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苦しい・辛い時の対処法!助けて,助け合い掲示板

苦しい・辛い時の対処法‐助けてと言えないとき

はじめまして。公認心理師の川島です。

「心が苦しい時の乗り越え方」

について詳しく解説をしていきます。


対象となる悩み
・辛いことがあった
・絶望感がある
・苦しい時期が続いている

 

全体の目次
入門① 人生は山あり谷あり
入門② フィンクの4段階
入門③ うつ病リスク 
入門④ 無理は禁物

 

解決策①心療内科
解決策②大局観を持つ
解決策③周りに助けを求める
解決策④ネガティブ反すうに注意
解決策⑤専門家の利用

 

入門①~④を読み進めていくと、基本的な知識と対策を抑えることができると思います。是非入門編は最後までご一読ください。

もしお役に立てたなら、初学者向け心理学講座でもぜひお待ちしています。

人生は山あり谷あり

人生は山あり谷ありですよね。

当コラムはページ下部に助け合い掲示板があります。日々、様々なお悩みが投稿されています。おそらく当コラムにいらっしゃった皆さんも、辛いきもちなのではないでしょうか。

実は筆者の川島も、ここに至るまでたくさん苦しい体験がありました。。

引きこもり、対人恐怖、ニート、資格試験の失敗、会社が倒産しかけた、結婚しようと思っていた彼女に振られた、自殺企図…

ここまで本当にいろいろとありました。人生は山あり谷ありですよね。。

生きていく過程の中で、苦しいことは避けられないと言っても過言ではないでしょう。

ただ…私は、人生は苦しい時期があってこそ、人は自分自身と向き合い、人生の深みを知り、一度きりの人生を噛みしめることができるのだと感じています。

苦しい時期は、冬の後に春が必ず来るように、いつかはちゃんと終わりと迎えてくれます。

そうして、振り返れば、苦しい時期は、自分自身を成長させてくれた、とても大切な時期なのだと感じれると思うのです。

心の整理と4段階

心理学者のフィンクは心の整理には4つの段階があると主張しています。

①衝撃期

大事なものを失うなど心に大きなダメージを負った時、苦しい感情はさまざまな現れ方をします。
・毎日のように涙が出る
・後悔の念が消えない
・食欲がない、身体が重いなど
苦しい気持ちがとても強い時期です。

②防衛的退行

苦しい現実が受け入れられず、葛藤する段階です。あの時こうすれば良かった…なぜこんな不運ばかりが起こるのか…私たちはああでもない、こうでもないと悩みます。

③承認期

自分の心と向き合い、徐々に苦しい出来事を理解し始めるようになります。どんな出来事が起きたのか人に打ち明けられるようになります。押さえつけていた辛い気持ちが外に出るようになります。

④適応期

徐々に自分を取り戻し、苦しい時期にきちんと意味を持たせることができます。適応期には興味のあることや新しいことを始めるなど、自分にとってポジティブになることに着手するようになっていきます。

フィンク危機理論

*講師の視点 苦しい時期が短期的なものであれば、時間が解決してくれる面もたくさんあります。ケガをしても、ちゃんと傷口がふさがるように、心にも本来備わっている、自然治癒力があるのです。

苦しい気持ちに無理は禁物

抑圧とはなにか

特に苦しい出来事があり受け入れられないことが起きたとき、人は落ち込むことをいったん保留にすることがあります。特に①衝撃期、②防衛的退行の際に

「抑圧」

という心の防衛機制が作用することがあります。抑圧とは、本来なら苦しい気持ちが沸き起こるところを心の奥底にいったん沈めるイメージです。

しかし、人間の心の防衛機制にも限度があります。

無理はしない

苦しい気持ちを抑え込つけるはとても労力がかかるのです。苦しい時に

「全然平気!」
「苦しくなんかない!」
「一人で解決できる」

と強引に心の底に沈め、抱え込んでしまうと、いつの間にか心の病になってしまったり、心の問題が体に表れてしまうことがあります。

ハッキリとした理由があれば、自然な流れとして苦しい気持ちを、自分自身でみとめたり、素直に身近な人に聞いてもらうことも大事なのです。

うつ病のリスクあり

長期化に注意

苦しい時期は多くの場合は、自然と改善していくものです。ただし、長期的に苦しい気持ちが続く場合は注意が必要です。特に苦しい時に、ネガティブな考えを何度もぐるぐる巡らせている状態が続くと、

