プレゼンテーション―相性チェック

プレゼンテーションは、話し方や構成の工夫によって相手に伝わる力を高めるスキルです。まずは以下の質問を通して、プレゼン個人レッスンがあなたに合っているかをチェックしてみましょう。

【質問項目】
1. 効果的に聞き手を引き込めていない
2. スライドの作り方に自信がない
3. プレゼン資料の構成が苦手だ
4. 企画をして発表するのが苦手だ
5. キャッチコピーを作るのが苦手だ
6. 質疑応答でしどろもどろになる

【結果と誘導文】
はいが4個以上:プレゼン個人レッスンとの相性がとても高いです
はいが2~3個:学んでおくと安心につながります
はいが0~1個:現状では大きな支障は少なめです

誘導文:
チェックで「はい」が多かった方は、プレゼン力を大きく伸ばせる可能性があります。個人レッスンでは緊張のコントロールや構成力の強化を実践的に学べます。ぜひ一度体験してみませんか?

プレゼン力の概要

プレゼン力を武器にしよう

プレゼンは単なる情報伝達ではありません。聞き手の心を動かし、具体的な行動を促すための強力なビジネススキルです。商品企画、プロジェクト発表、社内提案…あらゆる場面であなたの存在感を高めます。

「緊張して話す内容が飛んでしまう」「言いたいことがまとまらない」「結局、相手に響かない」。こうした悩みは、正しい「型」を知らないからです。プレゼンは才能ではなく、誰でも確実に習得できる技術です。

成果を出す「問題解決型」プレゼン

ビジネスは、言い換えると、何らかの問題を解決する作業と言えます。例えば、マクドナルドは時間がない現代人の問題に対して、すぐに食事を提供するという解決策を提示しています。コンビニは早朝や深夜に買い物ができないという問題を、営業時間を長くすることで解決しています。

この意味で、ビジネスとは、問題は何か?そしてこの問題はどう解決されるか?それを愚直に追及していく作業になるのです。ビジネスにおけるプレゼンも、この基本を守り、「聞き手の問題は何か?どう解決するか?」をはっきり意識すれば大きくずれることはありません。

そこで、個人レッスンでは、「問題の深刻性→解決策→効果→実行可能性」という鉄板の構成を徹底的に指導します。この「問題解決型」のフレームワークをマスターすれば、どんなビジネスシーンでも筋の通った話し方ができるようになります。

あなたのテーマで「成果」につなげる

個人レッスンでは、実際のプレゼンテーマを題材に徹底的に練習します。商品企画の提案なら、「現状の課題整理」「具体的な改善策」「数字と事例で示す効果」といった実践的な構成を、マンツーマンで一緒に作り上げていきます。

さらに、「行動を促す締めの言葉」「声のトーン」「視線」といった非言語スキルも同時に磨き上げます。安全な環境で繰り返し実践することで、「自信を持って、本番で成果を出せる自分」を実感できるでしょう。ご希望があればパワーポイントを一緒に作成するなども可能です。

学習内容

プレゼン力向上の個人指導では、以下の内容を扱います。

* プレゼンの基礎知識を学ぶ
* 問題の深刻性→解決策→効果で反復練習
*「伝わるスライド」の作り方と見せ方
* 声・表情・視線・間の使い方
* 関心を引くストーリー展開の方法
* 緊張への対処とリハーサルの技術

指導者は、代表の川島達史がサポートします。20年間、安定して会社運営してきた実績があります。これまで多くの会社様に提案をして、研修等受注をしてきました。現場での経験も盛り込みながらしっかりサポートいたします。国家資格の公認心理師でもあるので、ビジネス、心理学の両面からレッスンが可能です。

受講代金

レッスン代 42,800円(税込)
・レッスン回数 70分×3回分
・資料,送料込み
・途中解約時は未受講分を返金できます

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

個人指導申し込み

問題解決型プレゼンとは

問題解決型とは

前述したように、ビジネスの本質は、「問題の発見」と「その解決策」が絶対に外してはならない骨子と言えます。逆に言えば、この2つを土台としてプレゼンを構成していけば基本から外れることはありません。そこで個人指導では最初の段階として、以下の練習を徹底します。

①問題は何か
何がビジネスの問題となっているのか?その問題はどれぐらい深刻なのか?

