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アサーションとは?トレーニングで,自己主張上手になろう!

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アサーション①~アサーションを学ぼう♪~

アサーションって

アサーションって、なに?

 アサーションとは「自分と相手を大切にする表現技法」を意味します。 ちなみにアサーション(assertion)は 英和辞典で調べると「主張」「断言」など という意味が載っています。このような言葉を聞くと 「強く自己主張をする技術」 という印象を抱いてしまう かもしれませんね。 しかし、そうではありません。 相手に自分の意見を押し付けるのではなく 自分のことも、相手のことも大切にすると いうのがアサーションなのです。

 

アサーションが誕生した歴史

 1970年代にアサーションに関する本が アメリカで初めて発売され、ベストセラーになりました。 この本は当時、人種差別や性差別の問題に 大きく影響を与えたといわれています。 1980年代になってから日本にも アサーションが入ってくるようになりました。

 

アサーションはどんな場面でつかえる?

 現在は就職活動でも求職者に対して アサーショントレーニングを行い 面接の練習するところもあります。 又、すでに働いている人に対しての アサーショントレーニングも存在します。 特に教師や医者、サービス業など 人と関わることが多い職業などは 自分を犠牲にして他者への援助を 優先してしまい「燃え尽き症候群」 になることも問題視されていますね。

  このような職業の方々にアサーション トレーニングを行うことは、とても有効です。 もちろん差別問題、職場だけではなく 友人、親子、夫婦、恋人、ご近所付き合いなどの身近な所でもアサーションを活かすことができます。

 

あなたはNOと断れますか?

 アサーションでは、相手に言いにくいことも 主張する権利があります。 例えば、嫌だと思ったときに「NO」と断ることができず 後でモヤモヤになってしまうことはありませんか? 私たちはその場しのぎで言いたいことを我慢しても 長期的な目で見ると相手との関係で無理が出てきたり 人と付き合うことが億劫になることがあります。

 そこで今回は自己主張の中でも特に難しい 「NO」と断る練習をしてみましょう♪

 

練習問題―NOと断る練習

例1

Aさんはおとなしく、口下手なタイプです。 新しい部署に配属されてから、慣れないながらも 頑張っていましたが、周囲のフォローもなく 同僚や上司から色々な仕事を押し付けられることが多くなりました。


最初は角が立つと思いどんな仕事も引き受けていましたが、次第にAさんはそれが負担に感じるようになってきました。同時に気の弱い自分は舐められているような気もして、悔しい感情も湧いてきました。


そんなとき、Aさんは 上司から声をかけられました。
「君、今大丈夫?悪いけど、今すぐにこの書類を作成して欲しいんだけど。」

 

このときあなたは何と返事をしますか?

「は、はい、わかりました。」

「今はちょっと忙しくて…。」

「あの・・・それは○○さんの担当じゃないですか?」

 

など、返し方ひとつで相手が受ける印象は異なってきます。組織の中では仕事ができる人ほど 仕事が回ってきやすいというのも 事実ですが、それを全て引き受けていたら どんどん負担も大きくなっていきますよね。 かといって、組織で働く上で仕事を断ることは 立場が悪くなったり、上手に断ることは中々ハードルが高かったりします。

上手に断る

上手に断る3つのポイント!

ここで上手に「NO」と断るときのポイントを伝授します。

① 自分の気持ちや状況を伝える

② 相談してみる

③ 譲歩案を出してみる

 このポイントを踏まえるとどのような言い方が良いでしょうか。例えば下記にような言い方が良いでしょう。

 

「今は他にAの業務もやっている状況です。いつまでにやらなくてはいけない状況です(状況)。この仕事が終わるのが2日後ならそのあとなら手が回りそうなのですが・・・(譲歩)こういった時はどうすれば良いでしょうか?(相談)」

 

と“自分の状況”を伝えて、まず相手に相談します。その上で 「Aの業務が終わったあとでしたら、書類作成に取り掛かれますが どうでしょうか。」 と譲歩案を出してみるといいでしょう。 みなさんも上記のポイントを参考に考えてみて下さい。

  • アサーションは身近な場面で使える!
  • ポイントは状況の説明と譲歩案を出すこと

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