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アイデンティティの意味や解決法を分かりやすく解説

アイデンティティ,意味


アイデンティティの意味やアイデンティティ拡散の解決法を丁寧に解説⑤

アイデンティティ拡散の対処法を確認

アイデンティティコラムも今回が最終回となります。これまでを振り帰りながらアイデンティティ拡散、アイデンティティ・クライシスへの対処法を確認していきましょう。

 

アイデンティティが確立できない問題

アイデンティティ確立に必要は2つの視点アイデンティティとは、様々な人とつながりを持てること「関係性」と、その関係性の中で自分が充実感を感じていられること「主体性」の2つの成分に分けられます。

そしてアイデンティティが確立できないデメリットとして、

・毎日が何となく充実しない
・他者と親密になれない

という点をご紹介しました。もしこの2点でお悩みならアイデンティティ・クライシスと捉えて、アイデンティティについて考えてみてもよいかもしれません。

3つの原因と具体的な解決策

アイデンティティが確立できない3つの原因と解決策アイデンティティが確立できない原因と解決策として3つ説明してきました。

1:自分へのメンタライゼーション
原因の1つ目「自分のことをあまり知らない」の解決策としてご紹介しました。

アイデンティティの確立には、自分の考えや感情に焦点をあてて、「自分がどう思っていたのだろうか?」「どう考えていたのだろうか?」と振り返ってみることが重要になります。

思い出しにくい場合には、
・何に困っているのか?
・なぜそれに困ってしまうのか?
という2つの視点から見ていくことが重要でしたね。

自分へのメンタライゼ―ションを練習問題を交えながらコラム②で紹介しています。ぜひ実践してみてくださいね。

2:自分の人生を振り返る
原因の2つ目「人生のできごとを自分なりに整理できていない」の解決策としてご紹介しました。

アイデンティティが確立できている状態とは、自分の人生を自分なりに上手く整理できている状態です。ライフチャートを使って振り返ってみましたね。ライフチャートを使うと、これまでの自分の人生でよかったことを思い出したり、悪かったと感じていたできごとを捉え直したりすることができます。私たちの人生は1つの物語のようなものなのです。

私たちのオリジナルな物語を整理していく事が、アイデンティティ確立に近づくことはもちろんアイデンティティ・クライシスを回避することにもなります。コラム③でライフチャートの事例と問題を紹介しています。まだの方はぜひ実践してみてくださいね。

3:相手へのメンタライゼ―ションを行う
メンタライゼーションとは、相手の考えや感情を読み取ろうとする努力のことです。アイデンティティが確立しづらい状態というのは、実は視野が狭くなり自分のことだけに意識が向く、自分中心な状態になっていることがしばしばあります。

この場合アイデンティティを確立するためには、自分中心の視点から抜け出す必要があります。自分中心の視点から抜け出す方法として、相手へのメンタライゼーションが有効な事コラム④でご紹介しました。

相手へのメンタライゼーションとは、相手へ意識を向けて、相手を思いやることを言います。意識して相手に目を向けて考えや感情を読み取ろうと努力すると、自分を捉える視点が変化します。そのため、思いがけない気づきが得られることがあります。

実はこの気づきがアイデンティティ確立の一番の早道であり、アイデンティティ・クライシスを回避する方法となります。

 

解決策を実践して、乗越えていこう!

アイデンティティクライシスにも対処アイデンティティについては、少し前に「自分探し病」という「自分らしさ」にこだわりすぎる若者が増加して社会問題となりました。しかし旅に出ても自分が見つかるわけではないと思います。いま置かれた状況で、周りの関わっている人を大切にしながら、何ができるかということを見出していくことでアイデンティティは必ずみつかり、アイデンティティ・クライシスも回避できます。

「アイデンティティが確立できない!」「自分のアイデンティティが分からない…」という方は、ぜひご紹介した解決法をヒントに、アイデンティティ・クライシスを乗り越えてみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

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解決策で確立を目指そう