対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

・気づけば、毎日「評価されるため」に働いている。
・同僚の成果と比べて落ち込み、上司の言葉に一喜一憂する。
・SNSを開けば、友達の楽しそうな投稿に落ち込んでしまう。

あてはまると感じる項目が多い方は、アドラー心理学がおすすめです。

アドラー心理学の概要

アドラー心理学は、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーが提唱しました。心理学の世界で100年近く、活用されてきた実用的な心理療法です。具体的には

・劣等感は活力に変えることができる
・誰しも人生を前向きに生きることができる
・比べるのではなく喜ばせると豊かになる
・悩みや弱さを「成長するための原石」と捉える

という前提に立ち、自分自身の在り方と人との関わりを見直していきます。例えば劣等感については、以下のようなワークを行います。

①劣等感を否定しない

「見た目」「能力」「才能」…誰もが持つ劣等感を、無理に隠したり、ごまかしたりしない。まずは「これが私なんだ」と受け入れること。それが、本当の自信への第一歩です。

②裏にある「強み」を見つける

「自分には何もない」と思っても、必ず光るものがあります。劣等感を抱えるあなただからこそ、「人の気持ちに寄り添える」「相手の小さな変化に気づける」といった、誰にも真似できない特別な才能が隠されているのです。

③誰かの役に立つ喜びを知る

アドラーは、人の悩みはすべて対人関係からくると言いました。そして、劣等感は自分のためではなく、誰かの役に立つためにあると考えました(共同体感覚)。あなたの強みを活かして、ほんの少しでも誰かに貢献する。その小さな行動が、あなた自身の自己肯定感を高め、人生に驚くほどの豊かさをもたらします。

こちらは1例ですが、個人指導では、アドラー心理学の基本的な考え方を学び、自分の思考と行動のパターンを見つめ直します。他人の目に縛られず、自分の軸で生きるヒントを得たい方におすすめです。

学習内容

アドラー心理学の個人指導では、以下のような内容を扱います。

* アドラー心理学の基本理論
* 人間関係の悩みの根本にある「対等性」
* 勇気づけと劣等感の扱い方
* 他者との境界線「課題の分離」
* 目的に気づく思考のトレーニング

指導者は国家保持者の公認心理師です。講師の雰囲気などは以下の動画を参照ください。かなり砕けた雰囲気を大切にしています。個人レッスンでお会いできることを楽しみにしています。

受講代金

レッスン代 29,800円(税込)
・レッスン回数 70分×2回分
・資料,送料込み
・途中解約時は未受講分を返金できます

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

個人指導申し込み

お試し‐アドラー心理学

ここからはアドラー心理学で学ぶ内容を一部紹介します。まずはお試しとしてご活用ください。

承認欲求を手放すワーク

目標:承認欲求を抑える

人からの評価を気にしてしまうと、行動が制限されて苦しくなります。個人レッスンでは「自分で自分を認める」練習を一緒に行います。まず今日一日の中でできたことを三つ思い出して声に出してみましょう。

例えば「朝時間通りに起きた」「同僚に笑顔で挨拶できた」など些細なことで構いません。その後「よくできたね」と自分に言葉をかけます。小さな成功を自分で認める体験を通して、承認欲求に振り回されない感覚をつかんでいただきます。

課題の分離ワーク

目標:周りに振り回されない自分を創る

人間関係の悩みの多くは「自分の課題」と「相手の課題」が混ざっていることから生まれます。お試しでは最近の出来事を一つ思い出してもらい「これは自分の責任か、それとも相手の責任か」を一緒に仕分けしていきます。例えば「上司が機嫌が悪かった」という場面なら、それは相手の課題です。

自分は丁寧に報告したかどうかだけを確認します。このワークを体験すると、背負わなくてもよい荷物を下ろす感覚をつかめます。

勇気づけワーク

目標:自分自身を勇気づけらるようにする

私たちは日常の中で、失敗やうまくいかなかった出来事を強く覚えてしまいがちです。その一方で「できたこと」「工夫できたこと」にはなかなか気づけません。その結果、自分に自信を持てず、挑戦する勇気も湧いてこなくなります。アドラー心理学が大切にしているのは、まさにこの「勇気づけ」です。誰かに励まされるだけでなく、自分で自分を勇気づけられるようになることが大きなポイントです。

まず今日一日の中で「うまくいったこと」を一つ思い出してもらいます。ほんの小さなことでも構いません。「人に席を譲れた」「やろうと思っていたことを一つ片づけた」などで十分です。

最後に、その瞬間の気持ちを確かめてみましょう。誰かに評価されなくても、自分の中に「またやってみよう」という小さな勇気が芽生えていることに気づけます。勇気づけは大げさな言葉や特別な出来事ではなく、日常の中に必ずある小さな一歩を見つけることから始まります。

講師からのメッセージ

「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰めていませんか?アドラー心理学は、あなたに「勇気を持って自分を信じていい」と伝えてくれる学問です。自分を責めるのではなく、理解し、勇気づけること。そこから、人との関係も少しずつ変わっていきます。あなたの心にある「本当の思い」に、一緒に耳を傾けてみませんか。

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