・うつ病
・適応障害
・社交不安障害

という病気になることがあります。特に、消えてなくなりたい…という感覚がある方は要注意です。

消えて無くなりたい…に注意

うつ病になると、ひどく気分が落ち込んだり、人生の目的を見失ってしまうこともあります。特に消えてなくなりたい…という感覚があるかたは要注意です。

警察庁の平成29年の自殺統計によれば、うつ病による自殺がもっとも多いことがわかっています。

上図は、健康問題での自殺の原因を調べたものです。身体の病気や統合失調よりもうつ病の方が多い傾向にあることが明確にと出ていますね。

うつ病が悪化すると、どんどん自分を追い詰めてしまい悪循環となってしまうため、症状が小さいうちに対処していく改善していく必要があります。

苦しい時の過ごし方

ここからは、苦しい時の対処法を提案させて頂きます。具体的には

①心療内科に行くレベルか検討
②フィンクの4段階で大局観を持つ
③周りに助けを求める
④ネガティブ反すうに注意
⑤専門家の利用

の5つのポイントがあります。

①心療内科に行くレベルか検討

まず初めに、苦しい事態がどれぐらいの大きさなのか、考えましょう。特に消えてなくなりたいと感じるぐらい症状が重い方は、緊急性が高いので精神科の受診を視野に入れてください。

じっくり取り組めそうな方は対策②~④で紹介する心理療法の進みましょう。

精神科と心理療法どちらが適切かわからない場合は以下の動画も参照ください。

*監修の川島(精神保健福祉士)が動画でも解説しています。
 チャンネル登録くださると励みになります!

 

②大局観を持つ-フィンクの危機理論

フィンクの危機理論をおさらいしましょう。人間は苦しい時期を
1:衝撃
2:防御的退行
3:承認
4:適応
の4段階で乗り越えていきます。苦しい時期は、無理に明るく勤めようと思っても、なかなかうまくいきません。ケガがすぐには治らないのと同じで、心を休める必要があるのです。

苦しいことを、自分なりにじっくり整理していけば、自然と自分の心が乗り越えてくれると大局的に考えていきましょう。

③周りに助けを求める

問題を一人で抱え込まない
苦しい状態に陥るとなかなか回復することができないという方は問題を一人で背負い込む傾向にあると考えられています。

問題を一人で抱え込んでしまうと、視野が狭くなって様々な角度から見ることが難しくなります。特に周りに「助けて」と言えない人は要注意です。

たまには周りに甘えよう

世の中には多くのソーシャルサポートが存在します。ソーシャルサポートとは、社会的な関係の中でやりとりされる支援のことを意味します。

そこで次回のコラムでは、問題を一人で抱え込むのではなく、さまざまなソーシャルサポートを活用して問題を苦しい状態から抜け出す方法をご紹介します。

詳しくは苦しい時期は助けを求めるソーシャルサポートコラムを参考にしてみてくださいね。

*当コラム最下部に助け合い掲示板もあります。
 お互いの暖かいコメントもお待ちしています。

ネガティブ反すうに注意

苦しい時期は、いきすぎた自己否定や、過去や現在をネガティブに捉えやすい時期です。必要以上に否定的になっている方は注意がひつようです。

神谷・幸田(2016)は、「ネガティブ思考」による心理的な影響について研究しました。下図は論文を一部改変して作成した図です。少し眺めてみてください。

過去現在否定的と自己否定が、ネガティブな反すう、思考や将来否定を強めているいることが考えられます。結果的に抑うつ気分を増幅させていることがわかります。

ネガティブ反すうを改善するには、リフレーミングという手法が有効です。リフレーミングとは、物事の枠組みを捉えなおす技法です。具体的には、苦しい時期を乗り越える,リフレーミング法で解説します。

⑤専門家の利用について

心理学を独学で学ぶことに不安がある場合は、専門家の元でしっかり学ぶこともお勧めしています。

私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、メンタルヘルスの向上について心理学講座を開催しています。独学に限界を感じた方、心理学を体系的に勉強されたい方のご参加をぜひお待ちしています。

