ホーム >
コミュニケーション知恵袋 >
人間関係 >
感情表現のトレーニング法,豊かにする方法

日付:

感情表現のトレーニング法,豊かにする方法

皆さんこんにちは。人間関係講座を開催している公認心理師の川島達史です。今回のお悩み相談は「感情表現のトレーニング法」です。

感情表現,苦手

相談者
29歳 女性

お悩みの内容
私は昔からシャイで、表情が暗く、笑顔が苦手です。私の仕事は接客もあるので、上司からもう少し感情表現をした方が良いと言われました。私自身、感情表現を磨いて、仕事も恋も充実させたいです。感情表現のトレーニング法がありましたら教えてください。

確かに感情表現はテレるものですが、うまい方は、日々の感謝、プレゼン、愛の告白、これらの機会でとても有利です。そこで当コラムでは、5つの基礎トレーニングを用意しました。

①笑顔の練習,ウイウイ体操
②アプリで笑顔分析
③声の感情表現力Up
④滑舌を良くする
⑤ジェスチャーをつける

最後まで完結できたら、きっと印象がアップするはずです。ぜひお付き合いください。

感情表現

感情表現の3つの基礎トレ

それでは早速3つの基礎トレを行いましょう。

①笑顔の練習,ウイウイ体操

人間にとって顔の表情は感情表現の命です!顔の筋肉は30種類あると言われています。たくさん使っていきましょう。まずはスタンダードなスマイルの練習をします。

① 「ウ~」と言いながら軽くすぼめます
   目を見開き、眉毛を上げます

きれいなほほえみ方を鍛える体操
② 「イ~」と言いながら口角を45度目安に引きます
  上の歯が8本見えたらOkです
  
  眉毛はダイナミックに動かします
  「イ~」の発音は楽しそうな声にします
  
③ 10セット程度練習します

表情筋を鍛えて素敵な笑顔を作る

とてもシンプルですね!1分以内でできる体操なので、日常使いが非常にしやすいです。通勤前、プレゼン前、デート前などにウイウイ体操で表情をほぐしてみてくださいね。

ちなみに笑顔ついては、たくさんのトレーニング法があります。もっとトレーニングしたい方は下記を参照ください。

表情,笑顔トレーニングの基礎

②アプリで笑顔分析

感情表現力を鍛えるには、客観的に自分の笑顔を分析することが大切です。現在では、IT技術の進歩により、笑顔を測定するアプリも開発されています。

以下の写真は、「スマトレ」というアプリで笑顔を測定したものです。簡単に使い方を解説していきます。

① まずは、無表情でSTARTを押します。

スマトレ 笑顔測定 アプリ上記の表情を基準にして、どれだけ笑顔ができているかを測定することができます。

② 次に笑顔を作り、点数を測定していきます。 すると、目、口角、歯の部分ごとに得点が測定されます。

スマトレ写真の右上の「75B」は点数を表示しています。
点数の評価基準は以下の通りです。

目、口角、歯のうち、
0項目クリア⇒0D
1項目クリア⇒25C
2項目クリア⇒75B
3項目クリア⇒100A
となっています。

微笑み程度であれば、C
大きな笑顔であれば、B~A
を目指すと良いでしょう。

客観的に分析することで、”伝わる”笑顔が分かります。笑顔でいるはずなのに、「何を考えているかわからない」「感情が読みにくい」と言われる場合には、自分の笑顔を分析することから初めて見ましょう。

実際にチェックしたい方は、以下からアプリをインストールしてみてください。

スマトレ

 

③声の感情表現力UP

声のトーンを明るくすることで、感情が相手に伝わりやすくなります。明るく印象の良い声は「笑声(えごえ)」と言います。コールセンターなどでは、よく笑声のワークが行われます。

声のトーンについてもアプリを活用することで、客観的に分析することができます。以下、声の音階を測定するアプリ「ボーカルチューナー」を使ったトレーニングをご紹介します。

