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内向的な人のプラス面!向いてる職業は?③

内向的な人のプラス面!向いてる職業は?③

コラム②では、内向型とは何か?について解説していきました。エネルギーが内側に向かっている性格の持ち主のことを意味していましたね。

今回は、「内向的な人のプラス面」についてをお話していきます。

合理性が高い

これまで内向的な人は外向的な人に比べてネガティブな体験に注目しやすいことが報告されていました。 しかし、内向的な人の「よく考える」傾向には、光の側面もあることがわかっています。

川原・松岡(2007)らは、専門学校生・大学生・大学院生335人を対象に質問紙調査を実施しました。その結果、以下のように情報処理スタイルの違いが確認されました。

内向性群
合理性の尺度得点が直観性尺度得点よりも有意に高い

外向性群
直観性の尺度得点が合理性の尺度得点よりも有意に高い

この結果から、物事の情報処理の仕方に次のような違いがあることが分かりました。

内向型の人は
合理的に考える傾向がある

外向型の人は
直観的に処理する傾向がある

内向的な人は、ポジティブな面やネガティブな面をしっかりと合理的に判断するからこそネガティブな面にも注目し、外向的な人よりも思慮深くなるのかもしれませんね。

向いている職業

上記のように内向的な人は「合理性が高い」ことが強みなため、論理的思考が求められる以下のような職業が向いていると言えます。

1.研究職
新しい発見したり、原因と結果の関連性を証明したりと高度な論理力が必要とされるのが研究職です。徹底的に1つのことを探求する内向的な人は適職だと言えるでしょう。

2.エンジニア
何かを作り上げる作業は論理的思考が求められます。また、内向的な人は慎重に行動する傾向にあるため、細かい作業が得意なケースが多いです。

3.プロジェクト企画
企画職は商品やサービスが売れるかどうか、ロジカルに考える必要があります。どんな企画にすればコストを少なく、大きなリターンを得るのかを追求していきます。

4.文筆家
文章は論理展開や構成が大切なため、内向的な人の才能を十分に発揮できる職業だと言えます。コミュニケーションが苦手な人の中には、文章なら自分をさらけ出せる場合があります。電話よりもメールやラインの方が好きという方は適職かもしれません。

この4つの職業は、内向的な人の強みである「合理性」が求められるため向いている可能性が高いです。職業選択に迷っているという方は参考にしてみてくださいね。

内向的な人は合理性が高い

内向的な人というと、世間一般的には消極的なイメージがありますが、今回ご紹介したようにメリットも多く存在します。特に合理的に考えられる能力は、人生を通してプラスに働きます。

内向的という性格の悪い面だけを見るのではなく、プラス面マイナス面の両方を見たうえで、自分の理想像に近づくためのアクションを取っていきましょう。

次回は、内向的のマイナス面について紹介します。

★ 内向的な人は合理的が強み!

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目次

①思考の特徴・外向性との違い-概観
②内向的とは何か?特徴を解説
③プラス面!向いてる職業は?
④マイナス面「うつのリスク」あり
⑤内向的診断とチェック
⑥強みに変える「リフレーミング」
⑦「アサーション」で自己表現
⑧「ソーシャルスキル」で才能開花

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
川原正広, & 松岡和生. (2007). 外向型・内向型における注意機能特性と情報処理スタイルの関連性. 現代行動科学会誌, (23), 1-10.