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シンパシーの意味とは何か?同情と共感,エンパシーとの違い‐公認心理師が解説

シンパシーの意味とは何か?同情と共感,エンパシーとの違い

皆さんこんにちは。公認心理師の川島達史です。今回は
「シンパシー(sympathy)」
をテーマに解説していきます。

シンパシーの意味とは

意味とは

まず初めにシンパシーの意味から確認していきましょう。シンパシーは英語版wiktionaryによると

・他人の苦しみや苦痛に対する哀れみや悲しみ  
・他人の気持ちを共有する能力 

とされています。私たちは誰かが苦しい思いをすると、気の毒に感じます。このように他人のマイナス感情をくみ取ることをシンパシーと言います。日本語では「同情」と訳されます。

エンパシーとシンパシーの違い

よく混同されるのが、
empathy(共感)
sympathy(同感)

です。

・エンパシー
全体として、距離感が近く、相手の心情をあたかも自分の事のように感じる気持ちを意味します。プラス感情でも、マイナス感情でも共感は使われます。

・シンパシー
距離感が比較的あり、あいての感情を自分の事のように感じているわけではありません。他人の苦しい気持ちを、ある程度離れた場所から、気の毒に感じるような感覚です。

以下2つの違いを図にまとめました。参考にしてみてください。

 empathysympathy
日本語共感同情
距離感近い遠い
感情の種類プラス感情 
マイナス感情
マイナス感情
専門職良く使う使わない


*シンパシーの意味-注意点

・政治的フレーズ
例外として、政治的な意味でシンパシーを感じるなど、共感と同じような使われ方をすることがあります

・同情とシンパシーの違い
シンパシーと同情はほぼ同じ意味ですが、同情という日本語訳には「他人の苦しみを自分の事のように考える」説が多数あります。シンパシーはある程度距離感があるとされていますので、厳密な意味で、シンパシーと同情も微妙に意味が違う事にも注意が必要です。

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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