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励ます言葉で辛い時を乗り越える

励ます言葉で辛い時を乗り越えよう!-精神保健福祉士が解説①

みなさんこんにちは!。当コラムは「励ます」をテーマに専門家が解説をしています。執筆者は社会心理学の専門家 川島です。私は社会心理学の大学院で、成人のコミュニケーションについて研究をしてきました。

しっかりと「励ます」について解説をしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。

励ますことができない問題点

相手を励ますことは、信頼関係の構築につながり人間関係を円滑にしてくれます。経験があると思いますが、尊敬できる上司や、親友との会話を振り返ってみてください。きっとあなたが失敗した時、迷っている時は励ましてくれることが多かったでしょう。

もしあなた自身が励ますことが不得意だと、様々なコミュニケーション場面で問題が大きくなってしまいます。

例えば、
・部下や後輩のやる気がなくなる
・友人とパートナーとトラブルになりやすい

・異性から冷たい人だと思われる
人間関係のあらゆる場面で、問題が発生してしまいます。こうした問題は、励ますことができないために起こっている可能性が高いです。

励ます言葉は自分のためにもなる

励ますことは自分の心にもいい影響を与えます。高橋・森本(2012)は都内大学生234名を対象にポジティブシンキングが心理的にどのような影響があるかを調査しました。研究の中では「他人のポジティブな面に注目すること」の心理的な効果も分析されています。その結果が下図となります。


他人のポジティブなところを見つけ、励ますと、自分自身の幸福感が上がり、ネガティブ感情が減り、他人を軽視するも減ることがわかります。他人の良い部分を見つけると自分も幸せになれるとは面白いですね。自分にも相手にもいい効果があるので、人間関係も円滑になることでしょう。

積極的に相手を励ますことで、相手だけでなく、自分も幸せになれるので日常的に他人を励ますこと心掛けたいところです。

返報性の原則

社会心理学の世界では、「返報性の原則」という言葉がよく出てきます。自分が与えたものは相手からも帰ってきやすいという理論です。例えば、好意を伝えると、好意が帰ってきやすいですね。嫌いになると、相手も自分を嫌いになりやすいのです。励ますことも同じで、あなたが相手を励ますと、相手もあなたを励ますことが多くなるのです。

自分が相手の良い面について話すと、相手のポジティブは気持ちが活性化されます。その結果、相手も自分プラス面を見つけやすくなり、相手も励ましてくれるようになるのですね。

その意味で、積極的に励ますようにすると、最終的には自分自身の心も満たされて、対人不安を和らげることができるのです。

励ます力診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「励ます力診断」をしてみましょう。

励ます力診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
相手の良い部分に気が付く
2.
相手に好感を持つことが多い
3.
短所を長所として捉えなおす
4.
相手のミスをプラスに考えて励ます
5.
励ます言葉が豊富にある
6.
根拠を明確にして励ます
7.
結果よりも過程を励ます
8.
相手の性格を励ます
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

励ます力診断 注意事項
・励ます力診断は精神保健福祉士川島の監修の元作成しました
・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下に励ます力診断作成において、手順や趣旨説明が明示されています。尺度に疑問を持たれた方、興味がある方、専門家の方はご一読ください。

尺度作成の趣旨
現代において情報を探す手段としては、インターネット検索が主流です。ほとんどの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、悩みを解決する糸口をスマートフォンやアプリを使って模索する傾向があります。当該検索の入り口や方向性を誤ると、コミュニケーションの悩みを解決するため、遠回りをしてしまう可能性があります。

そこで弊社では、会話やメンタルヘルスの問題となりやすい根本的な感情にフォーカスして、自己判断を簡易的に行える尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防の促進、メンタルヘルスに関心もって頂くことを趣旨として作成します。


励ます力診断作成の要点
尺度を作成際に、以下の条件を意識して作成する。
・どこにいても読める簡易的な文章を心がける
・学術的な表現は使わない
・断定せずにヒントを提示する診断を作成する
・あらかじめ尺度の限界を明示する

 

1 尺度作成について概観
励ます力を測定する尺度は存在しなかった。ただし、「褒める力」「他者肯定」など近接概念について数は少ない研究が存在する。

ⅰ先行研究
人間一般に対する基本的な信頼感を測定するために、堀井(1993)は高校生283名、大学生225名を対象に調査を行った。その結果、対人信頼感を計る17項目の尺度を作成した。しかし、対人信頼感と褒める心理の源泉は正の相関関係にあると考えられるが、励ます力と違い概念であるため、直接利用はできないが参考資料として活用する。

