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褒める言葉で対人関係を円滑に!褒め上手になるコツを解説

褒める言葉


褒める力で対人関係を円滑に!褒め上手になるコツ①

みなさんはじめまして!。当コラムは「褒める言葉」をテーマに専門家が解説をしています。執筆者は社会心理学の専門家 川島です。私は社会心理学の大学院で、成人のコミュニケーションについて研究をしてきました。

しっかりと「褒める言葉」について解説をしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。喜ばせる褒め方

褒める言葉を使わないデメリット

相手を褒める言葉は、喜びや安心感を生み、信頼関係につながります。皆さんの尊敬できる上司や、仲の良い友人を思い出してみてください。きっとあなたの事を褒めてくれていると思います。

逆に、褒めることが苦手だと、自分でも気付かないうちに人間関係や仕事の面で問題が大きくなってしまいます。

例えば、
・後輩や部下が育たない
・友人とトラブルになりやすい
・異性から冷たいと言われる
・子供の成績が伸びない
など、思い当たることはありませんか?これらのことはもしかしたら、褒める言葉を使う力がないために起こっている問題かもしれません。

褒め上手になる3つの方法

褒める言葉は自分の幸福に繋がる

褒める言葉は自分自身の心にも変化をもたらします。高橋・森本(2012)は都内大学生234名を対象にポジティブシンキングが心理的にどのような影響があるかを調査しました。研究の中では「他人のポジティブな面に注目すること」の心理的な効果も分析されています。その結果が下図となります。少し概観してみてください。

図を見るとわかるように他人のポジティブな面を見つけると、自分自身の幸福感が向上し、ネガティブ思考が減少します。他人のポジティブな面を見つけると自分も幸福になるとは面白いですね。また他者軽視が減るため、人間関係も向上すると読み取れそうです。

人は褒める言葉を積極的に使っていくことで、相手だけでなく、自分自身も幸せになれようです。やはり褒める言葉を使っていくことにはとてもメリットがあると言えそうです。

褒める言葉は返ってくる

社会心理学の世界では、「好意の互恵性」という言葉をよく使います。好意の互恵性とは、好意を示すと、相手から好意を返ってくるという心理学の用語です。

自分が相手のポジティブな面を指摘すると、相手のポジティブな気持ちが活性化されます。すると相手も自分のポジティブな面を見つけやすくなり、褒める言葉が返ってくるのです。

その意味で、褒める言葉を使うと、結果的に自分自身の心が豊になり、対人不安を軽くすることができるのです。人見知りや、対人恐怖傾向がある方は、褒める言葉を使うことが改善のヒントになるかもしれません。

褒める言葉能力診断

それではここで実際に今の状況を知るために、「褒める言葉能力診断」をしてみましょう。

褒める言葉能力診断
全くそう思わない あまり思わない どちらでもない ややそう思う とてもそう思う
1.
相手の長所を見つけることができる
2.
相手に好感を持つことが多い
3.
短所をポジティブに捉えなおす
4.
相手の失敗を前向きに励ます
5.
褒める語彙が豊富にある
6.
短文ではなく根拠を示して褒める
7.
結果ではなく過程をほめる
8.
相手の人柄をほめる
あなたの生まれた年は?
あなたの性別は?  
あなたのお住まいは?
診断についての注意

褒める言葉‐能力診断

注意事項
・当褒める言葉‐能力診断は精神保健福祉士川島の監修の元作成しました
・医療的な診断を行うものではありません
・予備調査の段階となります
・参考程度にご使用ください

以下、褒める言葉‐能力診断についての、作成手順や趣旨が明示されています。尺度について疑問を持たれた方、専門家の方、興味がある方はご一読ください。

尺度作成の趣旨
現代社会では、主にスマフォーとフォンでの検索やアプリが入り口となっており、多くの方がメンタルヘルスに関わる疑問や、問題解決の糸口をWEB検索から始める傾向があります。当該入り口において方向性を誤ると、会話について誤った努力をしてしまう可能性があります。

