対象となるお悩み

皆さんはこんなお悩みがありませんか。

* つい先延ばしをしてしまう
* 不安や緊張が強く、行動を避けてしまう
* 対人関係が苦手で、距離をとってしまう
* 外出や会話など、特定の場面に苦手意識がある

あてはまると感じる項目が多い方は、行動療法がおすすめです。

行動療法の概要

行動療法は、「問題を引き起こす行動そのもの」に焦点をあて、行動パターンを変えることで心の状態を整えていく心理療法です。思考や感情を直接変えるのではなく、具体的な行動の変化を通して不安やストレスの軽減、習慣の改善を目指します。

行動療法では「安全行動」を手放す練習をします。安全行動とは、不安を感じる場面で無意識に行っている避けや安心のための行動です。以下がよくある事例です。

・人前で話すときにメモを見続ける
・自己開示をせず相手に話させようとする
・スマフォをいじって関係を避ける
・マスクを常時し続ける

こうした行動は不安を一時的に和らげますが、長期的には不安の克服を妨げるため、徐々に手放していく練習をします。

学習内容

行動療法の個人指導では、以下のような内容を扱います。

* 行動療法の理解
* 不安や回避行動のメカニズム
* 行動記録でパターンを可視化
* スモールステップで挑戦
* エクスポージャーと習慣づくり

指導時間は70分、指導回数は2回となります。指導者は国家保持者の公認心理師です。

受講代金

29,800円
(個人指導70分×2回分、教材費,送料込)

お申込み

お申し込みはこちらより必要事項をご記入の上でご依頼ください。

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期待できる効果

行動療法は、考えすぎず「やってみる」ことを積み重ねることで、以下のような変化が期待できます。

逃げ癖の改善

不安や苦手意識から避けていた行動に、段階的に取り組むことで、逃げるほどに強くなる恐怖のサイクルから抜け出すことができます。繰り返し挑戦することで、逃げずに向き合う力が自然と身についていきます。

行動範囲が広がる

今まで避けていた場所や場面にも少しずつ足を運べるようになり、行動範囲や経験の幅が広がっていきます。結果として日常生活が豊かになり、人間関係や仕事の可能性も広がります。

自信がつく

実際にやってみた経験が積み重なることで、自分にもできるという実感が持てるようになります。小さな成功の積み重ねが、自分への信頼や安心感につながり、心の安定にも役立ちます。

具体的な事例

実施前のお悩み

20代男性。人と話すことに強い不安があり、学校や職場での雑談を避けがち。孤立感や自己否定が強まり、誰とも関わりたくない日々が続いていた。

行動療法の実施

まずは「不安を感じても小さな行動をとる」ことを目標に設定し、1週間に1回だけ、あいさつを交わすチャレンジからスタート。行動記録と振り返りを続けながら、徐々に声かけや雑談の場面に挑戦。

実施後の変化

「やってみたら意外と大丈夫だった」という体験を積み重ね、対人不安が少しずつ軽減。今では自分から会話を始めることもできるようになり、人と関わることに対して前向きな気持ちが生まれているとのこと。

心理学通信講座のグループワーク

*こちらは通学講座の生徒さんの様子です。個人指導ではZOOMで実施となります。

講師からのメッセージ

「行動できない自分」を責めていませんか?
でも、行動できないのはあなたが弱いからではありません。そこには理由があり、順番とやり方を工夫すれば、誰でも少しずつ前に進むことができます。頭で考えるより先に、「まず一歩」を一緒に踏み出してみましょう。

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