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対人緊張が強い方へ、克服・自助グループを開催中,カウンセリングで症状の対策

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深い人間関係を通して成長していこう

グループカウンセリング③
~グループカウンセリングはどんな人に有効か?~

グループカウンセリングのファシリテーター大川ふみのイラスト

センター試験がおわりましたね。
(1/20執筆・・・)

私はこのセンター試験という言葉を聞くと、
なぜか冬本番という気持ちになるのですが、皆さんはどうですか?
連日さむいですね。鼻うがいをしてインフルエンザ予防をしましょう!
しかしあれって効果があるんでしょうか?疑問がのこりますが・・。

さて、前回のコラムでは、
「グループカウンセリング(エンカウンターグループ)」が
生まれた時の社会状況について概観しました。
1960年代のアメリカという世界の変革期にあって、
「グループカウンセリング」は自然発生的生まれていった、
ということでしたよね。こんな有名な話があります。

プラッツという内科医が、病院で結核患者の治療をしていました。
その頃の結核は、治療薬も見つかっておらず、
厳しい療養生活を送ることでしか改善が見込めなかった病気です。
しかしプラッツ先生は忙しくて、結核患者の療養指導を一人ひとり行うことができなかった。
面倒くさいので(?) 患者を集めてグループで結核の療養指導を行ったそうです。
そうすると、今までまったく療養指導を守らなかった患者たちが、きちんと指導を守るようになった。
つらい療養を続けるようになったというのです。面白いですよね。

この結核患者のグループには、一人でやるにはつらい療養指導も、
「仲間も頑張っているのだから」という気持ちで続けていくことができる。

「こんな風に工夫すればいいのか」という情報収集や、
かしこい療養のモデルを見つけることができる、
という利点があったのだと推測できます。
そしてこのグループには、集団=グループであるからこそ、
つらい生活を送る個人を「支える」機能があったのでしょう。
この機能こそ、「グループカウンセリング」の
大きな特徴になるのではないかと私は思っています。

現代人がこの複雑な社会に生き続けていくことは、本当に大変なことです。
会社に入れば、気の合わない上司と上手くやっていかなくてはならない。
同僚にも気を使わなければならない。
様々な人とのコミュニケーションを
取って仕事をしなくてはなりません。学生さんも同じですよね。

人間関係は、実は、とってもしんどい事です。
「みんな仲良く」とか「みんなで力を合わせて」とか、
そんなことは奇跡に近いことなんだと私は思います。

このコラムを読んでいる人の中には、
対人関係において自信がなくなってしまったり、
違和感や疎外感を感じている人もいると思います。

対人関係に自信がない人のイラスト

でも、それは当たり前のことです。
そう感じて当たり前なのです。
日常生活には嫌な刺激が溢れているし、
一番の嫌悪刺激は人間なのですから。

「人と関わることが怖い」、しかし
「そういう思いがありつつも生きていかなくてはならない」・・・

それが人間関係であり、
いわゆる人生ということなのだと私は思っています。
グループカウンセリングでは、メンバーさん同士に
親密な交流をして頂くことが多くなると思います。
グループ内での交流が活発になると、
互いの繋がりは日常生活では体験することが
難しいような深いものになっていくと思います。

「人と関わることが怖い」という思いを抱えつつ、
「それでも関わっていく」という体験を通じて初めて、
人に対して素直になれたり、他人を認められたり、
人が好きになれたりすることができるのだと思います。

私はファシリテーターとして、「グループカウンセリング」には是非、
そんな思いを持っている方が参加して
もらえると良いと思っています。

安心できる場所で信頼できる仲間達と一緒にいる様子をイメージしたイラスト


対人緊張を緩めるには、自助グループカウンセリングで
症状の対策を立てましょう。しっかりと克服する方もいます。
1度後相談ください