そこで弊社では、メンタルヘルスやコミュニケーションの問題につながりやすい種々の感情に焦点を当て、簡易的な自己判断ができる尺度を作成することとしました。医療行為、学術的な研究を目的とした診断ではなく、予防機能、メンタルヘルスに興味をもって頂くことを趣旨として作成します。

 

褒める言葉‐能力診断作成の条件
尺度を作成するにあたっては以下を意識して作成する。
・電車や喫茶店で簡易的に読める文章を心掛ける
・学術的な表現は控える
・断定はしない あくまでヒントとして診断をする
・尺度の限界を明示する


①尺度作成について概観

褒める言葉を使う能力については、心理面の研究とスキルとしての研究が数は少ないが存在する。
ⅰ先行研究
人間一般に対する基本的な信頼感を測定するために、堀井(1993)は高校生283名、大学生225名を対象に調査を行った。その結果、対人信頼感を計る17項目の尺度を作成した。しかし、対人信頼感と褒める心理の源泉は正の相関関係にあると考えられるが、直接使用できるものではないので参考程度として活用する。

ⅱ先行研究
三又・山口(2017)は教育者のほめ方が、どのように成績を伸ばすかについて、大学生96名、高校1,2年生69名を対象に調査を行った。 その結果、動機づけ全体として、「能力ほめ」≦「性格ほめ」<「努力ほめ」】という仮説は,支持されなかった。ただし、当実験は母集団が少なくまた実験デザインとして、褒める教育者のスキルの測定をしていないという問題がある。

 

② 尺度抽出について
このように褒める言葉については、間接的な論文はあるがその能力を直接計る論文は存在しない。そのため、近接する論文・学術書と、臨床心理士・精神保健福祉士・社会心理学の大学院を卒業した者が協力し質問項目をブレーンストーミングを行い、質問項目を網羅した。

 

参考文献
教授者のほめ方のスタイルと学習者の年齢が,
学習者の達成目標傾向と失敗回避動機に及ぼす影響
三 俣 貴 裕・山 口 陽 弘
群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編
第 66 巻 211―220 頁 2017

 

対人信頼感尺度の作成および信頼性と妥当性の検討に関する研究
堀井 俊章 日本性格心理学会発表論文集 2(0), 34, 1993

精神科看護師による統合失調症患者への褒める声かけに関する研究
菊地 淳 , 板橋 直人 , 吉岡 一実
ヒューマンケア研究学会誌 9(2), 65-70, 2018

実習生の褒められ・叱られ経験と実習の達成度・満足度に関する検討
浅野 信一
理学療法学 Supplement 2015(0), 1730, 2016

 

③ KJ法によりグルーピングを行い
  4グループにまとめ、ラベリングを行った
  WEB対応簡易型雑談力尺度とするため
  4グループ質問項目についてそれぞれ2項目採用した
  *通常であれば予備調査で説明変数から多い順に
   採用するが今回は川島の判断で選択した
  *採用した項目は一部表現を改変した

 

・他者肯定感
相手の長所を見つけることができる
相手に好感を持つことが多い

・リフレーム
短所をポジティブに捉えなおす
相手の失敗を前向きに励ます

 

・言語的褒めスキル
褒める語彙が豊富にある
短文ではなく根拠を示して褒める

 

・無条件のストローク
結果ではなく過程をほめる
相手の人柄をほめる

 

④ 診断結果については、因子ごとの評価は行わず
  総合点について4段階で注意事項を200文字程度で作成した
  
  ・5件法
  ・33~40  褒める言葉‐能力高い 
  ・26~30  褒める言葉‐能力やや高い 
  ・20~25  褒める言葉‐能力やや低い
  ・8~19  褒める言葉‐能力低い
  
の4段階とする。優劣はないため、結果については長所と注意点の2方面からバランスよく記述することを心掛ける。診断結果については提案程度にとどめ、自己決定できるように記述を行う。

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

  →読み物としてのつまらなくならないように
   ラベリングはキャッチーに作成した

診断結果

・褒める言葉‐能力高い 33~40
*長所
褒める言葉について能力が高いと言えます。相手のポジティブな面を積極的に見つけて、短文ではなく根拠を示しながらしっかり褒める言葉を使っている方が多いでしょう。他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。この習慣を続けていきましょう。お仕事においては、対人援助職、営業職、販売職など人と関わる仕事でも能力を発揮できると言えそうです。

