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アンガーマネジメントするコツを練習問題で確認しよう

アンガーマネジメント


アンガーマネジメントのコツを知ろう②

コラム①では、怒りの対処法アンガーマネジメントが上手くできない原因と解決策について述べました。アンガーマネジメントできない原因は「①怒りに気づいていない」「②自分のせいにしてしまう」「③衝動的になってしまう」の3タイプでしたね。

今回はアンガーマネジメントがうまくできない原因の1つ目「怒りに気づいていない」場合について、詳しく述べていきます。

アンガーマネジメントに必要な事とは?

「感情」とは、ごく自然に湧いてくるもので、心のありようを表したり、心のサインという事も出来ます。喜怒哀楽の中でもとりわけ“怒り”が他人に及ぼす影響が大きいですが、“怒り”自体の問題ではなく、表現方法によって関係を変えられるということなのです。

では自分の怒りに気づいていない場合、どんなことが起こりやすくなるでしょうか。まりさんの例を見ていきましょう。

まりさんの事例
「いつも気遣いのあるまりさん、友人とぶつかることはほとんどありません。友人はまりさんを頼り、悩み相談をよくしています。まりさんも、相手を励ますことに全神経を集中させています。でも最近、思わぬことが起きました。なぜか相手の話にイライラし、友人を責めて電話を切ってしまったのです。まりさんは、そうなった自分が信じられない思いでした。」

まりさんの事例のように、怒りの理由がよくわからないと人間関係で上手くいかない場面も出てきます。

このような怒りをアンガーマネジメントするために、まずは怒りの本来の理由を知ることが大切です。

怒りの本来の理由を知ろう

アンガーマネジメントするために、怒りの本来の理由を知るために練習問題に取り組んでみましょう!

問題
あなたはこんな場面に出くわしたら、どのように感じますか?
「モヤモヤ」「イライラ」「ハラハラ」の3つから、どの感情が当てはまるかを考えてみましょう!

問1 残業を持ち帰っている時に、友達の世間話で電話が長く、切ろうとしない。    
問2 病院の会計で並んでいるのに、どんどん抜かされてゆく。
問3 友人のフェイスブックに参加しようとしたら、ブロックされていた。 

 

解答
問1 残業を持ち帰っているときに、友達の世間話で電話が長く、切ろうとしない。
⇒聞いてあげないといけないかしら。(あ~、時間がなくなる…)     
イライラ

問2 病院の会計で並んでいるのに、どんどん抜かされてゆく。
⇒正しい位置に並んでいるのに。(え~っ、なぜ会計の人は気づかないの?)
ハラハラ

問3友人のフェイスブックに参加しようとしたら、ブロックされていた。 
⇒私のこと、一番の親友と言っていたのに。(なんで?なんで?)     
モヤモヤ

イライラ・ハラハラ・モヤモヤに気づいていますか?

「イライラ」「ハラハラ」「モヤモヤ」の感情に気づいていない場合、本来感じている“怒り”が、心の中に火種としてくすぶり続けます。それは何かの拍子に形を変えた怒り(いやみ・皮肉・批判)となり、対人関係の中で再現されてしまいます。

・怒りについて思い当たる事は無いか?
・何かに怒っている?
・怒りがたまっている?
と、自分に聞いてみる練習をしてみましょう。そして対策としては、

・今の感情を、時々立ち止まって考える
・気の許せる人に自分の負の感情を伝える
・誰もが怒る=自分も怒ることを受け入れる
ことが大切です。

このように意識することは、自分の本来の怒りを知ることとなり、気持ちのコントロール(アンガーマネジメント)がしやすくなります。自分の中で怒りを膨らませてしまうことも、思わず相手を傷つけることも減り、心地よい関係を結ぶことができるようになります。

次回は、アンガーマネジメントが上手くできない原因の1つ「自分のせいにしてしまう」についてお伝えします。次回もお楽しみに!!

★アンガーマネジメントは怒りの本来の理由を知る事から
★怒りを知る練習問題でアンガーマネジメントを
★アンガーマネジメントが身につくと、関係が楽になる


練習問題で怒りに気づいていきましょう