②解決策は何か(概要)
その問題はどう解決するのか?手順、予算、人員、かかる時間、場所など

③解決策と効果
その問解決策はどれぐらいの効果が見込めるのか、その根拠、データ等

まずはこの3つをしっかり考える習慣をつけて頂きます。

問題解決型と具体例

具体例としては以下が挙げられます。

*顧客離れ防止プレゼン

①問題と深刻性
ここ1年でリピート率が45%から30%へ低下。既存顧客の流出は新規顧客獲得コストの5倍以上の損失を生むとされ、このまま放置すれば年間売上の20%減少も現実味を帯びています。

②解決策の概要
ロイヤル顧客向けに「ポイント還元率アップ」や「誕生日クーポン」を導入。さらにアプリ通知で個別におすすめ商品を提示し、再購入への動機付けを強化します。

③解決策の効果
リピート率が15%改善し、年間売上が2億円上積みされると試算。顧客のファン化により、口コミによる新規顧客獲得にも波及効果が期待されます。

*デジタル化で業務時間30%削減

①問題と深刻性
アナログ作業により社員の残業が月30時間超。年間人件費で3億円の余剰コストが発生し、生産性が業界平均の70%にとどまっています。

②解決策の概要
クラウド型RPAを導入し、データ入力や書類処理を自動化。さらにデータ分析ツールで意思決定の迅速化を支援します。

③解決策の効果
業務効率が30%改善し、年間1.5億円の人件費削減。社員の残業時間が20時間削減され、働き方改革にも貢献します。

お試し練習

以下問題解決型の問題を3問出します。お試しとして作成してみましょう。根拠となる数字等は架空で大丈夫なので、作成してみましょう。

残業時間削減プレゼン

【問題】
あなたは会社の事務担当としてプレゼンを行います。今、社員の残業時間が月40時間と多く、業界の平均25時間を大きく上回っています。このままでは社員の体力や気持ちが持たず、会社の評判も下がる心配があります。どのような構成でプレゼンをすると良いでしょうか?

ここで下にスクロールをするのを止めていったんストップしましょう。回答の素案ができたら進んでください。

【回答例】
①問題と深刻性
残業が月40時間と多く、体調を崩す人も出ている。SNSでは「働きにくい会社」との声があり、会社のイメージも悪くなりつつある。

②解決策の概要
仕事のやり方を見直す。たとえば会議を短くする、書類作業を簡単にする、新しいシステムで効率を上げる。まずは一部の部署で試し、その後会社全体に広げる。

③解決策の効果
残業時間を2年で30%減らすことができ、社員の元気が戻り働きやすい職場になる。会社のイメージも良くなり、新しい人も入りやすくなる。最後に「進め方とお金の見通し」を伝えると、実現できることを強くアピールできる。

離職率の防止プレゼン

【問題】
あなたは人事担当としてプレゼンを行います。現状、当社は離職率が高いという問題があります。この状況でプレゼンをする場合、どのような構成にすると良いでしょうか?

ここで下にスクロールをするのを止めていったんストップしましょう。回答の素案ができたら進んでください。

【回答例】
①問題と深刻性
離職率20%という現状と採用コスト増加 SNSでの離職者の会社評価は5段階中2で低迷

②解決策の概要
メンター制度の導入 キャリアパスの明確化 研修制度の充実 段階的導入スケジュールや予算計画

③解決策の効果
離職率を3年で5%低下、採用コスト15%削減
最後に「段階的導入スケジュールや予算計画」を提示して、実現可能性を強調する構成が望ましいです。

商品企画のプレゼン

【問題】
あなたは大手ラーメンチェーンの企画部としてプレゼンを行います。現状、当社は業界3位の規模です。この状況でプレゼンをする場合、どのような構成にすると良いでしょうか?

【回答例】
①問題と深刻性
業界3位ながら特色不足で埋没。ブランド調査では「印象に残らない」が45%を占め、SNS話題指数も業界平均の60%に留まっている。

②解決策の概要
高知県発祥の強みを活かす。魚介をベースとしたスープに、「四万十の青のり」を活用したトッピングサイドメニューを開発。月に2回通うと、カツオのたたきが追加でもらえる仕組み、店舗では高知城や桂浜をモチーフにした内装 従業員でよさこい祭りに出演してTIKTOKで拡散を狙う

③解決策の効果
独自性を打ち出すことでリピーター率20%増、新規顧客15%増を目標。SNSでの話題拡散によりブランド認知度も向上し、業界シェア拡大の足がかりになる

期待できる効果

プレゼンの準備から本番までを通じて、以下のような力が身につきます。

資料作成のスキルが向上する

情報を整理し、視覚的に伝えるポイントやデザインの基本を学ぶことで、見やすく、理解されやすいスライドを作成できるようになります。文字の量や配置、図解の使い方にも工夫が生まれ、聞き手の記憶に残る資料をつくる力が身につきます。

自信をもって話せる

プレゼンの準備方法と話の構成パターンを理解することで、「何を、どの順番で、どう伝えるか」が明確になります。事前にやるべきことがわかることで不安が軽減され、たとえ緊張しても冷静に話を進められるようになります。

説得力が高まり魅力的に

単なる意見や感想ではなく、根拠や具体例を添えて話すトレーニングを重ねることで、論理的で納得感のあるプレゼンができるようになります。聞き手の疑問に先回りして答える力もつき、相手の心を動かすプレゼンが実現できます。

講師からのメッセージ

伝える力は、誰にでも伸ばせる「技術」です。話すことに苦手意識があっても大丈夫。あなたの中にある「伝えたい思い」を、あなたの言葉でしっかり届けられるよう、一つひとつサポートしていきます。「話してよかった」と思える経験を、ここから一緒に重ねていきましょう。

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