① 口を大きく開けて
  ド~レ~ミ~
  と発音していきます。

  それぞれ1秒ずつ発音しましょう
  その後、アプリのボーカルチューナーを開きます。

② ミの音階で次の文言を話しましょう
  「おはようございます♪」
  「ありがとうございます♪」
  「おつかれさまでした♪」

  5回程度繰り返します。

  しっかりミの音程で出せているかは、
  ボーカルチューナー上で確認できます。  
 
  このように話した音程が黄色の線で
  表示されます。

③ ドレミファ~
  と発音していきます。
 
  ファ~の音階で②の文言を話します。
  しっかりの音程で出せているかは、
  ボーカルチューナー上で確認できます。 

 5回程度行ったらソ~でも同じ練習をします。

いかがでしょうか。声が暗い…と感じる方は是非毎日練習してみてください。実際に音階をチェックしたい方は以下のソフトもすすめです。

ボーカルチューナー

④滑舌を良くす

ボソボソした話し方では、感情がはっきりと相手に伝わらないことが多いです。感情表現力を鍛えるには、明瞭にハキハキ話せるように滑舌を良くしていきましょう。

具体的には以下のようなトレーニングを行います。

① 指を3本入れる
指が3本入るほど縦に口を大きく開けましょう。スムーズに入る方は、日頃から口を大きく開けている証拠です。無理しているなあ・・・と感じる方はボソボソした話し方になっている可能性があります。

② 舌を前に出す
口を大きく開いたまま、舌を前に出します。

③ 舌の脱力
下唇に舌を乗せて脱力し、10秒間キープします。この時以下をイメージしてください。
・下唇に舌を預けるイメージ
・舌が唇の上で休んでいるイメージ
・全身を脱力するイメージ


④ 上記のステップを10回繰り返す

いかがでしょうか。4つのステップを行うことで、舌がリラックスし、滑舌も良くなっていきます。今回ご紹介したトレーニングはごく一部です。滑舌は様々なトレーニングを総合的に練習することで改善されます。

滑舌を良くして、より感情表現力を高めたい!という方は下記を参照ください。

滑舌改善入門コラム

⑤ジェスチャーをつける

感情表現は表情だけでなく、身振り手振りも大事です。姿勢を良くして、上半身を動かしながらしっかり相手に伝えていきましょう。

ジェスチャーのチェックはスマフォの動画機能を使いながら、スピーチをすることおすすめします。動画で見ると客観的な自分の感情表現がすごくよくわかります。

準備
・猫背は厳禁!胸を張ります
・顎をしっかり引きます
1分スピーチの企画をします

スピーチ実践
・手を胸の前あたりに持ってきます
・1分程度スピーチしてみましょう
 
 スピーチの際は
 手の動きに表情をつけます
 
 グー、パー、数字、回転させる
 OKマーク NGマーク 胸に手を当てる
 怒っているぞ ニンニンマーク
 

・動画を見て改善していきましょう 

ジェスチャーのバリエーションを増やしたい方は以下のコラムを参照ください。

ジェスチャーのやり方

 

まとめ

感情表現練習はいかがでしたか。表情がほぐれ、声に抑揚が増したと思います。感情表現は人間に与えられた、人生を豊かにするエッセンスです。皆さんがたくさんの感情を元に、豊かな人間関係を築かれることを願ってます。

人間関係講座のお知らせ

感情表現力を公認心理師のもとで、しっかり練習したい方は、人間関係講座へのご参加をおすすめします。講座では

 ・表情のトレーニング
 ・笑顔のトレーニング
 ・視線の配り方
 ・聴き上手,話し上手になる方法

などたくさん練習していきます。筆者も講師をしています。是非お待ちしています(^^)↓詳しくは下記看板をクリックください♪↓

助け合い掲示板

コメントを残す

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科 修了

取材執筆活動など

  • NHKあさイチ出演
  • NHK天才テレビ君出演
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」


YouTube→
Twitter→
元専修大学教授 長田洋和

名前

長田洋和


経歴

  • 元専修大学人間科学部教授
  • 東京大学 博士 (保健学) 取得
  • 臨床心理士
  • 精神保健福祉士

取材執筆活動など

  • 知的能力障害. 精神科臨床評価マニュアル
  • うつ病と予防学的介入プログラム
  • 日本版CU特性スクリーニング尺度開発

臨床心理士 亀井幹子

名前

亀井幹子


経歴

  • 臨床心理士
  • 公認心理師
  • 早稲田大学大学院人間科学研究科 修了
  • 精神科クリニック勤務

取材執筆活動など

  • メディア・研究活動
  • NHK偉人達の健康診断出演
  • マインドフルネスと不眠症状の関連