*注意点
褒める言葉の能力が高すぎると、相手があなたに依存してしまうことがあります。場合によっては抑制的に話すことも必要です。また、自分の目的のために他人を動かすこともできてしまうため、営業などでは倫理的な面に注意しましょう。

 

・褒める言葉 やや高い 26~32
*長所
褒める言葉について能力がやや高いと言えます。相手のポジティブな面を積極的に見つけて、短文ではなく根拠を示しながらしっかり褒める言葉を使っている方が多いでしょう。他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。この習慣を続けていきましょう。お仕事においては、対人援助職、営業職、販売職など人と関わる仕事でも能力を発揮できると言えそうです。

*注意点
褒める言葉を健康的に使うことができていますが、まだ伸びしろがある状態です。以下のコラムで心理面、スキル面で褒める言葉について解説しています。参考にしてみてください。

 

・褒める言葉 やや低い 20~25
*長所
褒める言葉を使うことがやや苦手な傾向があります。褒める言葉を安易に使うことがないため、なれ合いになることなくお互いの距離感を大事にしながらじっくりコミュニケーションすることができると言えそうです。褒めるということは、「ゴマすり」「表面的」と勘違いされることもありますが、このような誤解を受けることは比較的少ないでしょう。また日常的にほめる言葉をあまり使わないことで、逆にいざというときに褒めるとその言葉に重みが出てくるとも言えます。


*注意点
他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。褒める言葉を使うための心理やスキルに興味がある方は以下のコラムを参考にしてみてください。

 

・褒める言葉 低い 8~19
*長所
褒める言葉に関する能力が低い傾向があります。褒める言葉を安易に使うことがないため、なれ合いになることなくお互いの距離感を大事にしながらじっくりコミュニケーションすることができます。褒めるということは、「ゴマすり」「表面的」と勘違いされることもありますが、このような誤解を受けることは比較的少ないでしょう。また日常的にほめる言葉をあまり使わないことで、逆にいざというときに褒めるとその言葉に重みが出てくるとも言えます。


*注意点
他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。褒める言葉を使うための心理やスキルに興味がある方は以下のコラムを参考にしてみてください。

 

 

⑤ 今後の予定
  →回答数が充分集まった段階で
   因子分析と他の尺度との関連を精査し、
   精度を高めていく予定である

 

褒める言葉の能力(MAX 40)

褒める言葉の能力(MIN 8)

あなたのライン

男性
女性

点数が高いほど褒める言葉を使う力があります。以下の点数を参考にしてみて下さい。
・33~40  褒める言葉‐能力高い 
・26~30  褒める言葉‐能力やや高い 
・20~25   褒める言葉‐能力やや低い
・8~19   褒める言葉‐能力低い

褒める言葉の能力(MAX 40)

褒める言葉の能力(MIN 8)

あなたのライン

年代ごとの褒める言葉の能力比較です。ご自身の年代と比較してみましょう。

あなたが所属する群

以下の2群にあてはまった方は注意が必要です。

・20~25   褒める言葉‐能力やや低い
・8~19   褒める言葉‐能力低い

 

