自己紹介-会社や職場での初めて挨拶,例文
皆さんこんにちは!
現役経営者,公認心理師の川島達史です。
当コラムは、様々なシチュエーションに応じた自己紹介を解説しています。
・日常場面,職場,サークルなど
・面接,就職活動
・婚活,男性編
・婚活,女性編
当コラムでは、職場やサークルなど日常場面における自己紹介をお伝えします。
自己紹介の基本構成
新しい職場の顔合わせ
新しい習い事を始めた
サークルへの初参加した
これらのシチュエーションでは自己紹介を求められることがあります。このような一般的な自己紹介の基本構成は「名前・住所・出身・趣味・経歴・意気込み」がおすすめです。
以下、入社初日を例にして考えてみましょう。
名前
私の名前は川島達史です。珍しい名前とよく言われます。タツシが噛みやすいので、自分の名前ですが噛むことが時々あります。(軽いアイスブレイクを入れる)
住所
横浜の大口というところです。出身は鳥取県で蛍が見れるような自然があります。
趣味
趣味は最近海外のサッカーにはまっていまして、香川選手が大好きです。深夜でも必ず試合を見ています。見すぎているので香川選手とフィールドでプレーをしている夢をみました。
経歴
前職では医療系の機関で、メンタルヘルスやストレスの改善に関わる仕事をしていました。
意気込み
今までの知識も活かしつつ、新しいことをどんどん吸収していこうと考えています。本日からよろしくお願いします。
*実際に活用するのは5つのうち4つぐらいでOKです。状況に合わせて、組み合わせを柔軟に変えて自己紹介しましょう。
自己紹介と5つのポイント
職場の自己紹介は浅くでOK
会社や職場での自己紹介は、就職活動と違い、気さくでOKです!。人となりを理解してもらえれば十分と考えましょう。ざっくばらんな趣味の話などもオススメです。
ネガティブな自己紹介はNG
ネガティブな自己紹介は基本的にNGです。
「名前は〇〇です。なんの特徴もありません…」
「住んでいるところは〇〇ですが、何もないところです…」
「趣味は…特別な事はしていません」
このような自己紹介では、あなたの人となりが全く分かりません。謙虚になりすぎず、前向きな表現を大事にしましょう。
1分ルール
だらだら長く話すことは印象がよくありません。簡潔にまとめるようにしましょう。1分程度でスパッと終わるようにしましょう。
若干のユーモア
一般自己紹介は楽しく話すのが重要です。余裕があれば、簡単なユーモアを入れると印象が良くなります。自分なりの鉄板アイスブレイクネタを作っておくと自己紹介時に重宝します。
歯を8本!笑顔
無表情で自己紹介しても魅力は伝わりません。笑顔で話す心がけが大切です。上の歯が8本見えるとすごく好印象になります。表情ほがらかに自己紹介しましょう。
自己紹介の練習をしてみよう
それでは先ほどの例文を参考に、自己紹介を練習してみましょう。
1:原稿を書く
まずは「名前・住所・出身・趣味・経歴・意気込み」の中から3つか4つぐらいを選びましょう。社風、サークルの雰囲気、持ち時間などを考慮に入れて選択してみてください。
2:箇条書きで原稿を書く
次にそれぞれの項目に話したいことを箇条書きでメモをします。全文書くと棒読みになるのであまりお勧めできません。
例えば出身の話題を話すとしたら
鳥取県 18年暮らした 蛍が舞う綺麗な土地 みんな来てね!
こんな感じでざっくり書いておけば充分です。
3:撮影して確認する
次に自己紹介を動画撮影して確認しましょう。チェックする項目は以下の通りです。
□ 活き活きと伝えているか
□ 1分で終わっているか
□ 歯が8本見える瞬間があるか
□ 姿勢が悪くないか
この4点がOKであれば合格です!!
質問に備えよう
冒頭の自己紹介は話題のタネみたいなものです。その後、雑談場面で話題が広がっていくのが普通です。例えば、先ほど私は鳥取出身と自己紹介しましたが、
「鳥取県はどのようなところですか?」
「鳥取県の有名な食べ物って何ですか?」
このような質問をひんぱんに受けます。導入の自己紹介(プロフィール)は会話のはじまりにすぎません。
自分が話したタネについて1分程度は話ができるよう準備しておくと、自己紹介後の話がスムーズです。以下の内容を参考にしてみてくださいね。
名前
ニックネームや「由来」は聞かれやすいです。名前についての逸話など用意しておくことをオススメします。以下の例文を参考にしてみてください。
例文1
私の名前は父親の武将好きが影響しています。父が徳川家の武将名に多く使わている「慶」が大変好きで、男の子の名前には必ず使いたい!ということで慶一郎と名付けられました。
ちなみに私の弟は慶二郎です。兄弟の名前としては、もう少しひねってほしかったんですけどね。父が好きな漢字がシンプルに一文字入っています。
例文2
父からは歴史の話をよく聞きますが、私はあまり興味がないので「慶」の名前が付いた武将が歴史上でどのような功績を残したのか、詳しくはわかりません。
文字の画数が多いので、子どものころテストで書くのがとても大変だなーという印象だけがあります。
そういえば父は、ペットの名前にも武将名を入れるんです。今犬を飼っていますが「一橋(ひとつばし)」といいます。散歩中に名前を叫ぶと、振り向かれることがあります…。
住んでいるところ
あなたの住所の「名産」「名物」「観光名称」などは話題になりやすいです。おすすめのお店やスポットも用意しておくと自己紹介後の会話もスムーズになります。
出身
「上京したきっかけ」「歴史的建造物」「名物」や「方言」なども聞かれやすいです。最低限話せるようにしておきましょう。
経歴
「学生時代打ちこんだ勉強」「サークル」「前職の内容」「仕事のエピソード」などは抑えておくといいでしょう。
趣味
自己紹介で趣味の話をすると、雑談場面で話題をふられやすいです。「はじめたきっかけ」「魅力」「腕前」などは話題が膨らみます。
まとめ・お知らせ
まとめ
職場での自己紹介は、就職活動の自己紹介と違い、多少失敗してもご愛敬で済むことがほとんどです。肩の力を抜いて、あなたらしく楽しく自己紹介してみてくださいね。
以下ここで自己紹介でより好印象を残すために発展コラムをご紹介します。
あがり症コラム
自己紹介が苦手な方は、あがり症で悩んでいる方が多いと思います。緊張しがち…という方は以下のコラムを参照ください。
あがり症克服入門-体の仕組み
笑顔トレーニング
笑顔は自己紹介の基本です。以下のコラムでは自然な笑顔の作り方・表情筋の鍛え方などを紹介しています。スマイルができない…という方は下記をご覧ください。
笑顔の作り方とスマイル練習
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