対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

* 感情のコントロールが苦手だ
* 頭の中が常に忙しく、休まらない
* 不安やイライラに飲み込まれやすい
* マイナス思考にとらわれやすい
* 睡眠の質が悪く、疲れが取れない

あてはまると感じる項目が多い方は、マインドフルネス心理療法がおすすめです。

マインドフルネスの概要

マインドフルネスは、「今この瞬間」に意識を向け、自分の感情や思考、体の感覚をあるがままに受け入れる心のトレーニングです。医療・教育・ビジネスなど、さまざまな分野で活用されており、ストレス軽減や集中力の向上、情緒の安定に効果があるとされています。

たとえば、仕事の合間に1〜2分間、呼吸に意識を向ける「マインドフルネス呼吸法」を取り入れることで、気持ちをリセットし、次の作業に集中しやすくなったという事例もあります。短時間でも継続することで、自分の状態に気づく力が高まり、ストレスの蓄積を防ぐことができます。

個人指導では、マインドフルネスの基本的な考え方と実践方法を学び、日常の中に無理なく取り入れることを目指します。思考や感情に振り回されることなく、今ここにしっかりと立つ感覚を育てていきましょう。

学習内容

マインドフルネスの個人指導では、以下のような内容を扱います。

* マインドフルネスの哲学と効果
* 「今ここ」に意識を向ける練習
* 呼吸に意識を向ける瞑想の実践
* 感情や思考に気づくワーク
* 自己批判から自己受容へ

指導時間は70分、指導回数は2回となります。指導者は国家保持者の公認心理師となります。

受講代金

29,800円
(個人指導70分×2回分、教材費,送料込)

お申込み

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期待できる効果

マインドフルネスは、多くの研究で効果が実証されています。

不安感の軽減

Kabat-Zinnら(1992)は、8週間のマインドフルネスプログラムを実施した結果、慢性的な不安感の軽減に有効であったと報告しています。また、脳の扁桃体(不安や恐怖の中枢)の活動が抑えられたという研究もあります。

集中力の向上

Jhaら(2007)の研究によると、マインドフルネスを実践したグループは、注意力や集中力の維持能力が高まる傾向がみられました。情報が多すぎる現代において、「今ここに集中する力」は大きな助けになります。

睡眠の質の向上

Ongら(2014)の研究では、マインドフルネス瞑想を取り入れた被験者は、入眠までの時間が短くなり、夜間の中途覚醒も減少したとされています。ストレスや思考の暴走を和らげることが、良質な睡眠につながると考えられています。

具体的な事例

実施前のお悩み

30代女性。仕事でもプライベートでも常に頭がフル回転で、気が休まらない日々。寝る前にも考えごとが止まらず、眠りが浅く疲れが取れない状態が続いていました。

マインドフルネスの実施

まずは1日5分の呼吸瞑想からスタート。思考や感情に「良い・悪い」の判断をせず、ただ気づく練習を繰り返しました。加えて、食事や移動中にも「今ここ」に意識を向けるマインドフルな過ごし方を提案。

実施後の変化

「思考に巻き込まれずに、少し距離を取れるようになった」とのこと。夜の眠りも深くなり、朝に余裕が生まれたそうです。仕事のミスも減り、「焦らずに動ける自分」に変化を感じていると話されていました。

心理学通信講座のグループワーク

*こちらは通学講座の生徒さんの様子です。個人指導ではZOOMで実施となります。

講師からのメッセージ

思考や感情が暴走してしまうとき、「落ち着こう」と思えば思うほど、心が苦しくなることもあります。マインドフルネスは、感情を抑え込むのではなく、「気づいて、手放す」力を育てる練習です。あなたの心に静けさと余白を取り戻す時間を、一緒に作っていきましょう。

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