  • 総合

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 和歌山県 35 1
    2 愛媛県 32 2
    3 岡山県 31 2
    4 奈良県 30 1
    4 山口県 30 2
    6 広島県 29.2 5
    7 山梨県 29 1
    8 茨城県 28.25 4
    8 鹿児島県 28.25 4
    10 京都府 28.1 10
    11 福井県 28 2
    11 群馬県 28 6
    13 福岡県 27.6 10
    14 富山県 27.5 4
    14 石川県 27.5 2
    16 静岡県 27.44 9
    17 三重県 27 10
    18 神奈川県 26.48 29
    19 大阪府 26.46 37
    20 東京都 26.27 51
    21 兵庫県 26.26 34
    22 岐阜県 26.17 6
    23 熊本県 26 3
    23 香川県 26 1
    23 青森県 26 1
    26 秋田県 25.5 4
    27 千葉県 24.94 17
    28 愛知県 24.59 22
    29 北海道 24.47 15
    30 埼玉県 24.42 24
    31 宮城県 24.33 3
    32 栃木県 23.5 2
    33 滋賀県 23.33 3
    34 長崎県 23 1
    34 高知県 23 2
    36 岩手県 22.5 6
    36 島根県 22.5 4
    38 新潟県 21.29 7
    39 長野県 21.17 12
    40 大分県 20.17 6
    41 沖縄県 20 3
    42 佐賀県 19.5 2
    43 福島県 13 2
  • 男性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 岡山県 32 1
    2 群馬県 31 1
    2 三重県 31 2
    2 山口県 31 1
    5 奈良県 30 1
    6 神奈川県 29.5 14
    7 秋田県 29 1
    7 栃木県 29 1
    7 富山県 29 1
    10 熊本県 28.5 2
    11 岐阜県 28 2
    12 大阪府 27.56 18
    13 広島県 27.33 3
    14 茨城県 27 3
    15 千葉県 26.75 4
    16 香川県 26 1
    16 島根県 26 1
    18 愛知県 25.7 10
    19 東京都 25.61 23
    20 長野県 25 4
    21 北海道 24.5 6
    22 静岡県 24.25 4
    23 愛媛県 24 1
    24 福岡県 23 4
    24 兵庫県 23 3
    26 新潟県 22.5 4
    26 宮城県 22.5 2
    28 埼玉県 22.27 11
    29 京都府 21 1
    29 佐賀県 21 1
    31 岩手県 20 1
    32 大分県 19.2 5
  • 女性

    順位 都道府県 平均値 回答数
    1 愛媛県 40 1
    2 和歌山県 35 1
    3 広島県 32 2
    3 茨城県 32 1
    5 福岡県 30.67 6
    6 岡山県 30 1
    6 静岡県 30 5
    8 山口県 29 1
    8 山梨県 29 1
    10 京都府 28.89 9
    11 鹿児島県 28.25 4
    12 福井県 28 2
    12 宮城県 28 1
    14 石川県 27.5 2
    15 群馬県 27.4 5
    16 富山県 27 3
    17 東京都 26.82 28
    18 兵庫県 26.58 31
    19 秋田県 26.5 2
    20 埼玉県 26.23 13
    21 青森県 26 1
    22 大阪府 25.67 18
    23 岐阜県 25.25 4
    24 大分県 25 1
    24 三重県 25 5
    26 北海道 24.44 9
    27 千葉県 24.38 13
    28 愛知県 23.67 12
    28 神奈川県 23.67 15
    30 滋賀県 23.33 3
    31 高知県 23 2
    31 岩手県 23 5
    31 長崎県 23 1
    34 島根県 21.33 3
    35 熊本県 21 1
    36 沖縄県 20 3
    37 新潟県 19.67 3
    38 長野県 19.25 8
    39 佐賀県 18 1
    40 福島県 13 2

2018年7月15日から調査を開始しています。現在集計中です。

*長所
褒める言葉について能力が高いと言えます。相手のポジティブな面を積極的に見つけて、短文ではなく根拠を示しながらしっかり褒める言葉を使っている方が多いでしょう。他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。この習慣を続けていきましょう。

お仕事においては、対人援助職、営業職、販売職など人と関わる仕事でも能力を発揮できると言えそうです。

*注意点
褒める言葉の能力が高すぎると、相手があなたに依存してしまうことがあります。場合によっては抑制的に話すことも必要です。また、自分の目的のために他人を動かすこともできてしまうため、営業などでは倫理的な面に注意しましょう。

*長所
褒める言葉について能力がやや高いと言えます。相手のポジティブな面を積極的に見つけて、短文ではなく根拠を示しながらしっかり褒める言葉を使っている方が多いでしょう。他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。この習慣を続けていきましょう。

お仕事においては、対人援助職、営業職、販売職など人と関わる仕事でも能力を発揮できると言えそうです。

*注意点
褒める言葉を健康的に使うことができていますが、まだ伸びしろがある状態です。以下のコラムで心理面、スキル面で褒める言葉について解説しています。参考にしてみてください。

