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いじめ撲滅

~ 毎月のいじめ対策,教職員向け ~ 毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

はじめまして!
いじめ撲滅委員会代表の栗本顕です。

私は学生時代、そうぜつないじめを体験してきました。
その後この問題を世界からなくすことを決意し、心理学の大学院でいじめの防止策を研究してきました。

現在は公認心理師として、いじめの解決策や、教育相談を行っています。

全国の小~高校生・保護者のかた、先生方にカウンセリングや教育相談を行っています。

大学生の頃から、とりわけ「いじめ」をテーマに研究を続けており、もうすぐで10年になろうとしています。
私自身がいじめが原因で不登校になった経験を大いに活かし、今後のいじめ対策に貢献ができればと思います。

今回は、学校だけではなく、非常生活においてもイベントの多い「12月」に注目をし、その12月にできるいじめの対策についてご紹介します。

一般的に、12月と聞くと
「テストばっかりだ・・・」
「クリスマスがある」
「年末だ」
「恋人がほしい・・・」
などなどいろいろあると思います。
ですが、この隙間にいじめ問題が発生します。
なので、油断せずに注意して対策していくことが必要です。

まずは、なぜ12月にも「いじめ対策」等が必要なのかについてご紹介します。

毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

目次

12月にも「対策」が必要

あまり深く考えずに、漠然と12月をイメージした場合には、
「もうすぐで1年も終わって、テストが終われば児童生徒は休み」
と考えるかもしれません。

ですが、これは大きな間違いです。
油断をしてしまうと、取り返しのつかないことなってしまう場合もあります。

そもそも、なぜ12月にも「いじめ対策」が必要だと言えるかというと、「さまざまな要因が重なるから」です。

12月になると、児童生徒同士もそうですが、教職員との間も親密な関係ができている場合が多く、その関係に油断して、過度な接し方をして、いじめに発展をする場合があります。

また、テストも多く行われるため、児童生徒自身の気持ちがとても不安定になってしまっていることも要因となります。

イベントが多いことで「今日は〇〇だからハメを外そう」などと考えてしまい、今までは予想もしなかったことをしてしまう危険性もあります。

12月にまでなってくると先輩後輩の関係も濃密になっていて、人間関係も広くなっています。
これは、決して悪いことではないのですが、いじめが発生してしまうリスクもその分大きくなってしまうことを忘れてはなりません。

このように、12月にはいじめが起こる危険性のある出来事や要因がさまざまにあり、さらにそれらが重なっている時期なのです。
つまり、一筋縄では対策は万全とも言えないのです。

そのため、12月でも油断ができません。

いじめ問題は、いついかなる時でも発生します。
どんなに些細なことでも、それが悪化したり、大きくなってしまう可能性をもっています。

常に油断をしてはいけないというと、なかなか大変ですので、
要点を踏まえて、要領よく対策と対処をしていくと児童生徒だけではなく、教職員にとっても気持ちが楽になると思います。

あまり、あれもこれもと手を出してしまうと、空回りしてしまいますし、なにより疲れてしまいます。
無理のない範囲で、教職員同士や保護者、関係機関などと連携して対策をしていくことがなにより重要です。

毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

イベントがいじめチャンス

人は、大人であってもイベントごとがあると
「今日はハメを外すぞ~」
「今日は無礼講だ!」
とある意味、普段できなことをイベントを建前に行うことがあります。

しかし、それは時として歯止めが利かなくなる事態にまでなることがあります。

例えば、『渋谷のハロウィーン』もそのうちの一つだと思われます。

渋谷区として開催しているわけでもなく、さまざまな集団が誰の統制もなく(警察の警備はあります)、行われています。

当然のことですが、逮捕者も出ています。

では、その『渋谷のハロウィーン』に参加した人が普段から、そのような振る舞いをしているかというと、そんなことはありません。(中にはいますが。。。)

周りが気分をよくしていると、その周りにいる人も気分が良くなってしまって、普段ならできる判断もできなくなります。

この現象は、児童生徒などの子どもにももちろん起こります。

そのため、学校現場においても学校内での行事だけではなく、日常生活におけるイベントにも注意の根を広げておく必要があると考えられます。

中には、

「今日は〇〇日」・「「〇〇日には〇〇をしても良い」など

と自分たちでイベントの日を作っている場合のあるので、普段から児童生徒とコミュニケーションを欠かさずに、事情をよく把握しておくと良いです。

実は、事例として(守秘の関係で内容は修正してあります)

