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前頭連合野

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前頭連合野(Frontal Association Cortex)

前頭連合野とは情動のコントロールや、論理的な判断、将来の予測や、判断、計画の立案を行う部分のことです。ちょうど、おでこの裏側にあります。前頭連合野は大脳皮質の約30%(サル12%、猫7%)を占め、成長は20年続くと言われています。

この脳部位にはあらゆる感覚刺激が集まっています。具体的には、視覚前野、側頭連合野、頭連合野、後連合野です。また、視床、辺縁系、視床下部、尾状核、中脳網様体などからも繊維連絡を受けています。

情報の結びつきとしては一方通行ではなく、双方向であるといいます。
側面は外側部、底面は眼窩野、内側は内側部と呼ばれています。
外側部は認知情報、眼窩野、内側部は情動や動機付けとなる辺縁系と結びついています。

前頭連合野は大脳皮質とはニューロン(神経細胞)が集まる場所で、高度な判断を行う場所です。前頭連合野は人間の複雑な感情にかかわり、恥ずかしさや気まずさを想起させます。また感情面だけでなく、論理性や計画と言った高度な判断を前頭連合野は司るため、人間らしさの源泉と言われ、損傷を受けると、理性的な判断ができなくなります。

前頭連合野の高次機能に関係が深い神経伝達物質はドーパミン、セロトニン、ノルエピフリンなどが挙げられます。ドーパミンノルエピフリンは前頭葉に最も多く分布し、多すぎても、少なすぎても思考力に障害が生じるとされています。


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