*長所
褒める言葉を使うことがやや苦手な傾向があります。褒める言葉を安易に使うことがないため、なれ合いになることなくお互いの距離感を大事にしながらじっくりコミュニケーションすることができると言えそうです。褒めるということは、「ゴマすり」「表面的」と勘違いされることもありますが、このような誤解を受けることは比較的少ないでしょう。

また、日常的にほめる言葉をあまり使わないことで、逆にいざというときに褒めるとその言葉に重みが出てくるとも言えます。

*注意点
他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。褒める言葉を使うための心理やスキルに興味がある方は以下のコラムを参考にしてみてください。

*長所
褒める言葉に関する能力が低い傾向があります。褒める言葉を安易に使うことがないため、なれ合いになることなくお互いの距離感を大事にしながらじっくりコミュニケーションすることができます。褒めるということは、「ゴマすり」「表面的」と勘違いされることもありますが、このような誤解を受けることは比較的少ないでしょう。

また、日常的にほめる言葉をあまり使わないことで、逆にいざというときに褒めるとその言葉に重みが出てくるとも言えます。

*注意点
他者肯定感が育っている方は、自己肯定感も高い傾向にあり、メンタルヘルスも良好であることが分かっています。褒める言葉を使うための心理やスキルに興味がある方は以下のコラムを参考にしてみてください。

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コミュニケーション講座について♪

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください♪ 私たち臨床心理士・精神保健福祉士は、暖かい人間関係のある社会を創ることを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

心理療法やソーシャルスキルの練習を勉強したい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。もしコラムを読んでみて、もっと心理学を学習したいと感じたら、こちらのコミュニケーション能力教室のページを参照ください。それでは先に進みましょう!

褒める言葉とストローク

さて!さっそくですが、褒める言葉を磨くために、心理療法の1つであるストロークという概念を紹介します。ストロークとは「人との関わり方」を意味します。抽象的な概念なので、解説を読みながら感覚をつかんで頂けると幸いです。

ストロークは

条件付き肯定的ストローク」
無条件の肯定的ストローク」

の2つに分けられます。まずは「条件付きストローク」について説明します。条件付きの肯定的ストロークの例を挙げます。

・100点を取ったから褒める
・営業成績が上がったから褒める
・上場企業だから相手を褒める

これらはすべて「条件付き」ストロークですね。条件付きでも肯定的ストロークは嬉しいものです。褒められるポイントがある場合は相手に伝えましょう。しかし、条件付きには実は弱点があるのです。それは

「条件付きのストロークはそこまでうれしくない」

という点です。例えば、〇〇さんって上場企業なのですね!素敵!と相手を褒めたとします。もちろん全くうれしくないわけではないのですが、何かがひっかかりますよね。

上場企業じゃなかったら、僕のことを好きになってくれないんかい!と突っ込みを入れたくなると思います。
孤独感を強めている原因

 

無条件の肯定が最強の褒める言葉

これに対して「無条件の肯定的ストローク」はとてもうれしいです。無条件の肯定的ストロークには条件が不要です。

「どんな時でもあなたと私は肯定されている」

という感覚です。どんな時でも・・・というのがポイントですね。特別でなくても良いのです。〇〇だから・・△△だから・・・という理由はいらないのです。無条件に「人と自分は同じく愛される存在だ」という気持ちを育てることが褒める言葉を強くするのです。無条件の愛が孤独感を緩和

無条件の肯定にチャレンジ♪

それでは無条件の褒める言葉をどのようにすれば使いこなせるのでしょうか?現実的に練習問題を交えて考えてみましょう。

練習問題

会話が苦手なヨシダさんは、会話力をつけようと苦手な飲み会に参加しました。しかし、孤立して話すことができませんでした。会話ができない人はつまらない人間だと落ち込んでいます。

考えてみよう!
ヨシダさんは「会話ができない人は」と条件付きで否定してしまっていますね。「どんなときでも人と自分は愛される」という価値観の元に、ヨシダさんを元気づけてみましょう!あなたは幹事だと仮定しましょう。