ⅱ先行研究
三又・山口(2017)は教育者のほめ方が、どのように成績を伸ばすかについて、大学生96名、高校1,2年生69名を対象に調査を行った。 その結果、動機づけ全体として、「能力ほめ」≦「性格ほめ」<「努力ほめ」】という仮説は,支持されなかった。ただし、当実験は母集団が少なくまた実験デザインとして、褒める教育者のスキルの測定をしていないという問題がある。

先行研究ⅲ
櫻井は、女子大学生338 人を対象として、女子大学生の自己受容および他者受容と 精神的健康の関係について調査を行った。その過程で他者受容尺度が作成され、因子分析の結果から,他者受容尺度は 1 次元構造であることが明らかとなった。他者受容に関する項目が広く集まっていることから「他者受容因子」と命名された。

 

② 尺度抽出について
このように励ます力については、間接的な論文はあるがその能力を直接計る論文は存在しない。そのため、近接する論文・学術書と、臨床心理士・精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

 

参考文献
教授者のほめ方のスタイルと学習者の年齢が,
学習者の達成目標傾向と失敗回避動機に及ぼす影響
三 俣 貴 裕・山 口 陽 弘
群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編
第 66 巻 211―220 頁 2017

対人信頼感尺度の作成および信頼性と妥当性の検討に関する研究
堀井 俊章 日本性格心理学会発表論文集 2(0), 34, 1993

精神科看護師による統合失調症患者への褒める声かけに関する研究
菊地 淳 , 板橋 直人 , 吉岡 一実
ヒューマンケア研究学会誌 9(2), 65-70, 2018

実習生の褒められ・叱られ経験と実習の達成度・満足度に関する検討
浅野 信一 理学療法学 Supplement 2015(0), 1730, 2016

女子大学生の自己受容および他者受容と 精神的健康の関係 櫻井英未 
日本女子大学 人間社会研究科紀要 第 19 号 2009

 

③ KJ法によりグルーピングを行い
  4グループにまとめ、ラベリングを行った
  WEB対応簡易型雑談力尺度とするため
  4グループ質問項目についてそれぞれ2項目採用した
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は川島の判断で選択した
  *採用した項目は一部表現を改変した
  *姉妹コラムの「褒める能力診断」と
  ほぼ同じ因子構造、質問項目となった
https://www.direct-commu.com/chie/relation/homeru1/

・他者肯定感
相手の良い部分に気が付く
相手に好感を持つことが多い

・リフレーム
短所を長所として捉えなおす
相手のミスをプラスに考えて励ます

・言語的励ましスキル
励ます言葉が豊富にある
根拠を明確にして励ます

・無条件のストローク
結果よりも過程を励ます
相手の性格を励ます

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
  ・34~40  励ます力‐高い 
  ・27~33  励ます力‐やや高い 
  ・21~26  励ます力‐やや低い
  ・8~20    励ます力‐低い
  
の4段階とする。優劣はないため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

  →読み物としてのつまらなくならないように
   ラベリングはキャッチーに作成した

診断結果
・励ます力‐高い 34~40
*長所
励ます力が高い状態です。相手のプラス面に目を向けて、一言ではなく根拠を明確にしながら励ますことができます。落ち込んでいる人もあなたに声をかけてもらうことで元気をもらえると思います。対人援助職、営業職、販売職とコミュニケーションスキルが求められるお仕事で才能を開花させることができるでしょう。他者肯定感が強い方は、自己肯定感も高い傾向にあるので、精神的にも健康であることが分かっています。ぜひこのまま続けていってください。

*注意点
励ます力の能力が高すぎると、相手があなたに依存して離れられなくなってしまう恐れがあります。また、目的や利益のために他人を動かすこともできてしまうため、人間関係では、倫理的な面に気を配りましょう。

 

・27~33  励ます力‐やや高い 
*長所
励ます力が比較的高い状態です。相手のプラス面に目を向けて、一言ではなく根拠を明確にしながら励ますことができます。落ち込んでいる人もあなたに声をかけてもらうことで元気をもらえると思います。他者肯定感が強い方は、自己肯定感も高い傾向にあるので、精神的にも健康であることが分かっています。ぜひこの週間を続けていきましょう。

