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ディスカッションの意味とは?

ディスカッション,意味,とは


ディスカッションの意味とは?①

ディスカッションを専門家が解説

みなさんはじめまして!社会心理学の専門家 川島です。私は社会心理学の大学院で、成人のコミュニケーションについて研究をしてきました。現在では成人向けのコミュニケーション講座の講師として活動しています。

当コラムは「ディスカッション」をテーマに専門家が解説をしています。全部で5コラムあります。しっかりとお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。

ディスカッションが苦手だと損をする?

ディスカッション力は、社会で生きていくためにとても重要なスキルです。もしもディスカッション力がないと、

・会議で沈黙してしまう
・やる気がないと思われる
・自分に自信が持てない
・自分自身で情報を精査できない

などの問題を抱え続けることになります。例えば、最近の研究では、「主体性・主張性」がメンタルヘルスと深いつながりがあることがわかっています。ディスカッションが苦手だ…自分の意見を言えない…という方は、ビジネスにおいて消極的になりがちで、仕事に対して常に受動的に取り組むことになってしまいます。これでは、なかなか仕事を楽しむことはできませんね。

ディスカッションのイメージ

さて、みなさんは「ディスカッション」にどのようなイメージをお持ちですか?社内の会議やチームのミーティングなど、様々な場面で行われるディスカッションですが、直訳すると「討議」「議論」という意味です。

「討議」「議論」なんて聞くと、
・互いに主張をぶつけ合う場
・批判や酷評が飛び交う場
などのネガティブなイメージを持ってしまいがちですよね。そのため、自己主張ができない人や気が弱い人は、ディスカッションに苦手意識を持たれていることと思います。しかし、ディスカッションとは本当にネガティブなことなのでしょうか。

批判をされたらラッキー

例えば、みなさんは自分の意見を批判された時、どのように感じるでしょうか。相手に対してムカッとしてしまう方は反省しましょう…。相手に怒ったところで解決できる問題は、世の中にほとんどありません。怒ることは得策ではないと覚えておきましょう。

人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にするようなものである

これは松下幸之助の言葉です。もしもあなたが批判され、ネガティブな気持ちでいっぱいになってしまったら、「批判は心を豊かにしてくれる。批判に耳を傾けよう」と切り替えてみてください。批判を受ければ受けるほど、情報は精査され、質が上がっていくのです。

ディスカッションが目指すもの

そもそもディスカッションとは、良い結論を導くために、協力し合って意見や情報を出し合う、ポジティブな行為です。決してネガティブに捉えるものではなく、ディスカッション=WIN WINを目指す活動とポジティブに考えてみてください。

ディスカッションすることで、お互いが持っている情報を組み合わせて、より良い情報を生み出すこともできるのです。Aという情報とBという情報を組み合わせて、Cという情報に発展させる行為が、ディスカッションなのです。
ディスカッション=WIN WIN
と、しっかり頭に入れておいてくださいね。

ディスカッションが苦手な原因と解決策

それではここで、ディスカッションが苦手な原因と解決策について考えていきましょう。ディスカッションが苦手な原因と解決策は、大きく分けると3つあります。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

 

①論理力を身に付ける

論理的な主張ができない
発言中、「結局何を言いたいのだろう?」とわからなくなることはありませんか。何を言いたいのかわからない…という問題のほとんどが、論理力の欠如から持たらされます。では、そもそも論理とは、一体何を意味するのでしょうか?

論理的主張の練習で苦手意識を軽減
論理とは、シンプルに言うと、結論+根拠の2点セットです。この2つのことを意識するだけでも、かなりディスカッション力が改善されます。よく「何を言っているのかわからない」と言われる…考えをまとめるのが苦手だ…論理的に話すのが苦手だ…という方は、コラム②の解説と練習問題に取り組んでみてください。ディスカッションで使える主張のコツもご紹介していますよ。

 

②事前準備で自信と安心を手に入れる

事前準備が不足している
ディスカッション力は、事前準備をすることでさらにUPします。事前準備がしっかりできていないと、自信がなく不安な状態のままディスカッションに参加することになるので、発言を控えてしまいがちです。また、緊張も強くなり、平常心で参加できなくなる場合もあります。

ディスカッションは事前準備で決まる
人前で発言するのは、誰でも勇気がいるものです。程よい緊張感を保ちながら平常心で参加することが、良い主張につながります。そのためには、徹底して事前準備をすることが大切です。具体的にどうやって進めていけばいいのか、事前準備の優先順位ベスト3をコラム③で詳しくご紹介します。ディスカッションの場で、変なことを言ってしまわないか不安…誰かに反論されそうで発言できない…失敗するのが怖い…という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

③7つのルールで議論しよう

ルールを理解していない
いつもディスカッションが上手くいかない…という方は、ディスカッションのルールを理解していないのかもしれません。きちんとテーマに沿った議論ができていますか?ディスカッションは、勝ち負けを決める「討論の場」だと思っていませんか?このような勘違いでディスカッションに参加してしまうと、相手の発言を根底から否定するなど、人間関係に悪影響を及ぼすような大きな失敗をする可能性があるため注意が必要です。

7つのコツでテーマに沿った議論を
ディスカッションは、人間関係を大切にしながら、決まったテーマに沿って「議論する場」です。場違いにならないよう、ディスカッションの基本的なルールをマスターすることが必要です。ディスカッションに役立つ7つのルールコラム④で詳しくご紹介していきます。いつも議論がまとまらない…自分の主張がなかなか伝わらない…とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

コツを知って上手に主張しよう

ディスカッションが苦手な原因として「論理的な主張ができない」「事前準備が不足している」「ルールを理解していない」の3つが大きく関わっていることがわかりました。次回以降は、ディスカッションへの苦手意識を作っている3つの原因それぞれの対処法を解説していきます。内容は以下の通りです。

1日では難しいと思うのでブックマークしてゆっくり取り組んでみてくださいね(^^)

コラム② ディスカッションに強くなる論理力とは
コラム③ ディスカッションの進め方。まずは十分な事前準備を
コラム④ ディスカッションに使える7つのコツとは

ディスカッションに苦手意識がなくなれば、あなたは周りの人にもっと理解してもらうことができます。それは、自分の希望する仕事をすることや、ストレスのない生き方にもつながります。

何より、自分の意見を言う、そしてそれを理解してもらえるということは、とても気持ちのいいことだと思いませんか。自分の意見を上手く伝えることの大切さを理解していただき、少しずつディスカッションに強くなっていきましょう。

次回はディスカッションが苦手な原因の1つ目「論理的な主張ができない」の対処法をご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★ディスカッションはポジティブな行為。苦手な原因を知って上手に主張しよう!
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