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ムカつく感情を正しく抑えて人間関係を円滑に

ムカつく感情の正しい抑え方!人間関係を円滑に⑥

4つの方法でムカつく感情のコントロールを

今回が「ムカつく」コラムの最後です。ここまで5回のコラムでお伝えしたムカつく感情のコントロールについておさらいしていきます。一緒に確認していきましょう。コラム①では、怒りの問題として、以下の4つをご紹介しました。

・ムカつく気持ちで冷静になれない
・他人を責める考え方
・衝動に駆られてしまう
・断り方がわからない

怒りのままに感情を表現してしまうと、相手を攻撃したり、人間関係が険悪なムードになる可能性があるので、ムカつく気持ちをコントロールすることが重要です。さらに、怒ることは、身体的、心理的にもネガティブに働き、相手のことを「ムカつく!」と思った場合は特に気を付けなければなりませんでしたね。

ムカつく感情をコントロールする4つの方法

コラム②③④⑤では、怒りが制御不能になってしまう原因とその対処方法についてご紹介しました。

1. ムカつく気持ちの客観視
ムカつく気持ちをコントロールできていない時の原因の1つ目「無自覚な怒り」の対処法を紹介しました。

本来、感じているイライラ、不快感、モヤモヤに気付いていないと、ムカつくことばかりに目が行きがちになり、知らず知らずのうちにストレスをため込んでしまいます。そんなときは、まずは自分の感情に気づき観察することが大切でした。今の心の中にある感情を、時々立ち止まって認識することを心がけましょう。

自分のムカつく気持ちに気づくことができるようになると、その対策や解決法も見えてきます。コラム②で練習問題を交えてムカつく感情のコントロールのコツを詳しくご紹介しています。

2. 他責思考を柔らかい思考へ
ムカつく感情をコントロールできない時の原因の2つ目「結果を他責にしてしまう」の対処法を紹介しました。

怒りを感じた時、つい他人を責めてしまうと円滑な人間関係を築けなくなり、コミュニケーションも険悪なものになってしまいます。認知行動療法で、自分の“考え方や捉え方のクセ”に気づき、柔軟な考え方に変えていく方法がありました。

自分の思考パターンをまだ把握できていない方はコラム③の他責思考の問題にチャレンジして、ムカつく感情のコントロールについて考えてみてくださいね。

3. 衝動的な怒りは深呼吸で改善
ムカつく感情をコントロールできていない時の原因の3つ目「衝動に駆られてしまう」の対処法を紹介しました。

衝動的な怒りは、対人関係にマイナスな影響を与えることがほとんどです。「ムカつくな!」と感じた時、コントロールが効かなくなり、暴言、暴力など話し合いではなく、相手を攻撃することで怒りを発散してしまいます。そんな衝動的な怒りの背後には不安や自信のなさ、辛さ、悲しさなどが隠れてはいませんか?

コラム④では、感情のコントロールに効果的な呼吸方法を4つご紹介しましたね。

衝動的な怒りへの対処法
・6秒待つ(ひと呼吸置く)
・タイミングを変える(腹式呼吸)
・怒りの原因を見つける
・つい怒ってしまった時の対処法

以上を意識してムカつく感情とうまく付き合っていきましょう。

4. 断り方がわからない
ムカつく感情をコントロールできない時の原因の4つ目「断り方がわからない」の対処法を紹介しました。

苦手な人からの誘いを断れずに、我慢して参加することは想像以上にストレスがかかります。こうした状態を繰り返してしまうと、いずれイライラが抑えられなくなり「あぁムカつく!」と爆発してしまう恐れがあります。

断るのが苦手でつい誘いに乗ってしまいがちな人はコラム⑤でお伝えした、3つの断り方を参考にして上手い断り方の例を身に付けましょう。

怒りのコントロールで人間関係が円滑に

「ムカつく」コラムでは、診断によって怒りをタイプ別に分け、正しい抑え方およびコントロール法について解説してきました。怒りをどのように表現するか、誰もが一度は悩むところです。

“怒り”はアドレナリンという脳内物質によって、行動力や集中力を高めてくれます。しかし、そのパワーを相手に対する攻撃として使ってしまうことが多々あります。怒りは 溜め込まずに“適切に外に”出してゆくことが大切です。

ムカつく感情のコントロールに取り組み、自分の怒り方が適切かどうか振り返っていただくことで、自分の意見を相手に伝え、対等な人間関係や和やかなコミュニケーションを築いていただけることと思います。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「ムカつく」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!これからの人生、自分の中の怒りと上手に付き合っていくことができれば、仕事でもプライベートでも、よりコミュニケーションが円滑になります。

また、衝動的になって後悔することも少なくなるでしょう。まずは、ご紹介した対処法や練習問題をやりながら、日常生活の中で意識してみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

★ムカつく!と思ったら、呼吸し自覚し、考え方を柔軟に
人間関係講座
 

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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