*注意点
励ます力は比較的高いと言えますがまだ伸びシロがある状態です。もしあなたが管理職になったり、親になったときはもう少しスキルを磨いてもいいかもしれません。よかったら以下のコラムを参考にしてみてください。

 

・21~26  励ます力‐やや低い
*長所
励ます力がやや低い傾向があります。お世辞を言ったりせず、距離感を保ちながら本音でコミュニケーションをとることができます。励ますということは、「表面的やゴマすり」と誤解されることもありますが、そういった誤解を受けることは少ないでしょう。またいざ他人を励ますと言葉に重みが生まれて、相手の心を打つことができるとも言えます。

 

*注意点
健康的なレベルではありますが、励ます力がやや低いので「冷たい人」だという印象を周囲に与えているかもしれません。現在の人間関係において距離を感じている人も多いのではないでしょうか?周りの人が壁にぶつかった時、暖かい言葉をかけることでお互いの絆が深まります。励ます力を高めて、深みのある人間関係を築きたいという方は、以下のコラムを参考にしてみてください。

 

・8~20    励ます力‐低い
*長所
励ます力が低い傾向があります。お世辞を言ったりせず、距離感を保ちながら本音でコミュニケーションをとることができます。励ますということは、「表面的やゴマすり」と誤解されることもありますが、そういった誤解を受けることは少ないでしょう。またいざ他人を励ますと言葉に重みが生まれて、相手の心を打つことができるとも言えます。

 

*注意点
励ますことが少ないので「冷たい人」だという印象を周囲に与えているかもしれません。現在の人間関係において距離を感じている人も多いのではないでしょうか?周りの人が壁にぶつかった時、暖かい言葉をかけることでお互いの絆が深まります。励ます力を高めて、深みのある人間関係を築きたいという方は、以下のコラムを参考にしてみてください。

 

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

励ます力(MAX 40)

励ます力(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど、励ます力があることを示しています。以下の基準を参考にしてください。

 ・34~40  励ます力‐高い 
 ・27~33  励ます力‐やや高い 
 ・21~26  励ます力‐やや低い
 ・8~20   励ます力‐低い

励ます力(MAX 40)

励ます力(MIN 8)

あなたのライン

年代別の比較となります。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群に当てはまった方は注意しましょう。

 ・21~26  励ます力‐やや低い
 ・8~20   励ます力‐低い

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山口県 38 1
    2 神奈川県 21.5 2
    3 岐阜県 20 1
    4 新潟県 18 1
    5 愛媛県 13 3
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 神奈川県 25 1
    2 岐阜県 20 1
    3 新潟県 18 1
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 山口県 38 1
    2 愛媛県 13 3

2018年8月10日から調査を開始しています。現在集計中です。

*長所
励ます力が高い状態です。相手のプラス面に目を向けて、一言ではなく根拠を明確にしながら励ますことができます。落ち込んでいる人もあなたに声をかけてもらうことで元気をもらえると思います。対人援助職、営業職、販売職とコミュニケーションスキルが求められるお仕事で才能を開花させることができるでしょう。他者肯定感が強い方は、自己肯定感も高い傾向にあるので、精神的にも健康であることが分かっています。ぜひこのまま続けていってください。

*注意点
励ます力の能力が高すぎると、相手があなたに依存して離れられなくなってしまう恐れがあります。また、目的や利益のために他人を動かすこともできてしまうため、人間関係では、倫理的な面に気を配りましょう。

*長所
励ます力が比較的高い状態です。相手のプラス面に目を向けて、一言ではなく根拠を明確にしながら励ますことができます。落ち込んでいる人もあなたに声をかけてもらうことで元気をもらえると思います。他者肯定感が強い方は、自己肯定感も高い傾向にあるので、精神的にも健康であることが分かっています。ぜひこの週間を続けていきましょう。

*注意点
励ます力は比較的高いと言えますがまだ伸びシロがある状態です。もしあなたが管理職になったり、親になったときはもう少しスキルを磨いてもいいかもしれません。よかったら以下のコラムを参考にしてみてください。

