対象となるお悩み

コーチング力は、相手の目標達成や成長を引き出すための対話スキルです。まずは以下の質問を通して、コーチング力があなたに合っているかをチェックしてみましょう。

【質問項目】

1. 管理職やリーダーの立場にある
2. 部下の育成のやり方がわからない
3. 相手の強みを発見するのが苦手だ
4. 話の途中で自分の意見を挟みがちだ
5. 相手の本音を引き出すのに苦労する
6. 相手の目標を一緒に設定できない

【「はい」の数】
4~6:学習を強く推奨
2~3:学習を推奨
0~1:現状では不要

はいが2点以上の方は、このまま説明を読んでいくことをおすすめします。後半には「お試しコーチングワーク」もご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。

コーチング力の概要

起源と歴史

コーチングは19世紀のスポーツ指導が起源で、1970年代に心理学や教育学の影響を受けビジネスへ応用されました。1980年代以降は目標達成を支援する手法として発展し、現在は組織開発や人材育成で広く用いられています。

自発性を引き出す

コーチングとは、「教える」のではなく、「引き出す」関わり方です。相手の中にある答えや可能性に目を向け、質問や承認を通じて気づきを促し、自発的な行動をサポートするコミュニケーション手法です。

GROWモデルとは

例えば、コーチングの基本的な手法の一つに 「GROWモデル」 があります。これは、目標達成に向けた対話を構造的に進めるためのフレームワークで、以下の4つのステップで構成されています:

G(Goal:目標)
相手が目指しているゴールを明確にする

R(Reality:現状)
現在の状況・取り組み・課題を整理する

O(Options:選択肢)
可能な行動やアプローチを広げる

W(Will:意志)
実行計画を立て、意志を確認する

このGROWモデルは、指示やアドバイスではなく、問いかけによって相手の内側から答えを引き出すプロセスを重視しているため、まさにコーチングの本質に沿った手法です。部下指導や子育てにも応用しやすい、シンプルで実践的な枠組みです。

コーチング,レッスン

 

期待できる効果

コーチング力を身につけることで、相手との関係性だけでなく、自分自身の対話スタイルにも変化が生まれます。

やる気を引き出せる

コーチングでは、相手の中にある想いや目標を丁寧に聴き取り、問いかけを通して気づきを促すことで、「やらされ感」ではなく自ら動きたくなるやる気を引き出すことができる。

自ら考える

答えを与えるのではなく問いかけることで、相手は自分で考える習慣を身につけていく。思考力が養われ、課題に対して主体的に向き合う姿勢が自然と育まれていく。

自分自身も成長

相手を支えるためには自分の関わり方を見直す必要があり、聴く力や感情のコントロール、自己理解などが深まる。結果として自分自身も大きく成長していける。

学習内容

コーチング力の個人レッスンの学習内容はこちらです。

・コーチングの基本原則
・ティーチングとコーチングの違い
・思考を深める問いかけの技術
・GROWモデルと質問のやり方
・問題解決モデルと質問のやり方

講師紹介

講師は、コーチ歴が豊富な、現役経営者の川島達史、元リクルートの大塚真梨子が担当しています。両名とも20年近くビジネスの最前線で戦ってきました。

受講代金

・受講料 29,800円(税込)
・回数  70分×2回分
・解約時 未受講分を返金
代金には資料代,送料が含まれます

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

個人指導申し込み

お試しワーク

ここからはコーチングレッスンで学ぶ内容を一部紹介します。まずはお試しとしてご活用ください。

ビジョンボード

ビジョンボードとは、自分の夢や目標を写真や言葉で「見える形」にして貼り出す方法です。頭の中で考えているだけでは曖昧になりがちな将来像を、視覚的に整理することで行動の道筋が明確になります。夢を「見る」ことで日々の行動に意識が向き、達成へのモチベーションを高める効果があります。

【練習問題】
「海外で働きたい」というクライアントに、最初にビジョンボードに貼るよう提案するならどれでしょう?

①旅行パンフレットの写真
②海外で働いている自分のイメージ
③海外の好きな食べ物の写真

【回答例と解説】
②を貼るよう提案します。“期限と場所”を言葉にすると、夢が具体化します。①は動機づけには役立ちますが抽象的で、③はモチベーション補助には良いですが目標の明確化には直結しません。

アンラーニング

アンラーニングとは、「古い思い込みや固定観念を手放す」練習です。例えば、「人前に立つ=恥をかく」という思い込みは行動の幅を狭め、自分の力を発揮するチャンスを奪ってしまいます。安全な場で「恥をかくとは限らない」「むしろ成長の機会になる」という新しい視点を試すことが、前向きな挑戦を可能にします。

【練習問題】
「提案しても上司に響かないから言わないほうがいい」と考えるクライアントへ、最も適切な声かけはどれでしょう?

①「上司に響かないと感じる根拠は?」
②「やめておいた方が安全ですよね」
③「別の人に提案してもらいましょう」

【回答例と解説】
①を提案します。「根拠」を確認することで、思い込みに気づくきっかけになります。多くの場合、根拠は曖昧で、気づくことで行動の幅が広がります。②と③は思い込みを強め、挑戦の機会を奪ってしまいます。

行動実験

行動実験とは、「実際に小さな一歩を試して、思い込みが本当かどうか確かめる」練習で、アンラーニングと相性の良いコーチング手法です。例えば「提案をしても無駄」という思い込みは、行動しなければ確かめられず固定化されてしまいます。

安全な場で「一度だけ試してみる」という行動実験を行うことで、新しい可能性や成功体験を積み重ねることができます。

【練習問題】
提案しても上司に響かないから言わないほうがいい」と考えるクライアントに、行動実験として最も適切なのはどれでしょう?

①「一度だけ短い提案を試しては?」
②「やはり提案は避けた方が良さそう」
③「代わりに同僚にお願いしましょう」

【回答例と解説】
①を提案します。小さく「短い提案」を試すことで、実際の反応を確かめられます。②③は行動を止めてしまい、思い込みを強めるだけです。レッスンでは「無理なくできる行動実験」を一緒に設計し、安心して試す練習を行います。

フロー状態

フローとは「時間を忘れて没頭する心の状態」です。フローに入ると集中力が高まり、達成感や充実感が増すため、学習や仕事、趣味に効果的です。小さな課題に分けて取り組むと入りやすく、自己効力感も養われます。

【練習問題】
「資料作りに集中できない」と話すクライアントに、フロー状態を促す提案として効果的なのはどれでしょう?

①「作業を少しずつ進めましょう」
②「音楽を聴きながら進めましょう」
③「ギリギリまで放置して一気に!」

【回答例と解説】
①を提案します。小さな達成を重ねることで自然と集中が高まり、フロー状態に入りやすくなります。②や③は気が散ったり焦りを招くため、逆効果になりやすいです。

講師からのメッセージ

人を動かすのは、指示や正論ではありません。相手の中にある想いや力を信じ、引き出す関わり方が、信頼と成長を生み出します。「こう言わなきゃいけない」から解放されて、「一緒に考える」対話へ。あなたの対話スタイルが、きっと変わり始めます。

個人指導申し込み