執筆者も講師をしています(^^)
 ・心理療法の基礎
 ・マインドフルネス療法
 ・支え合い、会話練習
初学者向け心理学教教室を開催しています

落ち込む診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「落ち込む診断」をしてみましょう。*医療行為ではありません。あくまで参考程度に検討してみてください。

落ち込む診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
いやだったことを繰り返し思い出す
2.
過去の出来事を何度も後悔する
3.
気落ちすると長時間ふさぎ込んでしまう
4.
暗い気分が長時間続く
5.
自分のできなさをすぐに責めてしまう
6.
失敗すると自分を責めてしまう
7.
悩みを人に相談せず抱え込む
8.
自分の気持ちを抑えがちだ
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は? 
あなたのお住まいは?
診断についての注意

落ち込む‐診断 注意事項 
・当落ち込む診断は精神保健福祉士川島の監修の元作成しました
・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下、落ち込む診断についての、作成手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマフォーとフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、会話について誤った努力をしてしまう可能性があります。

そこで弊社では、メンタルヘルスやコミュニケーションの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

落ち込む診断作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する

 

①尺度作成について概観
落ち込むということは心理学的には「思考」「気分」などの状態として扱われることが多く、「落ち込む」状態自体を計る尺度はあまり見当たらない。近接概念としては、「抑うつ」「陰性感情」さらにうつ病や不安障害などのリスクファクターとなどと考えられている「否定的認知」「反すう」についての研究は豊富に存在する。まずは落ち込むに近接する先行研究を概観する。

先行研究ⅰ
大井・望月(2017)では、大学生や大学院生19名を対象に反すうの思考内容の分類を行い、それぞれの思考内容を特徴付ける気分状態との関連について検討した。その結果、反すうには「自己批判」や「後悔」などの多様な思考内容や機能が含まれることがわかった。

先行研究ⅱ
神田(2007)では、173名の大学生を対象に質問紙調査で不快事象を経験する場合に生じると考えられる「落ち込み」気分とその事象の生起した原因をどのように考えるかという原因帰属との関連を検討した。その結果、否定的な扱いを受けてその原因を自分に求めることによって負の理解への自己理解をもたらし「落ち込み」が生じると推測された。

先行研究ⅲ
田中(2006)では、中学1年生から3年生518名を対象に身体的発達およびパーソナリティ特性とネガティブライフイベンツが抑うつに及ぼす影響についての検討を行った。その結果、損害回避(行動の抑制)の高さおよび、自己志向と協調の低さが抑うつと関連するパーソナリティ特性であることがわかった。

② 尺度抽出について
このように落ち込むという概念については、現在までに様々な角度から検討がされている。尺度の作成についてはこれらの近接する論文・学術書と、臨床心理士・精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

参考文献
大井瞳, & 望月聡. (2017). 反すうの思考内容と気分状態の分類. 感情心理学研究, 25(Supplement), ps19-ps19.

神田信彦. (2007). 原因帰属と気分・感情の関係の検討. 人間科学研究, 29, 61-67.

田中麻未. (2006). パーソナリティ特性およびネガティブ・ライフイベンツが思春期の抑うつに及ぼす影響. パーソナリティ研究, 14(2), 149-160.
樫村正美, & 岩満優美. (2007). 感情抑制傾向尺度の作成の試み. 健康心理学研究, 20(2), 30-41.

城月健太郎, 笹川智子, & 野村忍. (2007). ネガティブな反すうが社会不安傾向に与える影響. 健康心理学研究, 20(1), 42-48.

