対象となるお悩み

会話の総合レッスンは、社交場面で自然に会話を広げ、相手とのつながりを深めることを目的としています。まずは以下の質問を通して、会話の総合レッスンがあなたに合っているかをチェックしてみましょう。

【質問項目】
1. 会話が続かないことが多い
2. 会話が表面的な段階で終わる
3. 話題の深堀ができない
4. 相手の話に興味を持てない
5. 目的のない雑談が苦手
6. 社交的な場面が苦手である
7. 集団の会話で孤立しがちである
8. 会話をするとどっと疲れる

【「はい」の数】
6~8:総合演習はまだ早いでしょう
4~5:学習を強く推奨
2~3:学習を推奨
0~1:現状では不要

はいが6~8点の方は、総合練習の前にまずは傾聴トレ発話トレをおすすめします。2~5点の方は、以下の会話の総合レッスンの説明を読んでみることをおすすめします。

後半には、実際に社交の場面で役立つ「お試し練習問題」もご用意しました。ぜひ参考にしてみてください。

会話が苦手,輪に入れない,レッスン

会話の総合演習の概要

会話の総合練習では以下の3つを目標にワークを進めていきます。

①会話の展開力

会話を続ける力は、相手の言葉を広げる質問やエピソードを重ねることで育ちます。沈黙や話題切れを恐れず、自然に流れを作る練習を重ねることで、社交場面でも安心して場をつなげる「会話の展開力」を身につけていきます。

②非言語力の向上

言葉だけでなく、表情や姿勢、声のトーンといった非言語の要素も会話には欠かせません。相手に安心感や親しみやすさを伝えるための表情づくりやアイコンタクト、声の使い方を意識的に練習し、好感を持たれる非言語力を高めます。

③タイプに応じた会話力

人によって会話のテンポや好みは大きく異なります。例えば、おとなしい人にはゆっくりと丁寧に話を広げ、早口な人にはテンポを合わせる工夫が必要です。陽気な話題が好きな人には明るいエピソードを共有し、暗い話題を好む人には真剣に耳を傾ける姿勢が求められます。

このように相手のタイプを見極め、その人に合わせた会話を選べる柔軟さを養うことで、より心地よいコミュニケーションを築く力を実践的に高めていきます。

会話,トレーニング

学習内容

会話の総合演習の個人レッスンは、国家保持者の公認心理師がサポート致します。学習内容はこちらです。

・会話が続くしくみの理解
・会話の構造・流れ・タイミング
・話題深堀法で話を続ける
・時系列話題展開法
・会話が続く,「ど」の使い方
・ロールプレイ形式による実践演習

講師紹介

指導者は、国家保持者の公認心理師である川島達史、大塚真梨子、亀井幹子です。特に講師の川島は大学院で、発話トレーニングの研究をしてきました。20年の経験も加えてしっかりと指導いたします。

受講代金

・受講料 29,800円(税込)
・回数  70分×2回分
・解約時 未受講分を返金
代金には資料代,送料が含まれます

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

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お試し会話の総合練習

ここからは会話の総合レッスンで学ぶ内容を一部紹介します。まずはお試しとしてご活用ください。

話題リサイクル法

話題リサイクル法とは、一度出た話題をメンバーそれぞれに展開していくことで会話を自然に広げる技法です。例えば、相手に旅行の話題で質問をしたら、今度は自分の旅行の話をしていきます。1つ1つの話題を、自分と相手でそれぞれ話すので、会話量がすぐに2倍になります。

【練習問題】
同僚が「週末はネットフリックスでジブリを見たよ…」と話してくれました。あなたは3分程度、同僚の話を傾聴しました。このとき話題リサイクル法として適切なのはどれでしょう?

①話題にスポーツに変えて質問する
②別の映画の話題で傾聴する
③自分も好きな映画を話す

【回答例と解説】
③が正解です。①は話題が急に変わり流れが切れます。②は同じ映画の話でも、自分の体験につなげにくいです。③は自分の好きな映画を返すことで会話が双方向に広がり、リサイクル法として最も自然な展開になります。

時系列話題法

時系列話題法とは、時間の流れに沿って話を展開する方法です。同じテーマでも整理された流れで話せるため、自然に会話がつながりやすくなります。1対1の雑談場面でじっくり話を聞きたい場合に、使いやすい技法です。

例えば、旅行であれば、計画段階、出発の日、観光名所、宿の話、朝食の話、帰宅後の気持ち、次の旅行の話という形で傾聴していきます。

【練習問題】
友人が「先週まで北海道で旅行していたんだ~土産話がたっぷりあるよ。」と言いました。時系列話題法に近い返しはどれでしょう?

①「いいなあ~旅行どう調べた?」
②「どこが印象に残ったの?」
③「へえ、そうなんだ」とだけ返す

【回答例と解説】
①が正解です。準備段階から聞くと、会話が自然に広がります。②も悪くないですが、いきなりメインの話題になるので場持ちが悪くなります。③は相づちだけで話が深まりません。

会話の実践練習

会話の総合レッスンでは、フリートークの振り返りも行います。ZOOMで録画をして、実際に改善できる点を講師と一緒に確認していきます。もちろん短所打だけでなく、うまくできている点もたくさんお伝えします。

以下は講師同士の会話のサンプルです。解説を読んでみてみて、参考にしてみてください。

期待できる効果

会話スキルは、経験と練習によって誰でも磨けるものです。総合的な演習を通じて、以下のような変化が期待できます。

場持ちがよくなる

ちょっとした沈黙が怖くなくなり、話題のつなぎ方や広げ方が身につくことで、自然に会話が続くようになります。気まずさを感じる場面が減り、安心して人と過ごせる時間が増えていきます。

お互いをよく知れる

相手の話をよく聴き、自分のことも少しずつ話せるようになることで、お互いの考え方や価値観を理解し合うきっかけが増えます。表面的なやりとりから一歩踏み込んだ関係が築けます。

仲が良くなる

気持ちのやりとりが増え、信頼や親しみが育つことで、関係が自然と深まっていきます。無理に盛り上げなくても、会話を通じて少しずつ仲が良くなっていく感覚が得られます。

講師からのメッセージ

会話は“正解を出す”ものではなく、“やり取りを楽しむ”もの。あなたのペースや感性で、心地よい会話を築くことは必ずできます。必要なのは、ちょっとしたコツと、安心して練習できる場所。あなたが自然体で話せるようになるまで、丁寧にサポートいたします。

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