↓↓

解答例

先日ヨシダさんが参加してくれてめっちゃうれしかったですよ。飲み会が苦手でも参加してくれたこと自体がうれしいです。そこに存在しているだけで、結構存在感があるものですよ。

いかがでしょうか?ちょっと難しいですよね(^^; この褒める言葉は「存在しているだけで価値がある」と無条件のほめる言葉を使っている点です。

大事なことは、どんな行動や生き方でも、一定の愛される価値はあることに気が付くことなのです。〇〇から、△△だから・・・ではなく、どんな時でも、愛される価値はある!がキーワードですね。

例えば

・何も言わずにぎゅっと抱きしめる
・毎日挨拶する
・失敗してもOKと励ます
・そこにいるだけで勇気づけられる
・毎日声をかける
・結果ではなく過程を褒める(コラム2で解説)

これらはすべて無条件の肯定です♪参考にしてみてくださいね。

 

褒める言葉を使う力をつける!3つの解決策

コラム1では褒める言葉の基礎を学びました。ここからはさらに褒める言葉のトレーニング法を紹介します。全部読むのは大変なので、面白そうだなあ~と感じる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

①「過程褒め>結果褒め」

 結果でほめるはNG
コラム1でもお伝えしたとおり、「褒める言葉」が苦手な方は結果や条件で判断するという傾向があります。例えば、可愛くなったから褒める、営業成績が上がったからほめる・・・これは結果で褒めるやり方です。結果至上主義では、結果が出なかったときに褒めることは難しくなります。

 過程を褒めよう
本当に褒めるのがうまい人は「過程」をしっかり褒めることができます。褒めたい気持ちはあるが、短文で終わってしまう…という方は、コラム②を読んで、練習問題に取り組んでみてください。

②リフレーミングで視野を広げる

 視野が狭いと褒められない
褒めることは相手を喜ばせる行為です。積極的に行いたいですよね。しかし、考え方が狭かったり、1つの考えに固執する方は注意が必要です。褒める言葉を使うことができない方は、相手の粗探しをしてしまうクセがあります。いつも同じ視点で物事を判断してしまう視野の狭さが原因です。

 視野を広げるリフレーミング
そこで視野を広げる手法としてリフレーミングという手法で練習しましょう。リフレーミングとは心理療法の1つで、解決志向型アプローチ(Solution FocusedApproach :SFA ) としてカウンセリングの際によく使います。褒める言葉が思いつかない場合に様々な視点から把握することで、褒めるポイントを捜す力がUPします。褒めようと思っても言葉を発想できない…という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

③相手基準で褒める

 自分の基準で褒めるはNG
「褒める言葉を使おうと思うけど、相手のネガティブな面ばかり見えてしまうい」そんなふうに感じる人もいるかもしれません。自分より経験の浅い後輩や部下に対して、未熟な部分に目が行くのは当然です。自分の方が正しい、自分の方が上だ、という自分基準の心理が働いてしまっている可能性があります。

 褒める力は相手に合わせる!
そんな時は、自分ではなく相手の基準で評価することがポイントです。自分と相手を比べるのではなく、相手の立場を理解し、相手の良いところに気付けるようになりましょう。自分の基準で考えてしまうことが多い・・・という方は、コラム④の解説とトレーニングで相手に合わせた褒め方のコツを身に付けていきましょう。

褒める力を伸ばす3つのアプローチ

褒めることができない原因には「短文で褒める」「視野が狭い」「自分の基が先に来る」の3つが大きく関わっていることがわかりました。次回以降は、褒める力を伸ばす方法を解説していきます。

褒められることに慣れていない人は、恥ずかしさから素直になれないかもしれません。でも心の中は嬉しい気持ちでいっぱいのはずです。褒める力を高めて、相手も自分も気持ちのいい関係を作っていきましょう。

次回は、褒める力を伸ばす方法の1つ目「過程を褒めると効果的」についてご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★褒める力は円滑な人間関係に効果的!まずは原因を知って対処しよう
人間関係講座



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