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共感力を高めるテクニック

シンパシーを示すテクニック「自分の話をする」⑩

コラム①ではシンパシーについて概観していきました。シンパシーを鍛える方法としては、「①基本のオウム返し」「②感情の明確化」「③質問の考え方」「④非言語の読む」「⑤いったん相手になる」「⑥考え方を発見⇒共感法」「⑦励まし方のコツ」「⑧自分の話しをする」の8つでしたね。

今回は、「⑧自分の話をする」について解説していきます。

自己開示で理解を誘う

悩みを打ち明けることは、自分の深い部分をさらけ出すをことになります。そこで、自分の体験談を交えて相手の悩みに寄り添うことができれば、深いシンパシーを感じることができます。例えば、相手が以下のように悩みを打ち明けてくれたとします。

「このまえの会議で意見を求められたんだけど、
頭が真っ白になって何も言えなかったんだ・・・頑張って話そう!
と思うほど緊張しちゃって20秒ぐらい固まっちゃった。
ああ・・・もう評価ガタ落ちだよ・・・つらい・・」

この時、ただ相手を元気づけるだけでなく自己開示を交えることで、相手にシンパシーを示すことができます。例としては、以下のように返していくと良いでしょう。

「急に意見を求められると困るよね。
僕も以前、しどろもどろになった
経験があるので、めちゃめちゃわかる!」

人は自分だけの不幸を感じると、ひどくショックを受けたり、不安になったりします。そこで、「あなただけじゃないよ」という意味で自己開示を入れることで、相手にシンパシーを示すことができるだけでなく、安心感も与えることができます。

共感力 高める

練習問題

それでは自己開示を使って相手にシンパシーを示す練習問題に取り組んで見ましょう。以下に悩みをもらした人の例を挙げていきますので、自分の話を交えてシンパシーを示してみてください。

問題1

いつもミスばかりして情けない気持ちになるよ。
はぁ…明日も仕事か。

解決策

自己開示をして共感する
⇒「確かにミスばかりすると落ち込むよね。
私も最初は失敗ばかりでよく叱られた。
もっと仕事ができたらなと思っちゃうよね。」

問題2

昨日を彼女に別れようと言われた。大好きだったのにもう会えないと
思うとショックで何も手につかないな。

 

解決策

自己開示をして共感する
⇒「大好きであるほどつらいよね。僕もプロポーズする
予定だった人に振られて、落ち込んだ経験があるよ。そんな時は、
相手のことで頭がいっぱいだよね。」

シンパシーは「励まし」が大切

練習問題はいかがでしたか。相手の気持ちに対して自己開示をすることで、「1人じゃないんだ」と感じさせることができます。自分が同じような状況を経験していれば、そこから相手に共感するようにしましょう。過去の体験で、誰かの心が救われることもありますよ。

専門家の講義を受けたい方へ

最後に、これまで「シンパシー」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!シンパシーを感じるということは、「自分とは違う考えも尊重する」ことにつながります。

その結果、周りから信頼されることが多くなります。まずは、ご紹介したシンパシーを高める方法や練習問題を使ってトレーニングしてみてください。

そして、専門家から直接学びたい!という方は良かったら私たち臨床心理士・精神保健福祉士が開催している、コミュニケーション教室への参加をおススメしています。

コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

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目次

①シンパシー‐概観
②簡易診断でチェック
③「オウム返しの基本」
④「感情の明確化」
⑤「質問の作り方」
⑥非言語の読み取り
⑦いったん相手になる
⑧考え方を発見⇒共感法
⑨「励まし方のコツ」
⑩「自分の話をする」

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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