対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

* 相談を受けても、どう対応してよいか迷う
* 共感を「しているつもり」になっている
* 話を深く聴く前にアドバイスしてしまう
* 心理職・教育職・支援職としてのスキルを高めたい

あてはまると感じる項目が多い方は、カウンセリングスキル練習がおすすめです。

カウンセリングスキルの概要

カウンセリングスキルとは、相手の話を深く理解し、安心感を与え、気づきを促すための対人支援技術です。心理職や相談業務に携わる方だけでなく、教育、医療、福祉、企業など、あらゆる対人場面で活かすことができます。

カウンセリングスキルの1つに、「感情の明確化」があります。これは、相手が自分の気持ちに気づいて言葉にできるよう、感情に焦点をあてて返す関わりです。

具体例
・相談者
はあ・・・明日も仕事か・・・上司がいる日なんです・・・(ため息)
・支援者
上司と合うのがストレスになっているのですね・・・

感情の明確化では言葉にならない部分を代弁スキルです。上記の例ですと「・・・」に入る言葉を想像し、カウンセラーが代わりに明確化していきます。

個人指導では、共感、言い換え、質問、明確化、間の取り方といった基本技術を中心に、信頼関係を築く関わり方を丁寧に学びます。実践に役立つよう、具体的な場面やロールプレイを通じてスキルを定着させていきます。

学習内容

カウンセリングスキルの個人指導では、以下のような内容を扱います。

* カウンセリング的態度の理解
* 共感・受容・自己一致
* うなずき・繰り返し・要約・明確化
* オープン・クローズクエッション
* 言葉にしにくい感情への寄り添い方
* 相手のペースを尊重する関わり
* ロールプレイによる実践練習

指導時間は70分、指導回数は3回となります。指導者は国家保持者の公認心理師です。

受講代金

42,800円
(個人指導70分×3回分、教材費,送料込)

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

個人指導申し込み

期待できる効果

カウンセリングスキルの習得は、仕事だけでなく日常生活の人間関係にも大きな変化をもたらします。

安心感のある関係づくり

相手が安心して話せるような雰囲気をつくり、話しやすい、聞いてもらえていると感じてもらえる対話ができるようになります。その結果、相手の気持ちが自然と開かれ、言葉だけでなく気持ちのやりとりが深まっていきます。

気づきを促す関わり

ただアドバイスをするのではなく、相手自身が答えに気づくような問いかけや受け止めができるようになります。対話の質が高まり、信頼される存在になります。

支援の力がつく

目の前の人に必要なサポートを見極め、相手に合った関わり方ができるようになります。専門職や福祉職の方はもちろん、身近な人への支援にも活かすことができます。

具体的な事例

実施前のお悩み

40代男性。教育現場で生徒からの相談に対応することが多いが、いつも「何を返せば正解か」と悩んでしまい、対応に自信がなかった。

カウンセリングスキルの実施

まずは「答えを出す」のではなく「聴くことそのものに意味がある」という前提を学習。基本的な傾聴スキルを整理し、実際の事例を用いたロールプレイを通して、安心感のある応答の仕方を体得していきました。

実施後の変化

「話を聴くだけでも相手の表情が変わる」と実感。余計な助言をせずとも関係が深まり、相談対応に自信が持てるようになったとのこと。生徒との信頼関係もより良いものになったそうです。

心理学通信講座のグループワーク

*こちらは通学講座の生徒さんの様子です。個人指導ではZOOMで実施となります。

講師からのメッセージ

「聴いてもらえた」という感覚は、心を癒す大きな力になります。カウンセリングスキルは、特別な資格や立場がなくても、誰もが学べる「人に寄り添う力」です。あなた自身のペースで、一緒に対話の力を育てていきましょう。

個人指導申し込み