>
>
>
第一印象を良くする方法,診断,何秒

第一印象を良くする方法,診断,何秒

こんにちは!公認心理師の川島です。
今回のテーマは
「第一印象を良くする」
です。

解決するお悩み
・第一印象を良くしたい
・深い関係が築けない
・人づきあいが苦手
全体の目次
・はじめに
・第一印象と心理学研究
・簡易診断とチェック
・印象をUPする5つの練習

はじめに

早速ですが、みなさんは第一印象ってどのくらいで決まると思いますか?なんと出会った瞬間から8~12秒程度で形成されると言われています。

特に第一印象は「短時間勝負」のコミュニケーションで不利になります。

就職,ビジネスで不利

例えば就職活動の1次面接では人間性を把握する時間はなく、極めて短い時間で採用不採用が決まります。いくらあなたの人間性が素晴らしくても、面接官はあなたの人間性を深く理解するほど時間をとってはくれないのです。

恋愛で不利

お見合いパーティーなどは第一印象で判断される顕著な例ですね。時間が少ないために、1分程度の自己紹介タイムで次のフリートークに発展するかが無情にも決まってしまいます。

そこで当コラムでは、第一印象に関する知識と、対策をしっかりと解説しました。是非最後までご一読ください。

第一印象が決まる時間

第一印象と心理学研究

心理学では第一印象に関する研究が古くから行われてきました。そこで、様々な研究結果の中から、重要なポイントを4つご紹介していきます。

以下折りたたんで掲載をしました。気になるタイトルを展開してみてください。

「印象形成」においてもっと重要なものはなんでしょうか?梅野(2015)は非言語コミュニケーションと好感の関係について、大学生230名に対して調査を行いました。調査は4段階で、

好感をもたれる      ⇒4
やや好感につながる    ⇒3
あまり好感につながらない ⇒2
好感につながらない    ⇒1

で調査を行いました。その結果は下記となります。

私達は印象をよくするために、髪色や洋服に一生懸命時間をかけています。しかし、それ以上に笑顔が印象形成に関わるのですね。

特に男性は笑顔の練習をしている方は少数派かもしれません。もしあなたが婚活中であったり、接客業などの場合はやはり笑顔の練習は必須になるでしょう。

50%のアイコンタクト

深山ら(2002)は、20代から30代の男女13名を対象に、視線と印象操作の関連を調べました。その結果、凝視量や凝視時間によって第一印象に近い「友好度」が変わることが分かりました。

アイコンタクトと時間。友好度の研究

まずは「凝視量」を見てみます。参加者は凝視量によって「1/4・1/2・3/4・全て凝視」の4群に分けられました。グラフから、友好度を高める凝視量は1/2から3/4であることが分かります。

1秒程度でOk

参加者は凝視時間を基準にして「0.5秒・1秒・2秒」の3群に分けられました。グラフから、第一印象に近い友好度を高める凝視時間は0.5秒から1秒であることが見て取れます。

そして凝視時間が1秒を超えて2秒に近づくと、友好度は下がることも分かりますね。

アイコンタクトと友好度の研究

実験結果から、アイコンタクトは2秒未満で充分と考えるとよさそうです。ずっと目を見続けて話すのではなく、お互い適度に目線を外したり、たまにばちっとあったりを繰り返しながらコミュニケーションするのがおすすめです。

藤原(19869)は大学生162名を対象にした実験では、スピーチ速度とハンドジェスチャーが「知性」と「自信」の印象にどれけ影響を及ぼすかを調べました。

知性と身振り手振り

その結果、以下の図のようになりました。

まずは、知性から見ていきましょう。「スピーチ速度が遅く、ハンドジェスチャーがある」時にもっとも、知性の度合いが高まっていることが分かります。

1つ面白いのはスピーチ速度が早い場合は、ハンドジェスチャーが無い方が知性的に見えることです。早口でジェスチャーが多いと緊張している印象を与えやすいのかもしれません。

自信と身振り手振り

続いて、自信の度合いを見てみましょう。こちらも知性と同様にスピーチの速度が「遅い」ハンドジェスチャーが「ある」場合にもっとも高い数値を出しています。

やはり、話す速度が「早い」場合は、ハンドジェスチャーが「ない」方が成績が良いですね。

この研究結果から、話す時に自信や知性を演出したい場合には「ゆっくり話し、身振り手振り」を加えるのがベストだと考えることができます。話し方次第でガラりと印象も変わってしまうため、しっかりと押えておきたいところです。

