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ネガティブ思考は問題解決力として活用できる!「じゃあどうする法」とは

ネガティブ思考は問題解決力として活用できる!「じゃあどうする法」とは⑥

コラム①ではネガティブ思考について解説していきました。重要な要素としては、「①リフレーミング法」「②脱中心化で客観視」「③認知の歪み」「④コラム法で整理」「⑤じゃあどうする法」の5つでしたね。

今回は「④じゃあどうする法」を解説していきます。当コラムは動画解説もあります♪チャンネル登録を頂けると励みになります。

ポジティブ思考ができない…

どうしてもポジティブが苦手な場合

ネガティブ思考を改善する王道は、やはりポジティブ思考に変換することです。状況をプラスに捉えることで、気持ちを立て直す方法は心理学でもある程度実証されています。

しかし、そうは言っても、ネガティブ思考な時に「前向きに考えよう」「成長の糧にしよう」などと考えようとしても、なかなか難しい場合がありますよね。無理やり自分の気持ちを変えようとするのは、ものすごく労力のかかることです。

ネガティブ思考

ネガティブ=問題解決力として活用!

そんな時に活用できるのが、「じゃあどうする法」です。これは、ネガティブ思考を変えようとせずに、問題解決の動機にしてしまうという方法です。

ネガティブ思考は裏を返せば、問題解決能力をとして捉えることができます。自分に対して問題意識を持ち、その解決策を考え、実行することでネガティブ思考を弱めていきます。つまり、「考え方」を変えられないのなら、「行動」を変えてみよう!とアプローチをかけていくわけです。

ネガティブ思考を改善しよう

それでは、じゃあどうする法の具体的なやり方を例題を交えてご紹介していきます。

例題
新入社員のタイスケさんは、上司から明日の朝礼で50人の前でスピーチをしてくれと指示がありました。タイスケさんはネガティブ思考で「スピーチなんてできない…」「失敗するに違いない」「恥をかくもしれない」という思考が沸き上がり、仕事に集中できなくなってしまいました。

ネガティブ思考

じゃあどうする?

 

ネガティブ思考

じゃあどうする?

 

ネガティブ思考

じゃあどうする?

解答例
ここで大切なのは、考え方を無理に変えようとしないことです。開き直ってOKなので、解決策を考えるようにしていきましょう。

ネガティブ思考
⇒「スピーチなんてできない…」

じゃあどうする?
⇒何度も練習してできるように
 しておこう。

 

ネガティブ思考
⇒「失敗するに違いない」

じゃあどうする?
⇒失敗しないように台本を
しっかり作っておこう。

 

ネガティブ思考
⇒「恥をかくもしれない」

じゃあどうする?
⇒ミスなどで恥をかいてもユーモアに
変えるように意識しよう。

このように、ポジティブ思考に変換できない場合は、「解決策」を考えることで、メンタルが安定していきます。ネガティブ思考はあらかじめ対策を練る原動力につながるのです。

練習問題で習得しよう

それでは、実際にネガティブ思考を改善する練習問題に取り組んでいきましょう。

練習問題
タロウさんは友人から誘われえて明日合コンに参加することになりました。しかし、タロウさんは女性と話した経験が乏しく、「嫌われるに違いない…」「絶対あがってしまうだろう」「僕に好意を抱く人なんていない」とネガティブ思考に陥り、夜も眠れない状態です。

ネガティブ思考

じゃあどうする?

 

ネガティブ思考

じゃあどうする?

 

ネガティブ思考

じゃあどうする?

解答例
ネガティブ思考
⇒「嫌われるに違いない…」

じゃあどうする?
⇒見た目はきれいにしていこう。
 出来る限り笑顔でいよう。

 

ネガティブ思考
⇒「絶対あがってしまうだろう」

じゃあどうする?
⇒あがってしまったら、トイレに行って
深呼吸しよう。無理に話さなくてOK、
話せる時に話そう。

 

ネガティブ思考
⇒「僕に好意を抱く人なんていない」

じゃあどうする?
⇒好意をむけられなくても、
 自分から好意を示していこう。

ネガティブ思考からポジティブへ

解決策でネガティブ思考を改善!

練習問題はいかがでしたか。ポジティブ思考になれない時は、無理に思考を変えようとしないことがコツです。ネガティブ思考が強い時は、「解決策」に結び付けることで考え方を変えなくても、不安を和らげることができます。そして、実際に行動してみると、意外と大丈夫だったりするものです。

ネガティブ思考をして、そのまま行動せずに回避してしまったら、「答え合わせ」ができません。つまり、ずっとネガティブ思考を頭の中に入れておくままになってしまいます。そのため、解決策を考えたら、実際にアクションを起こしていきましょう。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「ネガティブ思考」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!コラムの具体的な対処法を実践して、適度なネガティブ思考を手に入れて心と身体の健康状態を保ってくださいね。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

★ネガティブ思考は変えなくてもOK!「解決策」を考えよう

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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