メンタルヘルス研修・セミナー > コラムトップへ >

6.社員の誕生日は最大のチャンス

6.社員の誕生日は最大のチャンス

イラスト

次に挙げられるのが,社員の誕生日会等のライトイベントです。誕生日は定期的にやってくる行事です。20人の部署であれば,年20回ランチタイムで誕生日会をするチャンスがあるわけです。誕生日会については会社が一部経費を負担して,ケーキ代を出すなどして,
簡単なお祝いをするといいでしょう。
そしてこのお祝いの席では上司からその人が頑張っている点などをスピーチしたり,逆に上司の誕生日会であれば,部下から上司に簡単なお礼の手紙を渡すなどするとよいでしょう。この辺はあまり難しく考えずに,楽しく考えたいところです。

誕生日だけでなく、会社独自のライトイベントは意外と会社の結束を高めるものです。例えば、この会社にはこんなイベントがある!というのは求人の際の訴求力を高めます。特に人間的な面倒くさいと思う一方でイベントは意外と効果があるものです。
誕生日を大事にする、スポーツ大会をする、将棋大会をする、部署対抗本気カラオケ大会など、本来の業務とは異なりますが、年に数回程度は息抜きと社内の人間関係の潤滑油となるように是非イベントを設定していきたいところです。

みんなが均等に司会などを行う

企画と司会の係を持ち回り制にしたりして,誰もが均等に話す機会を作っていきます。漫然とした「場」を作るだけではコミュニケーションは活発化しません。「場」を作るだけでももちろん一苦労だと思いますが,もう一歩進めて,その中身にもしっかりとした仕組みを作りましょう。例えばイベントは、なるべく上司と部下が普段の立場をいったん忘れられるようなイベントが理想です。人間同士の関係に戻れるようなイベントを必ず立てるように心がけましょう。

人間関係講座