 

*****抽出された項目
すぐに悲しくなる。
気分が不安定だ。
いったん気落ちすると長時間ふさぎ込んでしまう。
悩みを人に相談することはしない。
相手に合わせて自分の意見を言わない。
いやだったことを繰り返し思い出す。
どうすればよかったのかを何度も考える。
自分の気持ちを抑えがちだ。
自分のできなさをすぐに責めてしまう。
失敗すると自分を責めてしまう。
暗い気分が続く。
身体が重い感じがする。

 

③ KJ法によりグルーピングを行い
  4グループにまとめ、ラベリングを行った
  WEB対応簡易型落ち込む尺度とするため
  4グループ質問項目についてそれぞれ2項目採用した

  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は川島の判断で選択した

 

*思考の反すう
いやだったことを繰り返し思い出す。
どうすればよかったのかを何度も考える。

*抑うつ
気分が不安定だ。
いったん気落ちすると長時間ふさぎ込んでしまう。
暗い気分が続く。
身体が重い感じがする。

*自責感
自分のできなさをすぐに責めてしまう。
失敗すると自分を責めてしまう。

 

*気持ちの我慢
悩みを人に相談することはしない。
相手に合わせて自分の意見を言わない。
自分の気持ちを抑えがちだ。

 

****質問項目を8項目に削ってさらに検討を加えた****

*思考の反すう
いやだったことを繰り返し思い出す
過去の出来事を何度も後悔する

*抑うつ
気落ちすると長時間ふさぎ込んでしまう
暗い気分が長時間続く

*自責感
自分のできなさをすぐに責めてしまう
失敗すると自分を責めてしまう

*気持ちの我慢
悩みを人に相談せず抱え込む
自分の気持ちを抑えがちだ

*************************************

 

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
 ・34~40   落ち込む‐かなり大きい 
  ・28~33   落ち込む‐大きい 
  ・23~27   落ち込む‐やや小さい
  ・8~22    落ち込む‐ない~小さい

  
の4段階とする。優劣はないため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

 

****************************************
診断結果 
・34~40 落ち込む‐かなり大きい

※長所
かなり落ち込む状況であります。問題が起った時には問題の起った原因や自分の反省すべき点をしっかり振り返る力があると考えられます。また、責任感が強く、自分より他者を配慮するために人から頼られることも多いと考えられます。また落ち込む期間は、「アイデンティティクライシス」と言って、その後の人生の気づきに繋がる重要な期間でもあります。辛い時期だと思いますが、人生を通せば、重要な意味を持つ時期と言えるかもしれません。さまざまな出来事を深く考えるために人と違った考えや意見を持っていることも多いと考えられます。

 

※注意点
落ち込んだときの問題が大きい傾向にあります。自分一人で問題を抱え込みやすく、いったん落ち込むととことんネガティブになってしまう傾向が見受けられます。日常生活の中で落ち込むことは自然なことですが、あまり自分をしんどくさせすぎないような思考や行動を選んでみましょう。以下のコラムも参考にしてみてください。消えてなくなりたいという感覚がある方は、心療内科や精神科の受診を検討してみてください。

 

・28~33   落ち込む‐大きい

※長所
落ち込む気持ちが大きい状況です。問題が起った時には問題の起った原因や自分の反省すべき点をしっかり振り返る力があると考えられます。また、責任感が強く、自分より他者を配慮するために人から頼られることも多いと考えられます。また落ち込む期間は、「アイデンティティクライシス」と言って、その後の人生の気づきに繋がる重要な期間でもあります。辛い時期だと思いますが、人生を通せば、重要な意味を持つ時期と言えるかもしれません。さまざまな出来事を深く考えるために人と違った考えや意見を持っていることも多いと考えられます。

 

※注意点
ネガティブな出来事を頭の中で巡らせている時間が多いと心身のリズムを崩すきっかけになるかもしれません。バランスの良い解決方法のレパートリーをたくさん持っておくことがおすすめです。以下のコラムも参考にしてみてください。

 

・23~27   落ち込む‐やや小さい

※長所
落ち込むときの問題が低めのやや小さい傾向にあります。時には落ち込むこともあると思いますが、自分でできる対処法を試みる、人に相談するなどうまく対処している様子がうかがえます。このように心理的なタフさをコーピング力と表現することがあります。健康的なレベルで、困難を乗り越える心理的な強さがあると思われます。

 

※注意点
落ち込む気持ちは健康的なレベルですが、これからも日常生活の中でセルフケアを積極的に増やしていくことがおすすめで。落ち込んだ時の対策を以下のコラムでお伝えします。もっといろいろなセルフケアを身につけたい・・という方は参考にしてみてください。

