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ソーシャルサポートを得る方法

ソーシャルサポートを得る方法「コミュニティへの所属」⑤

コラム③では、ソーシャルサポートの身体的影響について解説していきました。疲労感や自立神経症状を和らげるなどのメリットがありましたね。

今回は、具体的にソーシャルサポートを得る方法についてご紹介していきます。

ソーシャルサポートと「所属」

ソーシャルサポートを得る上で一番に考える必要があるのが、「コミュニティへの所属」です。もし以下のような状況にある方は要注意です。

・独身で話し相手がゼロ
・一言も話さない日がある
・家族と会話する時間が取れない
・業務内容に会話が不要
 
このような状況にある方は、ソーシャルサポート不足であると推測されます。ソーシャルサポートとは、周りの方からの心理的・道具的な援助を意味するもので、コミュニティに所属することで得ることができます。そのため、適度な範囲内でコミュニティに所属することが大切です。

コミュ二ティの理想の数

ここで、あなたがいくつのコミュニティに所属しているかをカウントしましょう。ここで言う”コミュニティ”とは以下のように定義します。

<コミュニティの定義>
①3人以上の集まり

②月1回、1時間以上を集まる
③会話をする時間がある
 
これらを条件を満たす集団に属している場合は1と数えてください。

例えば、家族・仕事場・習い事・サークル・大学の同期・幼馴染の集まり・PTA・学生は学校の友達や部活・SNSの定期的なOFF会・行きつけのお店などですね。

コミュニティに所属している数は何個?

あなたが所属しているコミュティはいくつありますか?

最低3つ・理想は5つ以上

あなたが所属しているコミュニティはいくつでしたか?もしあなたが所属しているコミュニティが5つ以上でしたら、十分でしょう。ソーシャルサポートを得られやすい環境にあると考えられます。

5個以上の方:青色信号
3~4個の方 :黄色信号
2個以下の方:赤色信号

と考えると良いと思います。

コミュニティは3か所あれば、1か所でトラブルが起きてもまだ2か所所属していることになるので他のコミュニティでサポートが効きます。

しかし、2か所ですと、1か所の失敗が大きすぎるため、依存的になりやすく、人間関係の問題が深刻化しやすくなります。そのため、最低でも3か所のコミュニティへの所属を推奨しています。

コミュニティの探し方

それでは具体的にコミュニティを増やしてソーシャルサポートを得るにはどうすればいいのでしょうか?現代社会はこれだけ多くの人々がいるのに、意外と所属できるコミュニティを探すのに苦労される方が多いです。

お仕事や家庭が円満であればベストですが、なかなかそうはいかないのも現実だと思います。そこで講師からいくつか提案させていただきます。

*動画解説もあります!テキストがお好みな方は動画を飛ばしてご覧ください♪(ご覧いただいた方はチャンネル登録を頂けると励みになります(^^)

①ネット活用
メジャーな方法としては、趣味のサークルなどが考えられます。現在はインターネットで検索すると、様々な趣味サークルを検索することができます。まずは自分の趣味などをベースとして、一度出向いてみると良いでしょう。趣味の社会人サークルやコミュニティ付きのSNSなどはおすすめです。

②行きやすい地元コミュニティ
また行きやすい地元のバーやボランティア活動などもおすすめです。通う頻度が多ければ、関係も深まりソーシャルサポートも得やすくなるでしょう。

ネット経由のコミュニティはアクセスのしやすさに欠けますが、地元のコミュニティは参加しやすいのが魅力ですね。私自身は麻雀が好きなので、行きつけの雀荘によく顔を出しています。ちなみに弊社のコミュニケーション講座も、かなりコミュニティとしてアクセスしやすいのでぜひいらっしゃってください笑 宣伝するな!と言われそうですが(^^;

③目的ベースのコミュニティ

目的ベースのコミュニティとは仕事や社会的活動を通したコミュニティです。例えば、現在では副業が活性化している時代です。かつ残業時間が少なくなってきています。あなたのスキルを欲しがっている起業家や会社は存在すると思います。

例えば、SNSに登録して、関連がありそうなアカウントに売り込んでみたり、自分の専門知識をブログやユーチューブで発信して、お仕事募集中!と記載するなど様々なやり方があると思います。

またビジネス以外でも、社会をより良くしようと奮闘している団体は意外と多いものです。そのような活動を通してソーシャルサポートを享受し合えるようなコミュニティもいいかもしれないですね。

*注意点

流動性が高く、集まる頻度が3か月に1回のようなコミュニティはうわべになりがちなのでお勧めできません。自分らしくいられないコミュニティに無理して所属しても苦しくなるだけです。同じ趣味や目的などを共有できるコミュニティを探すと良いでしょう。

コミュニティに所属して孤独感を緩和しよう

所属でソーシャルサポート!

新しいコミュニティに所属するというのはとても神経を使うと思います。ソーシャルサポートが少ないときは、会話に慣れていないことが多く、緊張の連続だと思います。

しかし、最初にこの緊張を乗り越え、新しい人間関係を築くことができると、結果的にソーシャルサポートが得られるようになり安定した社会生活を送れるようになります。ぜひ、ご自身に合ったコミュニティを見つけてみてください。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「ソーシャルサポート」コラムにお付き合いしていただき、本当にありがとうございました!悩みごとがあったときは、1人でもいいので自分から助けを求めるアクションを起こしてくださいね。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

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人間関係講座

目次

①心理学の定義や効果を概観
②意味と定義をわかりやすく解説
③心理的影響!自分が好きになれる?
④身体的影響!疲労に効く可能性アリ
⑤「コミュニティへの所属」

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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