく、時には周りを見渡すことも必要かもしれません。

 

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あなたの診断結果

いかがでしたか、思った以上にあがりやすいタイプだったという方もいれば、そんなに緊張しないタイプだった方もいると思います。自分の状態を客観的に知ることで、悩みの解決策が見つかったり、悩みそのものが小さくなることあります。

診断を受けてあがり症を克服したい!という気持ちを持たれた方は、これから当コラムでご紹介する対処法を学んで一緒に対策していきましょう。

コラムだけでなく心理の専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

目次

①克服方法を詳しく解説 ​
②研究「緊張する仕組み」
③「認知の歪み修正」
④「予測の見立て」
⑤「リラックス法」
⑥「開き直り法」
⑦病院で治療できる?
あがり症と漢方!
⑨あがり症診断しよう

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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