対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

* 言葉で気持ちをうまく表現できない
* モヤモヤした感情があり落ち着かない
* 悩みを「整理したい」けれどうまくできない
* 感受性が強く、気持ちに振り回されやすい

あてはまると感じる項目が多い方は、認知療法がおすすめです。

描画療法の概要

描画療法は、言葉では表現しにくい感情や記憶、心の奥底にある思いを絵によって表現する心理療法です。上手に描くことが目的ではなく、描くという行為を通じて自分自身を見つめ直し、内面と穏やかにつながる時間を持つことを大切にしています。

例えば、描画療法の一つにバウムテストというものがあります。これは白い紙に一本の木を自由に描いてもらうというシンプルな方法です。幹の太さや枝の形、葉の有無や根の広がりなどには、その人の心理状態や成長過程、心のエネルギーのあり方などが自然と表れてきます。絵の上手下手に関係なく、今の自分をやさしく見つめる手がかりとして活用されています。

個人指導では、簡単なワークを通して自由に描く体験をしながら、絵に込められた意味や感情にやさしく気づいていきます。描くことが好きな方はもちろん、普段あまり絵を描かない方にもおすすめです。

学習内容

描画療法の個人指導では、以下のような内容を扱います。

*  描画療法の理解,感情へのアプローチ
* 「色・形・空間」と無意識のメッセージ
* 「バームテスト」で心の状態を把握
* 「風景構成法」などの描画技法の体験
* 自己理解を深めるふり返りと言語化

指導時間は70分、指導回数は2回となります。指導者は国家保持者の公認心理師です。

受講代金

29,800円
(個人指導70分×2回分、教材費,送料込)

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

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期待できる効果

描画療法は、「感じること」を大切にしながら、内面の整理や心の安定に役立ちます。

感情への気づきと表現

描いた絵を通して、自分が何を感じ、何を大切にしているのかに気づく力が育ちます。特に、感情を言語化することが苦手な方にとって、描くことは大きな助けになります。

自己受容と安心感

描いた絵を「評価」するのではなく、「味わう」ことで、否定ではなく受容のまなざしを自分に向けられるようになります。結果として、心の緊張がゆるみ、リラックスや安心感が得られます。

思考の整理と気づき

絵にすることで頭の中が整理され、今抱えている思いやテーマが自然と浮かび上がってくることがあります。ことばでは気づけなかった感覚に出会うこともあります。

具体的な事例

実施前のお悩み

30代女性。職場や家庭で感情を抑えることが習慣になっており、常に心が張り詰めている状態。「本当の自分の気持ちがわからない」と感じ、相談に来られました。

描画療法の実施

まずは「今日の気持ちを色で描いてみる」といった簡単なワークからスタート。自由な線や色を通じて、安心して表現することを体験。セッションでは絵の意味を一緒にふり返りながら、言葉にならない感情を整理していきました。

実施後の変化

「何を感じているのかが、少しずつ分かるようになった」との声をいただきました。自分の気持ちを否定せずに見つめられるようになり、日常の中でも感情の波に飲まれにくくなったそうです。

心理学通信講座のグループワーク

*こちらは通学講座の生徒さんの様子です。個人指導ではZOOMで実施となります。

講師からのメッセージ

言葉にならない気持ち、ありますよね。
描画療法は、「話す」ことではなく、「描く」ことを通して、あなたの内側にある大切な感情にそっと寄り添う方法です。絵が得意でなくても大丈夫。自由に、気楽に、自分を感じる時間を一緒に楽しみましょう。

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