生徒同士でクリスマスパーティーをする集まりを作って、その中でいじめが発生してしまったものがあります。

パーティーの中で被害者が一方的に「プレゼント」として暴行や物を投げられたりかけられたりすることがあります。

加害者としては「その場のノリで」・「雰囲気で」などと意見を述べますが、いじめはいじめです。何か良いイベントがあったとしても、決して許されるものではありません。

人は、時にその人からは想像もしないことをする場合があります。
それは、その人が今まで内に秘めてきたものやその場の環境、状況によって判断力が影響を受けてしまっているからです。

「まさか、この子が」なんてもことも珍しくはありません。
偏った気持ちで児童生徒を見るのではなく、今一度真っ新な状態で児童生徒を見てみることも良いかもしれません。

毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

クリスマス、お正月に警戒

イベントごとについて、注意しておくことをご紹介しました。

では、今度は中でも「クリスマス」と「お正月」に注目するべきことをご紹介します。

この、「クリスマス」と「お正月」に共通するものとして、「お金や物といったターゲット」があることです。

まず、「クリスマス」では、その年齢の子どもたちから人気のある物をプレゼントされることが多いと考えられます。
ですが、人気があるがゆえに狙われます。

「それよこせよ!」・「貸せ!」

と強引に取ってしまう子どももいます。
中には壊されてしまう場合もあります。
そのため、ここもいじめが発生するリスクがあるのです。

気になる児童生徒がいたら、定期的に連絡を取ってあげたりして、状況把握をしてください。

「せっかくもらったのに、親に言えない」といった言葉を受け取ってあげてください。

そして、「お正月」です。

想像ができると思いますが、「お年玉」が狙われます。
現在は大分減りましたが、「お正月にゲームセンターに行くとお年玉をたかられる。」なんてこともあります。

私が学生時代にゲームセンターでアルバイトをしていた時は、この時期には巡回を強化した記憶があります。
(中には、お年玉があるからと使いすぎてしまうお客さんもいらしたので、場合によっては止めていました。)

ゲームセンターに限らず、お金は財布に入っていますので狙われる危険は高いです。

最近では、

名古屋市の小学校で小学5年の男子児童が、同級生から「金を持ってこないと一緒に遊ばない」と金銭を要求されるいじめがありました。
その上、金額が10万円以上というから驚きです。

教育現場に携わらせていただいている身として、同じようなことを今後起こすわけにはいきません。
目を光らせましょう。

毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

校舎内外も見回っていく

12月のいじめ問題について、学校の中に目を戻します。

いじめ問題を未然に防ぐ、現場をおさえるために校内を巡回していることはもう珍しくないことです。
この時期は寒いので室内に児童生徒がいることが多いですが、だからといって巡回を室内に限定するのは避けてください。

そもそも、
「いじめは教員の目の届かないところで起こる」
ことです。

学校の中で

「ここなら先生も生徒も来ない」なんて場所がないように心がけてください。
巡回する経路もランダムにした方が先読みされません。

いじめをする加害者は頭が良いと頭に入れておいてください。
教職員の先を読んでいます。

そのため、校舎内も外も見回っていく見回って、見落としのないようにしていくことがカギとなります。

中には、トイレや更衣室でいじめが起こることもありますので、トイレも確認する必要があります。
しかし、だからといって男性教職員が女性トイレや更衣室を巡回したり、その逆に女性教員が男性トイレや更衣室を巡回してしまうと、別の問題です。

臨機応変に、分担して行動してください。

まさに、チーム学校です。

児童生徒と教職員間でのコミュニケーションも必須ですが、日ごろから、教職員間でのコミュニケーションも欠かしてはなりません。

毎月のいじめ対策⑨12月にできるいじめの対策

テスト期間は安定しない

12月は、学校の中では「定期テスト」があります。
そして、受験生にとっては大詰めの時期にもなります。

そのため、児童生徒の気持ちは不安定です。
ピリピリしている児童生徒もいれば、ビクビクしていたり、諦めていたり、自暴自棄になっているケースも珍しくありません。

この状況の中で、一つの教室に集まっています。
揉め事や食い違いが起こっても不思議ではありません。

つまり、いじめが起こる危険性が高いということです。

テスト期間では、児童生徒だけではなく、教職員もピリピリしている場合があります。
もちろん、教職員も人間ですので、イライラしてしまうことは仕方ありません。

ですが、そのような状態だと、もし何か教職員に相談をしようとしても「先生、忙しそうだから」と遠慮してしまう児童生徒がいることを忘れてはなりません。

言えない児童生徒に対して、イライラをぶつけてしまう可能性はとても高いと考えられます。



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