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ショックを受けた時の対処法!回避行動の解決策

ショック


ショックを受けた時の対処法!恐怖や不安を軽減するワーク③

ショックを乗り越えよう!

コラム②では、ショックを乗り越える方法の1つ目「認知のゆがみを見つける」をご紹介しました。今回は、ショックを乗り越える方法の2つ目「7回唱えるワークでその場に居続ける」についてご紹介します。

 

回避行動は不安を拡大する

回避行動は不安を強めるショックな出来事を一度経験すると、その後関連する状況を避けたいと思ってしまいますよね。

例えば、
会社のプレゼン中に頭が真っ白になり、プレゼンで失敗した。

失敗以来人前で話す機会を避けるようになった。

部活中にミスをして怪我をした。

ミスをした場面を思い出し、同じような場面で体の力が抜けてしまう。

しかし、回避行動は、はじめよりも恐怖や不安を拡大させてしまいます。

7回唱えてその場に居続けよう!

ショックな状況を回避するクセを解消するために、「○○○の恐怖」と7回唱えるというワークがあります。 

「○○○の恐怖」と7回唱えるワークとは、恐怖や不安を感じたときに、その恐怖や不安の対象を口に出して、その場に居続ける練習をする方法です。

実際にどのような状況で使えばいいのかを例題とともにご紹介します。最後にワークがあるのでぜひやってみて下さい。

例題
AさんとBさんは、同じ会社で働く同僚です。入社以来なんでも話せる仲だったのですが、ある日Bさんが他の同僚にAさんの愚痴を言っていたことがAさんの耳に入りました。それ以来、Aさんは、Bさんに本音を語るのが怖くなり、うわべだけの付き合いになってしまいました。さらに、Aさんは、Bさん以外の同僚Cさんにも本音で接することが怖くなっています。

<Bさんに不信感を抱くAさんの問題>
・対人関係への不信感が高まっている。
・Cさんと話している時に、こんなこと話して大丈夫?と不安になる。
・Bさんが愚痴を言っていたと耳に入ったショックな場面を思い出す。

そこで、不安になる瞬間や、ショックな場面を思い出したときに、「裏切りの恐怖」7回唱えることにしました。ゆっくり唱えた後には、心のざわめきが落ち着くような感覚を感じました。Aさんは、このワークを続けるうちにだんだんと対人関係に不安を感じることが少なくなってきました。

<Aさんが感じたワークの効果> 
・BさんとCさんは違うと気づいた。
・恐怖や不安を感じても自分でコントロールできる自信がついた。

Aさんが経験したショックな出来事の事実は変化していません。しかし、Aさんが得た新な気づきや自信は、思考や行動を変化させました。

それでは、ワークをやってみましょう。

ワーク
Aさんの例を参考に自分のショックな場面に関連する怖いことや不安なことを言葉にしてみましょう。

→○○○の恐怖

解答した、その「○○○の恐怖」という言葉を、恐怖や不安を感じた時にゆっくり7回唱えてみましょう!唱えた後に深く深呼吸するとより効果的です。

 

ショックは安全な方法で回避行動を

安全な回避方法でショックを乗り越える練習問題はいかがでしたか?ショックな出来事を経験して以来回避行動に困っている人は、 過去や未来の不安や恐怖の中にいて意識は「いまここ」にないといわれています。この状態は、恐怖や不安からの回避なのです。そこで恐怖や不安を感じたときにいまここに居続ける状況をつくります。

自分の苦手な場面を回避するのは、悪いことではありません。しかし、その回避行動によって恐怖が拡大し、日常生活に影響を及ぼすと困りますよね。安全な方法で回避行動を変化させていくことで、乗り越えられないショックの恐怖や不安に気付くことができ、引き起こされていた回避行動が変化していくでしょう! 

次回は、ショックを乗り越える方法の3つ目「身体の緊張を緩めてリラックス」についてご紹介します。

★ ショックから回避しない!「○○○の恐怖」と7回唱えてその場に居続けよう!

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人間関係講座

*出典・参考文献
大嶋信頼 (2015).それ、あなたのトラウマちゃんのせいかも? あなただけの簡単な言葉を唱えるだけで、”いまここ”で楽になる!青山ライフ出版



7回唱えて深呼吸しよう