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ディスカッションの意味とは?

ディスカッション,意味,とは


ディスカッションの意味とは?①

みなさんはじめまして!コミュニケーション講座の講師、川島です。当コラムは「ディスカッション」をテーマに専門家が解説をしています。私は社会心理学の大学院で、成人のコミュニケーションについて研究をしてきました。現在では成人向けのコミュニケーション講座の講師として活動しています。しっかりとお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^; ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。

早速ですが、みなさんは「ディスカッション」にどのようなイメージをお持ちでしょうか?社内の会議やチームのミーティングなど、様々な場面で行われるディスカッションですが、直訳すると「討議」「議論」という意味です。

「討議」「議論」なんて聞くと、
○ 互いに主張をぶつけ合う場
○ 批判や酷評が飛び交う場
などのネガティブな意味を持ってしまいがちですよね。そのため、自己主張ができない人や気が弱い人は、ディスカッションに苦手意識を持たれていることと思います。しかし、ディスカッションとは、本当にネガティブなことなのでしょうか。

そもそもディスカッションとは、良い結論を導くために、協力し合って意見や情報を出し合う、ポジティブな行為です。決してネガティブに捉えるものではなく、

ディスカッション=お互いの意見を高め合う作業

というふうに、ポジティブに考えてみてください。ディスカッションはお互いが持っている情報を組み合わせてより良い情報を生み出すという行為なのです。Aという情報とBという情報を組み合わせて、Cという情報に発展させる行為がでディスカッションなのです。まずはディスカッション=意見を高め合う作業ということを頭に入れておきましょう。

 

もしあなたが批判をされることが苦手だとしたら、脳内で「批判をされると僕の情報は高まる」と変換しましょう。批判を受ければ受けるほど自分の情報の精度は上がっていくのですから、相手から意見をもらうとうれしくなっていくと思います。

 

ディスカッションが苦手だと損をする

ディスカッションの意味が、「お互いの意見を高め合う作業」と頭では理解したとしても、相手の意見に反論することに抵抗があるという人は多いのではないでしょうか。それは、私たち日本人の多くが

○ はっきりと発言することが苦手
○ 仲間との「和」を重んじる
という特徴を持っているからだと言えます。

しかし近年、ビジネスの場面においては、日本人特有の曖昧さや発言しないことが、あまり良いとされない傾向にあります。時代のグローバル化に伴い、ディスカッションで自分の意見を主張するスキルは、より重要になっていくでしょう。

それでは、「主張」ができないことは、具体的にどのようなデメリットを引き起こすのでしょうか。例えば、

○ 会社や周囲の人に理解してもらえない
○ 積極性が低いと判断され、評価が下がる
○ 能力を知ってもらえず、適所へ配属されない

など、仕事で不利な状況を作ってしまうことになります。また、主張ができないとメンタルヘルスに不調につながることもあります。特に近年では健康的に主張するスキルが心理面での安定に不可欠であることが分かってきています。もしディスカッションが苦手だ・・・自分の意見を言えない・・・という方は注意が必要です。

 

ディスカッション力をつける3つの対策

では、どうしてディスカッションに対して苦手意識が生まれるのでしょうか?自分の意見を上手く伝えられない原因と解決策を3点、お伝えします。

① 論理力はディスカッションの基礎
発言中、「結局何を言いたいのだろう?」とわからなくなることはありませんか。何を言いたいのかわからない・・・という問題のほとんどが論理力の欠如から持たされます。「論理がない=他人は理解できない」という図式が成り立ちます。ではそもそも論理とは何を意味するのでしょうか?

シンプルに

結論+根拠

この3点セットが必要になります。なにを言っているのかわからない人はこの3つのうちどれかが欠けているのです。例えば、「結論」ばかりに気持ちがいき、「根拠」がない方。逆に「根拠」は示しても、「結論」がないために結局何を主張したいのかわからない方。この2点を改善するだけでディスカッションスキルが向上していきます。詳しくは、論理的思考のコツを、コラム②で詳しくご紹介します。

 

② 事前準備を行う
意外と問題として大きいのが心理的な問題です。せっかく論理的に話せるようになったとしても以下のような心の問題があると、発言を積極的にすることができません。

「変なことを言ってしまってはいけない」
「誰かに反論されてしまうかもしれない」
「失敗してしまうかもしれない」

そんな不安から、発言を控えてしまった経験はありませんか。このような状況は多くの場合、事前準備が不足している事で引きおこされます。事前準備がしっかりできていないために、緊張が強くなり、平常心で参加できなくなってしまうのです。

人前で発言するのは、誰でも勇気がいるものです。程よい緊張感を保ちながら、平常心で参加することが、良い主張につながります。そのためには、徹底して事前準備をすることが大切です。事前準備力を付ける3つのスキルで対処していきましょう。コラム③で詳しくご紹介します。

 

③ ディスカッション7原則を守る
ディスカッションは、勝ち負けを決める「討論の場」と思っていませんか。このような勘違いでディスカッションに参加すると、相手の発言を根底から否定するなど、人間関係に悪影響を及ぼすような大きな失敗をする可能性があるため注意が必要です。

ディスカッションは、人間関係を大切にしながら決まったテーマに沿って「議論する場」です。場違いにならないよう、ディスカッションの基本的なルールをマスターすることが必要です。ディスカッション7原則をマスターして対処していきましょう。コラム④で詳しくご紹介します。

 

 

ディスカッションのコツで上手な主張を

このように、ディスカッションが苦手な原因として「論理的な主張ができない」「事前準備が不足している」「ディスカッションのルールを理解していない」が大きく関わっていることがわかりました。次回以降は、ディスカッションへの苦手意識を克服する具体的な方法について解説していきます。内容は以下の通りです。

コラム② ディスカッションに強くなる論理力とは
コラム③ ディスカッションの進め方。まずは十分な事前準備を
コラム④ ディスカッションに使える7つのコツとは

ディスカッションに苦手意識がなくなれば、あなたは周りの人にもっと理解してもらうことができます。それは、自分の希望する仕事をすることや、ストレスのない生き方にもつながりる事を意味します。何より、自分の意見を言う、そしてそれを理解してもらえるということは、とても気持ちのいいことだと思いませんか。自分の意見を上手く伝えることの大切さを理解していただき、少しずつディスカッションに強くなっていきましょう。

次回はディスカッションが苦手な一つ目の原因「論理的な主張ができない」の対策をご紹介します。次回のディスカッションコラムもお楽しみに!

★ ディスカッションとはポジティブな意味の行為
★ ディスカッション=意見交換の場」と気軽に捉えよう!
★ ディスカッションできないと仕事で不利になる
★ ディスカッションが苦手な原因は3つある
★ 上手に自己主張してディスカッションに強くなろう!
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