恋愛と外見の魅力の関係について分析した研究を紹介しましょう。

松井・山本(1985)は男子学生を対象に、複数の女性の写真を見てもらい第一印象の重要性を調査ました。

その結果、初対面の女性について、
「美しさ」>「活発さ」>「しっかり」>「家庭的」
という順序で重視していることがわかりました。


心理学的には相関係数0.7以上はかなり影響あり、.70~.40はある程度ありと考えます。美しさと活発さは第一印象の影響をかなり受けるようですね。

またしっかり、家庭的もある程度の影響があるようです。確かに私自身も思いあったる節があります笑

初対面の感触の重要性

簡易診断とチェック

ここからは第一印象をUPさせるトレーニングを紹介いたします。成果を把握するためにていきます。成果を把握するために定期的なチェックをオススメします。

第一印象UPトレーニング

ここからは第一印象を改善する5つのトレーニング方法を提案します。

①笑顔トレーニング
②アイコンタクト練習
③ジェスチャー練習
④綺麗な姿勢の追求
⑤服装で第1印象UP

①笑顔トレーニング

第一印象の王様は笑顔です。笑顔なくして第一印象の向上はない!と考えていいと思います。

実は筆者は野球部出身で、練習中に歯を見せると起こられていたので、笑顔がめちゃくちゃ苦手でした。。女性からのウケもかなり悪かったです。

しかし、たくさん練習をすることで、笑顔についてかなり改善できました。笑顔の練習法はたくさんあります。

表情が堅いな…という方は以下のコラムでぜひトレーニングをしてみてください。

笑顔の作り方

②アイコンタクト練習

アイコンタクトは笑顔の次に第一印象に影響を与えると言われています。そこで、自然なアイコンタクトを身に付けることで、初対面の相手に好感を持たれることが多くなります。

とは言え、目を合わせられない!という方も多いと思います。そこでアイコンタクトコラムでは、緊張せずにアイコンタクトする方法や視線を合わせるコツについて解説しています。

視線の合わせ方について深く知りたい方は下記をご覧ください。
アイコンタクトの意味とは-6つのコツ

③ジェスチャーをつけよう

第一印象を左右するのは、話す内容よりも話し方です。そこで、肝となるのがジェスチャーを使って伝えることです。

身振り手振りを入れることで、自分の伝えたいメッセージを強調したり、視覚的に分かりやすく伝えることができます。その結果、第一印象もより好感の持てるものになるのです。

ジェスチャーの使い方についてより深く知りたい方は下記をご覧ください。
身振り手振りを使いこなそう

④姿勢を正そう

姿勢が悪いとパッと見、暗い印象を与えてしまいます。第一印象を良くしたい場合は、正しい姿勢をキープすることが大切です。姿勢が良いと自信がある・やる気のある印象を与えてくれます。

また、姿勢が良くなると空気を取り込みやすくなり、脳に新鮮な酸素が送られます。結果、頭の回転も良くなり、さらに第一印象が良くなるのです。

姿勢の正しさを深く知りたい方は下記をご覧ください。
姿勢をピンと第一印象UP!

⑤服装を改善しよう

色彩心理学とは、色彩と人間の関係性を心理的に研究してもので、色の見え方や感じ方で人がどのように反応するかを明らかにしています。学術的にも、色によって印象を変えることが分かっています。

色で第一印象が決まる

色の影響は、心地良さなどの「心理的な影響」、交換神経や副交感神経を刺激する「生理的な影響」をはじめ、美味しそう!明るい気分など「感情的な影響」もあります。

そのため、私たちの日常の様々な色も、色彩心理学の効果を捉えた配色が活用されています。

色彩心理学をより深く知りたい方は下記をご覧ください。
色使いで第一印象を変えよう!

おまけ:第一印象が悪くてもOKな裏技

おまけ動画で、第一印象が実は悪くてもOKな裏技を解説しました。ずっと第一印象を良くしようって疲れちゃいますよね。。気を抜くときは気を抜いても良いのです。

その辺の心理学的な裏技を解説しました。良かったら参考にしてみてください♪*チャンネル登録をして下さると励みになります。

5つの方法で第一印象UP!

まとめ

ここまで第一印象を改善する方法5つの概要を紹介しました。

「表情筋・笑顔練習」
「適切なアイコンタクト」
「身振り手振りを意識」
「姿勢をビシッと!」
「服装に拘る」

第一印象は、短時間勝負である分、比較的改善しやすいというポジティブな面があります。効果が出やすい部分になりますので、ぜひ5つの対策を実践してみてください♪

お知らせ

もし公認心理師,精神保健福祉士など専門家の元でしっかり心理学を学習したい方場合は、私たちが開催しているコミュニケーション講座をオススメしています。講座では、

・第一印象アップ練習
・暖かい人間関係を築くコツ
・傾聴トレーニング
・発話トレーニング

など練習していきます。興味がある方はお知らせをクリックして頂けると幸いです。お知らせ失礼いたしました。

人間関係講座

助け合い掲示板

コメントを残す

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


ブログ→
YouTube→
Twitter→

*出典・参考文献
・Asch, S,E.,Forming Impression on Personality, Journal of Abnormal and Social Psychology,1946、Vol.41,pp.258-290
・Chee Kee ,R.J.,S.O.F.T.E.N. up to Make a Good First Impression, Business World,Aug.20,2002,pp.1-2
・Fiske,D.W.et al. Psychology Today,1975(南博完訳『図説 現代の心理学6 社会心理学』講談社 1984年)
・Mednick,S,A.et al. Psychology,John Wiley&Sons,1975(外山・島津監訳『心理学概論』誠信書房,1986年)
・林伸二『業績評価システム』同友館,1993年
・Nordstrom, C.R., et al.,First Impressions versus Good Impressions,The Journal of Psychology,1998, Vol.132,Iss.5,pp.477-492

松井豊・山本真理子(1985),「異性交際の対象選択に及ぼす外見的印象と自己評価の影響」,社会心理学研究 , 1 (1) , p9-14.