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コンプレックスを克服するリフレーミング法④

コンプレックスを克服するリフレーミング法④

リフレーミングとは、カウンセリングの中で問題解決を目標としたセラピーで主に用いられている技法です。具体的には、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで捉えなおすことを指します。

①コンプレックス
→自分は男性であるが、職場の中で160㎝代前半と一番背が低い。仕事は営業職である。

②リフレーミング
→親しみやすい。営業職としてそう見えるのは武器。
→子供との目線が近くなつかれる
→圧迫感が少ない
→糖尿病になりにくい
→背が低い人の気持ちがわかる

私たちはコンプレックスとして、何かが気になるとそのことばかりに気を取られてしまいます。そうするとそのコンプレックスがどんどん憎たらしいものとして感じられてしまうという悪循環になってきます。自分の悪いところを見直したり、そして悪い部分以外を見ていくことが大切なのです。

リフレーミングを練習しよう!

ここで、リフレーミングの練習問題に取り組んでみましょう。どんなコンプレックスでもほぼ間違いなくリフレーミングができます!ぜひチャレンジしてみてくださいね。

例外探しでコンプレックスを克服

練習問題
①みなさんが感じているコンプレックスを思い出してください。

 

 

②そのコンプレックスをリフレーミングしてみましょう

 

 

解答例
①コンプレックス
・姉より成績が悪く、勉強しても姉と同じような順位までいかない。

②リフレーミング
→勉強に一生懸命取り組めている自分は努力家。
→頑張った分だけ成果を出ている。
→近くに目標がある事で励みにしている。
→姉に勉強のやり方が聞ける。

 

①コンプレックス
・同期は活躍しているけど、自分にはチャンスがあまりなくて評価されていない。

②リフレーミング
→チャンスはまだもらえている。次回がある。
→プライベートを確保できる分、副業するチャンスがある。
→活躍する動機をお手本にできる。目標があるほうが良い。

 

①コンプレックス
・恋愛が苦手。飲み会でも異性の話を聞くばかり。上手に話せない。

②リフレーミング
→じっくり話せるから話しやすいと言われたことはある。
→少し変えるだけでかなり好印象にできる。
→気遣いで勝負しよう。

 

練習問題はいかがでしたか。私たちはコンプレックスばかりではなく、一人ひとりが長所や強みをたくさん持った存在です。しかし、自分では気づかなかったり気づいていても良い評価が出来ていないのです。「自分はだめだな…」と思った時、コンプレックスを強く感じたときには、違うフレームで自分を見つめてみてくださいね。

リフレーミングでコンプレックスを克服

コンプレックスは考え方次第で長所に

リフレーミングについて解説しました。いかがでしたか。コンプレックスで自信を持てないという時に、「リフレーミング」は効果的です。長所を発見するためにぜひ活用してみてくださいね。リフレーミングをすることで、自分自信のコンプレックスを自信に変える事もできますよ。

次回は、コンプレックスを克服する方法の2つ目「本棚セラピー」についてご紹介します。

★コインプレックスを強く感じた時には、リフレーミングで長所を見つけよう

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目次

①克服する4つの方法-専門家が解説
②コンプレックスの意味と種類
③コンプレックスを持つ心理学的な理由
④克服方法「リフレーミング」
⑤克服方法「私的自己意識」
⑥コンプレックスを克服する本棚セラピー
⑦心の防衛機制「昇華」とは
⑧診断で自分の状態を確かめよう

 

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
若島孔文(2011) ブリーフセラピー講義―太陽の法則が照らすクライアントの「輝く側面」  金剛出版
大野裕(2003)こころが晴れるノート:うつと不安の認知療法自習帳 創元社