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論理的思考を鍛える3つの方法で社会人必須スキルを身につける

論理的思考


論理的思考を鍛える3つの方法!社会人に必須のスキルを身に付けよう①

論理的思考を専門家が解説

みなさんはじめまして!社会心理学の専門家 川島です。私は社会心理学の大学院で、成人のコミュニケーションについて研究をしてきました。現在では成人向けのコミュニケーション講座の講師として活動しています。

当コラムは「論理的思考」をテーマに専門家が解説をしています。全部で5コラムあります。しっかりとお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが。是非お付き合いください。

 

論理的思考は社会人の必須スキル

仕事の場面で「何を言いたいかわからない」「調べが足りない!」「手短に伝えて」など、上司や先輩から指導された経験はありませんか。いずれも、論理的思考ができていないことで起こる問題かもしれません。

論理的思考とは「物事をモレなく深く効率的に考え、わかりやすく伝えるために、体系的な筋道をたてて考える力」の事です。他にはロジカルシンキングと言われる事もあります。論理的思考は仕事のコミュニケーションにおいて非常に重要なスキルです。また、日々の暮らしの中でも役立つスキルです。

論理的思考やロジカルシンキングといった本は書店にも多く並んでいることから、世の中全体で関心が高いことがわかります。なぜいま論理的思考への関心が高まっているのでしょうか。

論理的思考に関心が高い理由

論理的思考やロジカルシンキングへの興味が高まっている理由には、職場環境の変化が大きく関わっています。

多くの会社では、終身雇用が減り転職者も増加、業務のスピード化やグローバル化など、効率的にコミュニケーションをとり、様々な情報をスピーディーに判断する事が必要になっています。そのため、「モレなく・深く・効率的に情報を整理し、相手にわりやすく伝える」論理的思考が欠かせなくなっており、意欲的に学ぶ人が多くなってきたと考えられます。

論理的思考は、身に付ける事で大きな差が出るスキルですが、これからの時代は仕事の場面に欠かせないスキルといえるのかもしれません。

論理的思考が不足することの問題

論理的思考が不足する問題それでは、論理的思考が不足すると仕事にどのような問題があるのでしょうか。

①営業が上手くいかない
例えば、営業先のお客様が発注先を他社に切り替えると伝えてきた時。自社とお客様の状況を把握できず、次へのアクションにつなげることができません。

②企画が通らない
例えば、取引先と一緒に作り上げた企画を上司に伝え承認を得たい時。社内会議で要旨を手短に伝えることができず、上司に検討すらしてもらう事ができません。

③周囲からの評価が下がる
チームで仕事を進める中で、「何を言っているかわからない人」と周囲からの評価が下がる可能性があります。

論理的思考でコミュニケーションが行えないと、本来持っている能力を適切に評価してもらえない可能性が出てきます。そのため、仕事へのモチベーションの低下、ストレスの増加、心身の障害など、悪循環が生まれる可能性があります。

論理的思考を鍛える3つの方法

3つのトレーニングで鍛える論理的思考ができないと、仕事で多くの問題が起こることにお分かりいただけたと思いますが、論理的思考はトレーニングすることで身に付ける事ができます。論理的思考が出来ない原因を整理し解決策を知ることで苦手意識を克服していきましょう。

論理的思考ができない原因と解決策は大きくわけて3つあります。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

 

1:論理的思考を理解する

結論と根拠がない
会議での発表や上司への報告の時「何をいっているかわからない」「もう一度説明をして」など言われた事はありませんか。話の内容に「結論」と「根拠」が無いことが原因かもしれません。

論理的思考には「結論+根拠」が欠かせません。仕事の場面では、論点に対して事実に基づく「根拠」とそこから導きだされた「結論」を伝えることはもちろん、状況に応じた伝え方をする事も大切です。しかし、整理ができていないと、モレや曖昧な発言になってしまい、相手に伝わらない状況を作ってしまいます。

論理的構造を理解する
まずは論理的構造を知ることが解決策になります。当コラムでは、論理的構造を作る要素と仕事の場面で使いやすい「結果先行型」の構成を練習問題を交えながらご紹介します。話が上手くまとまらない…という方は、コラム②をご確認ください。

 

2:ロジックツリーを活用する

余計なこともはなしてしまう
話に広がりが出てくると、「結論」や「根拠」とつながりの無いことを口にしてしまい、話が迷子になってしまう事あります。話を組み立てる時にゴールを意識して整理できていないことが原因です。

「結論」や「論点」と関わりの無いことを必要以上に伝える事は、伝えたい事がぼやけてしまい相手に伝わりません。また、仕事の場面ではより手短にまとめられている方が印象よく相手に伝わりますから、モレなく情報をピックアップし分かりやすく伝える事が大切です。

ロジックツリーで整理
伝えたい要素を分かりやすく整理する方法として「ロジックツリー」をご紹介します。この方法は、要素をツリー状に整理する事で、思考を網羅的に捉える事ができます。また、重要な点・不要な点も明確になるためモレなくスリムにまとめる事ができます。

当コラムでは、作り方のポイントを練習問題を交えながらご紹介します。話の論点がずれてしまう事が多い…という方は、コラム③をご確認ください。

 

3: 根拠を強める資料準備

根拠の質が悪い
話の内容がモレなく論理的に組立てられていても、説得力のある根拠を用意できないと、上司や仲間、クライアントから納得を得ることができません。曖昧な情報では信頼も薄れてしまい、周囲から評価が下がってしまう可能性もあります。

ツボを抑えた準備を
論理は「結論+根拠」です。結論に至るための根拠は精度の高い物を用意することが大切です。当コラムでは、根拠を強めるための「資料準備のコツ」を具体的にご紹介します。プレゼンで説得力を出したい…と感じている方はコラム④をご確認ください。

 

論理的思考を身に付ける方法

論理的思考を鍛える論理的思考は、仕事の場面では非常に重要なスキルとなっており、あなたの本来持っている能力を周囲にアピールする上で大変有効です。

論理的思考を身に付けることで、「営業がうまくいかない」「企画がとおらない」といった不都合を解決することが出来ます。原因をしっかり理解し、これからご紹介する適切なトレーニングを行う事で、論理的思考を身に付けていきましょう。1日では難しいと思うのでブックマークしてゆっくり取り組んでみてくださいね(^^)

次回は、論理的思考になるための1つ目の方法「論理的思考を理解するをご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

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