 

・8~19    落ち込む‐ない~小さい

※長所
落ち込むときの問題が小さい傾向にあります。問題が起った時には、落ち込むのではなく解決しようとする方向に向かうことが多いのかもしれません。いつもポジティブでエネルギーが高いことは周囲を明るくさせるでしょう。このように心理的なタフさをコーピング力と表現することがあります。健康的なレベルで、困難を乗り越える心理的な強さがあると思われます。

※注意点
落ち込むときの問題が普段はほとんどないかもしれませんが、心身のコンディションが崩れている時には普段どおりにいかないこともあります。その場合に備えて落ち込んだ時の対策を知りたい・・という方は以下のコラムを参考にしてみてください。

※長所
かなり落ち込む状況であります。問題が起った時には問題の起った原因や自分の反省すべき点をしっかり振り返る力があると考えられます。また、責任感が強く、自分より他者を配慮するために人から頼られることも多いと考えられます。
落ち込む期間は、「アイデンティティクライシス」と言って、その後の人生の気づきに繋がる重要な期間でもあります。辛い時期だと思いますが、人生を通せば、重要な意味を持つ時期と言えるかもしれません。さまざまな出来事を深く考えるために人と違った考えや意見を持っていることも多いと考えられます。

※注意点
落ち込んだときの問題が大きい傾向にあります。自分一人で問題を抱え込みやすく、いったん落ち込むととことんネガティブになってしまう傾向が見受けられます。日常生活の中で落ち込むことは自然なことですが、あまり自分をしんどくさせすぎないような思考や行動を選んでみましょう。
以下のコラムも参考にしてみてください。消えてなくなりたいという感覚がある方は、心療内科や精神科の受診を検討してみてください。

※長所
落ち込む気持ちが大きい状況です。問題が起った時には問題の起った原因や自分の反省すべき点をしっかり振り返る力があると考えられます。また、責任感が強く、自分より他者を配慮するために人から頼られることも多いと考えられます。
落ち込む期間は、「アイデンティティクライシス」と言って、その後の人生の気づきに繋がる重要な期間でもあります。辛い時期だと思いますが、人生を通せば、重要な意味を持つ時期と言えるかもしれません。さまざまな出来事を深く考えるために人と違った考えや意見を持っていることも多いと考えられます。

※注意点
ネガティブな出来事を頭の中で巡らせている時間が多いと心身のリズムを崩すきっかけになるかもしれません。バランスの良い解決方法のレパートリーをたくさん持っておくことがおすすめです。以下のコラムも参考にしてみてください。

※長所
落ち込むときの問題が低めのやや小さい傾向にあります。時には落ち込むこともあると思いますが、自分でできる対処法を試みる、人に相談するなどうまく対処している様子がうかがえます。このように心理的なタフさをコーピング力と表現することがあります。健康的なレベルで、困難を乗り越える心理的な強さがあると思われます。

※注意点
落ち込む気持ちは健康的なレベルですが、これからも日常生活の中でセルフケアを積極的に増やしていくことがおすすめで。落ち込んだ時の対策を以下のコラムでお伝えします。もっといろいろなセルフケアを身につけたい・・という方は参考にしてみてください。

※長所
落ち込むときの問題が小さい傾向にあります。問題が起った時には、落ち込むのではなく解決しようとする方向に向かうことが多いのかもしれません。いつもポジティブでエネルギーが高いことは周囲を明るくさせるでしょう。このように心理的なタフさをコーピング力と表現することがあります。健康的なレベルで、困難を乗り越える心理的な強さがあると思われます。

※注意点
落ち込むときの問題が普段はほとんどないかもしれませんが、心身のコンディションが崩れている時には普段どおりにいかないこともあります。その場合に備えて落ち込んだ時の対策を知りたい・・という方は以下のコラムを参考にしてみてください。

落ち込む(MAX 40)

落ち込む(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、落ち込みやすいことを示しています。以下の基準を参考にしてください。

・34~40   落ち込む‐かなり大きい 
・28~33    落ち込む‐大きい 
・23~27  落ち込む‐やや小さい
・8~22   落ち込む‐ない~小さい

落ち込む(MAX 40)

