対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

* 職場や家庭でイライラがたまりやすい
* 口調が強くなってしまう
* 怒りを抑えきれず、後で後悔してしまう
* 特定の人に辛くあたってしまう

あてはまると感じる項目が多い方は、アンガーマネジメントがおすすめです。

アンガーマネジメントの概要

アンガーマネジメントとは、「怒らないようにする」のではなく、「本当に必要な場面では適切に怒り、そうでないときは振り回されない力」を身につける心理トレーニングです。

怒りは自然な感情ですが、爆発させたり抑え込みすぎたりすると、人間関係や自分自身に悪影響を及ぼします。個人指導では、怒りのしくみと対処法を学び、感情にのまれず、落ち着いたコミュニケーションを目指します。

実践法の一つが「6秒ルール」です。怒りのピークは最初の6秒とされており、その間に深呼吸や視線を外すことで、衝動的な反応を防げます。たとえば、理不尽なことを言われたとき、6秒待つことで冷静な対応が可能になります。

こうした技法を通じて、怒りとの健全なつき合い方が身につきます。

学習内容

アンガーマネジメントの個人指導では、以下の内容を取り扱います。

* 怒りの正体とそのメカニズム
* 怒りの「第1感情」「第2感情」を読み解く
* 「6秒ルール」と怒りのピーク対処法
* 怒りを生み出す「べき思考」の仕組み
* 具体的な場面別・伝え方のトレーニング

指導時間は70分、指導回数は2回となります。指導者は国家保持者の公認心理師です。

受講代金

29,800円
(個人指導70分×2回分、教材費,送料込)

お申込み

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期待できる効果

アンガーマネジメントの習得は、感情のコントロールだけでなく、人との関係性にも大きな影響を与えます。

衝動的な怒りの抑制

怒りのピークをしのぐ「6秒」の使い方や、自分の怒りのパターンに気づくことで、感情に流されず冷静に対応できる場面が増えていきます。

人間関係が建設的に

怒りを「伝えるべきこと」として適切に扱う練習を通じて、言葉の選び方や伝え方が変化し、自己主張と相手への配慮が両立した建設的なコミュニケーションが可能になります。

ストレスが軽くなる

怒りの背景にある価値観や期待に気づくことで、ストレスの感じ方や反応が変わり、自分の思考や感情とのつき合い方が柔軟になります。結果として、自己理解が深まり、感情に振り回されにくい安定した心の状態が育まれます。

具体的な事例

実施前のお悩み

50代男性。家庭内でつい怒鳴ってしまう自分に自己嫌悪。パートナーや子どもとの関係が悪化し、「また怒ってしまうのでは」と毎日が緊張の連続だったとのこと。

アンガーマネジメントの実施

「怒りは二次感情」であることを理解し、まずは怒りの背後にある「不安」「期待」「疲れ」などに意識を向ける練習からスタート。怒りの前兆サインをキャッチするワークや、「怒りを言葉で表す」練習を継続。

実施後の変化

怒る前に深呼吸し、「何に反応しているのか」を考える習慣がついたとのこと。家庭内での会話が落ち着き、関係性にも温かさが戻ってきたと実感されていました。

心理学通信講座のグループワーク

*こちらは通学講座の生徒さんの様子です。個人指導ではZOOMで実施となります。

講師からのメッセージ

怒りはあなたの「心からのメッセージ」です。そのままぶつけてしまうと関係が壊れてしまいますが、適切に扱うことで、思いやりある行動につなげることもできます。怒らない自分になるのではなく、「怒りに流されない自分」を一緒に育てていきましょう。

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