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いじめ撲滅

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5月にできるいじめの対策を知る!!

はじめまして!
いじめ撲滅委員会代表の栗本顕です。

私は学生時代、そうぜつないじめを体験してきました。
その後この問題を世界からなくすことを決意し、心理学の大学院でいじめの防止策を研究してきました。

現在は公認心理師として、いじめの解決策や、教育相談を行っています。

全国の小~高校生・保護者のかた、先生方にカウンセリングや教育相談を行っています。

大学生の頃から、とりわけ「いじめ」をテーマに研究を続けており、もうすぐで10年になろうとしています。
私自身がいじめが原因で不登校になった経験を大いに活かし、今後のいじめ対策に貢献ができればと思います。

今回は、大型連休などもある「5月」に注目をし、その5月にできるいじめの対策についてご紹介します。
教育現場では、5月になると特に連休明けに警戒をし、さらに児童生徒同士の人間関係についても警戒をする月だと言えます。
また、これは教育現場だけではなく、家庭での問題でもあります。
そのため、教育現場と家庭での双方の対策が必要になってきます。

いじめ撲滅委員会代表栗本顕

5月は連休明けに警戒!

5月には、ゴールデンウィークがあり、特に児童生徒にとっては「やった!休めるぞ!!」と喜ぶことが非常に多いです。
また、中には「いじめからちょっと逃れられる」と思う児童生徒もいます。

しかし、その周りにいる大人は、意外と休みがなかったり、やることが多くあり、こういった児童生徒のちょっとした変化に気が付きにくいです。

そんな中、児童生徒はさまざまな状況の中、ゴールデンウィークが終わることで、再び学校に行くことになります。
もし、このその状況に「いじめ」が潜んでいたらと考えると憂鬱になります。

いじめられている状況にわざわざ休みの期間が終わったからとまじめに行くのです。
中には、「行ってたまるか!」と休む児童生徒もいます。
教職員や保護者は、こういった大まかに分けた2つのパターンに対応しなくてはなりません。
どちらも対応をしなくてはならないパターンです。

この大まかに分けた
いじめがあるが無理して登校する児童生徒」と
いじめがあり、学校を休む児童生徒」に連休明けは注目することが必須です。

毎月のいじめ対策②5月にできるいじめの対策

無理して登校する児童生徒

いじめがあるが無理して登校する児童生徒が、どんな辛い気持ちで学校に行くかを想像すると、何としても対策を練らないといけない気持ちになります。

まずは、児童生徒の様子をよく見るようにすることが欠かせません。
そのため、教職員は「普段よりも教室などにいるようにする」ことが望ましいです。
そうすることによって、普段よりも児童生徒の様子を見ることができ、なにより児童生徒から話しかける機会が増えることも考えられます。

また、「ゴールデンウィークはどうだったか」を聞いていくのも児童生徒の気持ちを探る上ではとても有効だと考えられます。
出席を取るときなどに一人一言言ってもらってもいいと思います。

休み時間や授業中、「ゴールデンウィークはどうだったか」の回答、表情などから少しでも「何か違うな」と思ったら話を聞いて、事情を確認していくことが良いと考えられます。

また、「何かあったら、いつでも相談してね」と声掛けをしてあげて、相談するキッカケを作ってあげることも欠かしてはなりません。

毎月のいじめ対策②5月にできるいじめの対策

いじめで学校を休む児童生徒

学校を休むからには「何かしらの理由」があります。
「特に理由はなくて、ただ行きたくないだけ」という意見もありますが、そうなるに至った経緯があります。
連休明けに学校を休みたいと思う主な理由は以下のようなものが挙げられると思います。

もっと休みを堪能したい
宿題や課題が終わっていない
学校に行ったらいじめられる
家の方が気が楽でいられる
学校に行くよりも楽しい
学校に魅力が感じられない

などなどが考えられると思います。(筆者の相談業務経験上に基づきます)

前提として、宿題や課題は少し期限が遅れても多めに見てもいいかもしれません。
ただし、あまり緩すぎると宿題や課題の意味がなくなってしまいますので注意してください。
また、家庭の事情や体調などでも進みは変わりますので少し配慮することをお勧めします。
(宿題を否定しているわけではありません)

「いじめ」に焦点を当てた場合、学校を休むということは、いじめられる環境から少し身を離すことになります。
SNS上でのいじめもあるので、全てのいじめから距離を離すことは難しいです。

連休明けに、「欠席連絡をもらったら児童生徒からのSOS」だと構えて受け取ると対策を迅速に行えます。
まずは、教職員は休み時間や放課後に休んだ生徒の家庭に電話をしてよく話を聞いていくことを欠かしてはなりません。

この行動を疎かにしてしまうと、保護者の中には、
「子どもが休んだのに何とも思わないのか、何もしないのか」と感じしてしまう方もいますので、保護者との信頼関係を築いていく上でも重要なものです。

もし、休むことが長くなった時には、家庭訪問などをしてより親身になって対応をしていくことが良いと考えられます。

まずは、児童生徒のSOSを受け取り、よく話を聞き様子を見ること、そして対応をすることを心がけます。

毎月のいじめ対策②5月にできるいじめの対策

児童生徒の人間関係に注目

5月は、連休明けに注目することはもちろんですが、児童生徒の人間関係にも注目する時期でもあります。

児童生徒は、4月から徐々に人間関係を作っていき、5月にはすでにある程度のグループができあがっています。ここで注目する点として

グループに入れずにグループからいじめられてしまう
グループ内で関係がいびつになり、いじめが発生する

この2点について注目します。

「グループに入れずにグループからいじめられてしまう」児童生徒には、無理にグループに入ろうとはせずに自分の気持ちに正直に行動してよいことを伝えていく。
図書室などへ行き、集中できる時間を過ごすことを勧めることが良いと考えられます。

いじめが発生している時には、複数対個人になっている可能性が高いため、慎重に対応する必要があります。
特に、被害者は報復を恐れている可能性が高いので、「報復を絶対にさせない」といったように安心感を与えながら、対応していくことが望まれます。

「グループ内で関係がいびつになり、いじめが発生する」ことについては、そのグループ内で問題が深刻化する危険性があります。
そもそも、出会って1ヶ月ほどで集まった集団ですので、時間をかけていくと少しずつ互いに違和感を抱いていくことは容易に考えられます。

しかし、児童生徒は「はやく友達を作らないと!」・「はやくどこかのグループに属さないと!」と焦ってしまっています。
そのため、あまり深く関わらないまま、お互いのことをよくわからないまま同じグループになってしまうのです。

グループ内で問題が深刻化してしまうと、周りでは問題に気付きにくい上、当事者たちも外部に事態を報告や相談をしにくくなります。
そのため、対応が遅れてしまう危険性が高いので、児童生徒のグループの様子についても注目しておくことを心がけます。

また、対応についてもグループ全員を集めて一気に話し合いをさせることは決してやらないでください。
被害生徒が加害生徒のいる前で正々堂々と気持ちを話せていたら、いじめは深刻化しません。

教職員は例え対象がグループだとしても一人一人の児童生徒と慎重に話をしていき、事態を把握し、対応していく必要があります。

共通して言えることとして、「児童生徒と教職員の信頼関係」と構築しておくことが、問題の早期発見につながるということです。
日ごろからよく児童生徒と会話をして、よく様子を見ておくことを心がけてください。

また、「保護者と教職員の信頼関係」の構築についても考慮していくと、学校では気づかない家庭での様子についても知ることができ、より繊細に対応をしていくことができます。
児童生徒が休んだ時に連絡することなど、些細なことの繰り返しが必要です。



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