落ち込む(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

・34~40   落ち込む‐かなり大きい 
・28~33    落ち込む‐大きい

  • 総合

    順位都道府県平均値回答数
    1島根県34.9355
    2佐賀県34.7253
    3青森県34.33163
    4山梨県34.2892
    5鳥取県34.2654
    6宮崎県34.1958
    7長野県34.17215
    8沖縄県34.09175
    9福島県34.05191
    10香川県34.0394
    11徳島県33.9537
    12岩手県33.91179
    13福岡県33.9551
    14愛媛県33.83114
    15富山県33.83113
    16山形県33.77165
    17栃木県33.76188
    18福井県33.767
    19京都府33.66302
    20北海道33.64808
    21三重県33.56161
    22埼玉県33.54826
    23滋賀県33.53137
    24宮城県33.52343
    25兵庫県33.51558
    26神奈川県33.51264
    27静岡県33.46338
    28群馬県33.45193
    29茨城県33.43323
    30千葉県33.41718
    31石川県33.41118
    32東京都33.412215
    33熊本県33.39135
    34大阪府33.37938
    35岡山県33.36182
    36大分県33.3105
    37秋田県33.24111
    38長崎県33.13102
    39愛知県33.05809
    40奈良県33.04110
    41広島県33.02245
    42新潟県32.94263
    43和歌山県32.8377
    44鹿児島県32.79133
    45高知県32.7253
    46岐阜県32.71187
    47山口県32.27104
  • 男性

    順位都道府県平均値回答数
    1宮崎県36.514
    2鳥取県36.3614
    3徳島県36.258
    4島根県36.2114
    5高知県35.510
    6岡山県35.0730
    7山梨県35.0425
    8長崎県34.9520
    9長野県34.9342
    10栃木県34.9225
    11愛媛県34.9236
    12沖縄県34.8137
    13佐賀県34.7311
    14福井県34.6913
    15青森県34.4233
    16山形県34.4122
    17三重県34.1234
    18大分県34.0923
    19北海道34154
    19福島県3439
    21富山県33.9734
    22静岡県33.8771
    23千葉県33.8161
    24福岡県33.7118
    25東京都33.66462
    26茨城県33.6159
    27滋賀県33.4628
    28大阪府33.46191
    29広島県33.4646
    30奈良県33.4321
    31新潟県33.3760
    32神奈川県33.26272
    33埼玉県33.2174
    34兵庫県33.1882
    35宮城県33.1474
    36京都府33.0877
    37群馬県33.0852
    38石川県33.0729
    39秋田県33.0616
    40岐阜県33.0329
    41愛知県32.98169
    42熊本県32.7431
    43山口県31.9133
    44香川県31.610
    45岩手県31.3840
    46鹿児島県29.1234
    47和歌山県27.7919
  • 女性

    順位都道府県平均値回答数
    1佐賀県34.7142
    2岩手県34.6138
    3島根県34.4941
    4和歌山県34.4858
    5香川県34.3284
    6青森県34.31130
    7福島県34.08150
    8鹿児島県34.0598
    9山梨県3467
    10長野県33.96171
    11福岡県33.94431
    12沖縄県33.9137
    13京都府33.87222
    14山形県33.7141
    15熊本県33.68103
    16宮城県33.64265
    17埼玉県33.62644
    18富山県33.6177
    19北海道33.6641
    20兵庫県33.6473
    21神奈川県33.56986
    22群馬県33.56140
    23滋賀県33.54109
    24栃木県33.54161
    25石川県33.5289
    26福井県33.4654
    27宮崎県33.4544
    28静岡県33.42265
    29鳥取県33.4139
    30茨城県33.36261
    31東京都33.341732
    32三重県33.34125
    33大阪府33.34742
    34愛媛県33.3477
    35徳島県33.3129
    36千葉県33.29555
    37秋田県33.294
    38大分県33.0982
    39愛知県33.07633
    40広島県32.94197
    41岡山県32.9147
    42奈良県32.8387
    43新潟県32.82203
    44長崎県32.6882
    45岐阜県32.65158
    46高知県32.4840
    47山口県32.4471

