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励ますのが下手!を解消するには相手目線で考えよう

励ますのが下手!を解消する方法「相手の立場で考える」④

励ますコツは相手の立場で考える

コラム③では、視野を広げて励ます「リフレーミング法」について考えました。今回は、励ます力を伸ばす3つ目「相手の立場になって褒める」についてのコラムです。相手の立場で励ます3つの方法をご紹介します。練習問題に取り組みながら、励ます技術を高めてきましょう!

 

自分基準で励ますことの問題点

いざ、部下や友人を励ます時に、
「励ます言葉が思いつかない…」
といった経験はありませんか。励ます時に何を言ったらいいか悩んでしまう人は、自分の高い基準で相手を見てしまっている可能性があります。つい相手の至らない点に目が行ってしまい、ポジティブな表現が出てこないのです。。

自分より経験の部下や後輩が相手なら、尚更「欠点」や「未熟さ」が目に入ってくるのはごく自然なことです。そのため、励ます言葉も出てこなくなります。

自分が認めない限り励ますこともしない基準では、いつまでも後輩や部下が成長しません。励ます力を延ばす一番大事なポイントは「相手の立場で励ます」ことです。自分を基準せずに、相手がどんな経験したのか、何ができるようになったのかを意識して、少しの成長でもを徹底的に励ますことがコツです。

 

相手の立場で励ます3つの方法

とはいえ、相手の立場で考えるのは難しい・・・という声が聞こえて来そうですね。そこで「相手の立場で励ます方法」について具体的に3つのポイントをご紹介します。

①「自分尺度」を捨てる
まずは、自分が持っている「ものさし」を一旦忘れてみましょう。自分なら簡単にできる・・・俺はこのやり方でやってきた・・・という基準や経験は、相手にとって「自慢」に聞こえてしまうことがあります。自分のものさしを捨てることで、相手の良い部分、成長させてあげたいポイントに気づきやすくなります。このとき名言風に自分なりのフレーズを作っておくとやりやすいです。


「一人として同じ人間はいない」
「自分を外から見て、他人を内から見よう」

②励ます言葉辞典を作ろう
励ますフレーズは普段から見つけておくことが重要です。
  〇〇くんを励ます言葉辞典
をつくって、何かを励ます言葉を思いついた時に書き込んでおくのです。次に相手の小さな成功体験や、努力を探しましょう。思いつく限り書いてみてください。

③しっかり伝える
実際に励ます時は、しっかと相手の目を見て励ますことが大事です。とりあえず励ましておこう、ではなく心から相手の成功を祈っていると伝えることが重要です。何を言うかも大切ですが、目線やボディタッチなどの言葉以外の部分を意識することで、相手の心を打つことができます。また、自分の中で「定期的に誰かを励ます!」というルールを作っておくのもオススメです。会社なら部下や後輩と月1回の面談するという決まりを作ってもいいでしょう。

相手の立場で励ます練習!

ここで、考える手順を振り返りましょう!
① 自分の物差しを捨てる 名言を作る
   ↓
②成功体験や経験を書き出す
   ↓
③ 目を見て気持ちを伝える

では、練習問題で実際にやってみましょう。

練習問題1
まずは例文を読んで、3つのコツに取り組んで見てください。

(例文)

あなたの会社のA君は、今年の4月に入社したばかりの新人です。会話に自信がなく、新しい環境が苦手なため、職場で一人になりがちという問題がありました。3か月後、だいぶ自分を打ち明けられるようになり、孤立することも少なくなりましたが、A君自身はまだコミュニケーションに悩んでいるようです。この例文から、A君を励ます言葉を一緒に考えていきましょう。(だれか想像しながら設定を変更してもOkです!)

① 自分の物差しを捨てる 名言を作る

   
②成功体験や経験を書き出す

   
③ 目を見て気持ちを伝える

 

解答例
① 自分の物差しを捨てる 名言を作る
⇒だいぶ人と関われるようになったけど、まだ孤独を感じているな部分があるかもしれない
「自分の頬をつねって人の痛みに気づけ」
   
②成功体験や経験を書き出す
⇒・新しい人に話しかけた
 ・雑談場面で談笑が増えた
 ・上司に質問した
   
③ 目を見て気持ちを伝える
⇒だいぶ慣れてきた?最近、よく馴染めてきたように見えるよ。新しい人に積極的に話しかけたり、談笑も増えたし、まだ少し慣れない部分もあるかもしれないけど、その調子でいれば仕事の人間関係で悩むことも少なくなると思う(相手の目をみながら)

 

練習問題2
家族や友人、同僚など、あなたの身近な人を一人決めて励ましてみましょう。

① 自分の物差しを捨てる 名言を作る

   
②成功体験や経験を書き出す

   
③ 目を見て気持ちを伝える
⇒実際にはいないので頭の中でイメージしてみましょう!

 

解答例
① 自分の物差しを捨てる 名言を作る
⇒自分より先に友人に彼女ができた、くやしいが二人の今後を励まそう
「ライバルは勝ち負けではなく、支え合うもの」
   
②成功体験や経験を書き出す
⇒・告白したこと
 ・何度も合コンに行っていた
 ・フラれたこともあった
   
③ 目を見て気持ちを伝える
⇒うわー先越されたよ~。でも、あれだけ合コン言ったりしてチャレンジしてたら、そりゃ良い人に出会える機会も増えるだろうな。フラれたことも乗り越えて行動できたのはすごい。これから関係を大切していって、応援しているよ。

相手目線で励まそう!

相手の立場で励ます練習問題はいかがでしたか。すぐには思いつかなった人もいるかもしれませんが、実践を積み重ねることで少しづつできるようになっていきます。自分のペースで励ます力を伸ばしていきましょう!

今回は励ます技術を高める「相手の立場で励ます」について解説しました。まずは相手の状況を確認して、相手を感じていることを想像して見ましょう。そして、誰にでもポジティブ点があることを理解しておくことが大切です。自然と相手の良い点に目を向けることができたれば、あなたの励ます力が伸ばすことも出来るでしょう。

次回は、励ますコラムのまとめとしてお伝えしてきたポイントをご紹介していきます。一緒に確認していきましょう!

★励ます時は「ものさしを捨てる」「書き出す」「しっかり伝える」を意識しよう

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相手の立場で考えて励ますことが大切