*長所
励ます力がやや低い傾向があります。お世辞を言ったりせず、距離感を保ちながら本音でコミュニケーションをとることができます。励ますということは、「表面的やゴマすり」と誤解されることもありますが、そういった誤解を受けることは少ないでしょう。またいざ他人を励ますと言葉に重みが生まれて、相手の心を打つことができるとも言えます。

*注意点
健康的なレベルではありますが、励ます力がやや低いので「冷たい人」だという印象を周囲に与えているかもしれません。現在の人間関係において距離を感じている人も多いのではないでしょうか?周りの人が壁にぶつかった時、暖かい言葉をかけることでお互いの絆が深まります。励ます力を高めて、深みのある人間関係を築きたいという方は、以下のコラムを参考にしてみてください。

*長所
励ます力が低い傾向があります。お世辞を言ったりせず、距離感を保ちながら本音でコミュニケーションをとることができます。励ますということは、「表面的やゴマすり」と誤解されることもありますが、そういった誤解を受けることは少ないでしょう。またいざ他人を励ますと言葉に重みが生まれて、相手の心を打つことができるとも言えます。

*注意点
励ますことが少ないので「冷たい人」だという印象を周囲に与えているかもしれません。現在の人間関係において距離を感じている人も多いのではないでしょうか?周りの人が壁にぶつかった時、暖かい言葉をかけることでお互いの絆が深まります。励ます力を高めて、深みのある人間関係を築きたいという方は、以下のコラムを参考にしてみてください。

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コミュニケーション講座について♪

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください♪ 私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、暖かい人間関係のある社会を創ることを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

心理療法やソーシャルスキルの練習を勉強したい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。もしコラムを読んでみて、もっと心理学を学習したいと感じたら、こちらのコミュニケーション講座のページを参照ください。それでは先に進みましょう!

励ますことと「ストローク」

ここからは、具体的にどう励ましていけばいいのか?について詳しく解説します。全部で4つ紹介しますが、コラム1では「ストローク」について解説します。ストロークとは「人との関わり方」を意味します。抽象的な概念なので、解説を読みながら少しづつ理解していってください

ストロークは

条件付き肯定的ストローク」
無条件の肯定的ストローク」

の2つに分けられます。まずは「条件付きストローク」について説明します。条件付きの肯定的ストロークの例を挙げます。

このままだと納期が遅れそうだから励ます
相手が上場企業に勤めているだから褒める
営業成績が下がったままだから励ます

これらの状況はすべて「条件付き」ストロークですね。条件付きであっても肯定的ストロークは嬉しいものです。励ますポイントがあれば相手に伝えるようにしましょう。しかし、条件付きには実はデメリットがあるのです。それは

「条件付きのストロークはあまり喜ばれない」

という点です。例えば、〇〇さんって上場企業なのですね!素敵!と相手を褒めたとします。もちろん全くうれしくないわけではないのですが、相手からすると自分よりも企業のことを褒めているように感じます。

上場してなかったら、僕は素敵な人ではないのか?という解釈を生んでしまいますよね。

無条件の肯定が一番喜ばれる

一方で、「無条件の肯定的ストローク」はとても喜ばれます。無条件の肯定的ストロークには条件が不要です。

「いつでもあなたと私は肯定されている」

という感じるのです。いつでもでも・・・というのがポイントですね。特別でなくても良いのです。〇〇だから・・△△だから・・・など理由はいらないのです。肯定する時に条件や理由があると、「自分は何かしないと認めてもらえないんだ」という感覚を相手に芽生えさせてしまいます。しかし、無条件で肯定すると、相手の「存在自体を認めている」といったメッセージになるので、心に刺さるのです。

例えば、営業成績で下がったときだけ励ますのではなく、日々こまめに励ます習慣が必要です。

小さなことで言えば、毎日顔を見て、いつでも声をかけてね!と声をかけます「いつでも」と条件を付けないで声掛けをするととても相手は安心するのです。

励ます時は条件があるときの方が使いやすいですが、実はその土台は日々の何気ない生活から始まっていると抑えておきましょう。

無条件に励ます練習をしよう!