2018年8月2日から調査を開始しています。現在集計中です。

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次回は周りに助けを求めるコラムとなります。悩みを抱え込みやすい方は参考にしてみてくださいね。

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58件のコメント

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    • ひかり
    • 2020年3月29日 2:35 PM

    コメントさせて頂きます。
    自分は辛い中で生きているのに、周りは幸せそうでいいな~、羨ましいな~、このような感情が湧き上がってきたら、自分にとって幸せの状況とは何かを考えるチャンスです。
    なぜ周りが幸せそうに見えるのか?感じるのか?自分はどのようになりたいのか?自分は何を気にして辛い気持ちになっているのかを考えてみると良いかもしれませんよ。

    0
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    • ひかり
    • 2020年3月27日 4:44 PM

    コメントさせて頂きます。
    なぜそのような陰気な感情(ネガティブな感情)が湧き上がってくるのか?何が怖くて誰かに助けを求められないのか?まずは自分自身と対話をすることをしてみてください。
    ノートやメモ帳に書いてみると自分の本音が見えてきますよ。
    その時に自分を否定する言葉が出てきたら、「自分は今このような感情を抱いているのだな」「このような不安、怒り、悲しみ、陰気な感情を抱いているのだな」このように出てきた感情を消そうとするのではなく、ただ感じてみてください。
    感情を感じきった後に自分を肯定する言葉や安心する言葉を自分自身に掛けてあげてください。

    0
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    • みにー
    • 2020年3月27日 10:58 AM

    とりあえず消えたい。
    死にたい死にたいが消えない。
    誰かに会うことも、夢も目標も無意味にしか思えない。
    一人で立つこともできなければ、誰かにもたれることも怖い。
    朝起きたら死んでたら良いのに。

    1+
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    • ひかり
    • 2020年3月27日 10:24 AM

    コメントさせて頂きます。
    少しスピリチュアル的な考え方にはなりますが過去の感情が今の現実を創ります。
    陰の感情(ネガティブな感情)があるから陽の感情(ポジティブな感情や願望)が想像されるのです。
    陰気や感情が湧き上げってきたときは、自分は何を望んでいるのか?どのような現実を求めているのか?を知る機会になります。
    創りたい現実が想像できたのなら後は自分が陽気な感情を味わえる事をしてみてください。少しワクワクする、少しリラックスする、好きな事に少し夢中なる等、少しでも良いので陽気な感情を味わってみてください。
    これらの陽気な感情を味わうと未来の出来事や引き寄せられる物や人が変わっていきます。
    現世(宇宙の法則)では今の感情が陽気であるのなら陽気で居られる未来が創られます。
    もちろん陰気な感情でいると未来も陰気な感情を抱かなければならない現実が創られます。

    ご参考になりましたら幸いです。

    0
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    • 55歳
    • 2020年3月27日 6:07 AM

     苦しいひとがたくさんいるんですね。私もここ10年起死念慮と自殺企図が、心と頭から離れません。もう誰も信用できません。いい歳こいてこのざまに自嘲するだけです。
     困ったのが、死ぬ最後の一押しとしてかかせないお酒を身体が受け付けず、今生きてます。神なんて信じるわけはないけど、なにか大きな力が働いているのだろうか。
     早く踏ん切りと決断ができるようになりたいです。

    1+
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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士
  • 社会心理学会会員

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
押谷葉子, 山田尚登, & 高橋三郎. (1994). 感情障害エピソード反復の周期性と季節性. 精神医学, 36(11), 1197-1202.
大学生の抑うつにおける自動思考とネガティブな反すうの関連 神谷 慶, 幸田 るみ子 ストレス科学研究 Advance Publication
警察庁 平成29年中における自殺の状況
樫村正美, & 岩満優美. (2007). 感情抑制傾向尺度の作成の試み. 健康心理学研究, 20(2), 30-41.
城月健太郎, 笹川智子, & 野村忍. (2007). ネガティブな反すうが社会不安傾向に与える影響. 健康心理学研究, 20(1), 42-48.
長谷川晃, 金築優, & 根建金男. (2009). 抑うつ的反すうに関するポジティブな信念の確信度と抑うつ的反すう傾向との関連性. パーソナリティ研究, 18(1), 21-34.