それでは無条件に相手を褒めるには、具体的にどのようにすればよいのでしょうか?練習問題を交えて考えてみましょう。

練習問題

会話に自信がないタムラさんは、会話力を高めるために苦手な飲み会に出席しました。しかし、誰とも話すことができず孤立してしまいました。自分は会話を弾ませることができないダメな人間だと落ち込んでいます。

考えてみよう!
タムラさんは「会話を弾ませることができない」と条件付きで否定してしまっています。「いつでも人と自分は認められる」という価値観の元に、ヨシダさんを肯定してみましょう!あなたは幹事だと仮定しましょう。

↓↓

解答例

先日タムラさんが参加してくれて嬉しかったです!。一緒にタムラさんが居てくれたことがうれしいです。結構存在感を感じました。

いかがでしょうか?ちょっと難しいですよね(^^; この励ますポイントとしては「居てくれたこと」と無条件に相手を励ましている点です。

その人が何をしようとも、どう生きようとも、愛される価値があると気づいてもらえるようにすることなのです。〇〇から、△△だから・・・ではなく、愛される価値はどんな時でもある!がキーワードですね。

例えば

・何も言わずに抱きしめる
・挨拶する
・ミスをしても励ます
・そこにいるだけで勇気づけられると伝える
・毎日話しかける
・結果ではなく過程を褒める(コラム2で解説)

これらはすべて無条件の肯定です♪励ますときの一番基本となる概念ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。「無条件の肯定(励ます言葉)>条件付き肯定(励ます言葉)」を必ず押さえておきましょう。

励ます言葉を高める!3つの解決策

コラム1では励ますことの基本を学びました。ここからはさらに励ますことのトレーニング法を紹介します。全部読むのは大変なので、あてはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

①結果よりも過程を褒める

 結果は条件付き
先ほどもお伝えしたとおり、「励ますこと」が不得意な方は条件つきで評価するという傾向あります。例えば、受験当日だから励ます、営業成績が上がったから励ます・・・これは結果で励ますやり方です。結果重視すると、もし結果が出なかったときに褒めることは難しくなります。

 結果までの過程が大事
本当に励ますのが上手な人は「過程」をしっかりと見ています。励ますことが苦手で、一言で終わってしまう…という方は、コラム②を読んで、練習問題に取り組んでみてください。

②視野を広げて励ます

 励ます方法が分からない
励ますことは相手にとってポジティブな気分を活性化させます。積極的に行いたいところです。物の見方が偏っていたり、視野が狭い方は注意が必要です。なかなか励ますことができない方は、励ましたくても言葉が出てこないことがあります。一つの方向からしか物事を見ることができないことが原因です。

 視野を広げるリフレーミング
考え方の視野を広げるリフレーミングという手法を活用しましょう。リフレーミングとは心理療法の1つで、解決志向型アプローチ(Solution FocusedApproach :SFA ) としてカウンセリングや企業研修の際によく使います。励ます言葉が出てこない場合に幅広い角度から物事から見ることで、励ますポイントを上手く見つけることができます。励ましたくてもどう声をかけたらいいかわからない…という方は、コラム③をぜひ参考にしてくださいね。

③相手の立場になって考える

 自分の立場で判断するのはNG
「励まそうとしても、相手のネガティブな部分ばかり見えてしまう」と思う人もいるかもしれません。経験が少ない後輩や部下に対して、至らない点に目が行くのは自然なことです。だた、一つもいい部分が見つからないという場合は、「自分の方が上だ」「自分が正しい」という自分の立場を気にする心理が働いてる可能性があります。

 励ます時は相手の立場で
励ますときは、自分ではなく相手の立場で評価することがポイントです。相手との競争ではなく、相手の立場になって考えるとスムーズに励ますことができるようになるでしょう。良い部分が見つからない・・・という方は、コラム④の解説とトレーニングで相手の基準に沿って励ますテク二ックを学びましょう。

相手を励ます3つの方法

励ますことができない原因には「結果で判断する」「思考が狭い」「自分の立場で考える」の3つが大きく関わっていることがわかりました。次回以降は、励ます技術を詳しく方法解説していきます。

日常的に励まされことがない人は、恥ずかしさから素直になれない人もいるでしょう。しかし、実際は心の中では喜んでいる、力が込み上げているはずです。励ますテクニックを磨いて、お互いにポジティブな気分になれる関係を築いていきます。

次回は、励ます技術の高める方法の1つ目「過程を励ます」についてご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★褒める力は円滑な人間関係に効果的!まずは原因を知って対処しよう
人間関係講座



辛い時に励ます言葉