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論理的思考を鍛える,トレーニング

論理的思考を鍛える,トレーニング

皆さんこんにちは!
現役経営者,公認心理師の川島です。

今回のテーマは
「論理的思考」
です。

はじめに

・考えをうまく言葉にできない
・主張が支離滅裂になる
・何を言っているかわからないと言われる

私はコミュニケーション講座を開催していますが、参加される生徒さんの多くが上記のお悩みを抱えています。そしてこのお悩みの根本には「論理的思考」が抱えていることが非常に多いのです。

そこで当コラムでは、初学者向けに論理力を向上させるコツをしっかりとお伝えしていきます。

直感と論理の違いとは

いきなりですが皆さんに質問です。皆さんは何か物事を決める際に、「論理的」に考えているでしょうか?お

そらくですが、私も含め、日常的に論理的な思考を使うというケースはほとんどないと思います。98%ぐらいは、なんとなく決めているのではないでしょうか?

例えば、皆さん、中華屋さんでチャーハンとラーメンどちらを食べるか迷ったことはありませんか?私はよく迷います笑

さてさて・・・このように日常の判断はほとんど直感で事足ります。直感的思考はスピーディーなので効率がいいですね。

しかし、直感的思考には実は大きな弱点があるのです。最大の弱点は

「他者を動かすことができない」

という点です。「私の直感です!」では大概の場合は企画は通りません。例え、その直感が正しいとしても、他者を動かす場合は、それを論理的思考に起こして、他人がわかるように説明する必要が出てくるのです。

1人で仕事をする分には論理不要

私川島の経験談ですが、私は当初1人で25歳の時にコミュニケーション講座をはじめました。なんのデータもありません。直感だけで、この事業を始めたのです。直感で、「僕がコミュニケーションで悩んだんだから、たくさんの人が悩んでいるはずだ!」こんないい加減な直感で起業しました。

最初は1人だったので、全然問題ありませんでした。しかし、仲間を増やすときは別問題です。求人を出すときは、ちゃんと自分の会社の将来性や目的をアピールしなくてはならないのです。1人で仕事をする分には直感でいけるのですが、仲間を増やすとなると、途端に論理力が必要になることを痛感しました。

論理は遅い⇔直感は早い

このように論理的思考は他者を動かす必要がある場合に必須となります。プロジェクトの企画を通す場合、投資をしてもらう場合、職場の解決策を提案する場合、こんな時に論理的思考が必要なのです。ただし、筋道を立てて論理的に説明をするのは実はすごく大変です。

というのも言語という機能そのものに限界があり、言葉の意味というのはそれぞれ解釈が変わるので、100%相互理解できるなんてありえないからです(下図参照)。

*「仕事のできる人の話し方」著者 工藤アリサ 2007を一部改変して掲載

そのためいくら丁寧に論理的に話そうとしたとしても実は大概の場合は限界があります。完璧な論理の組み立てというよりも、直感を補完する意味での論理とというぐらいの位置づけで大概の場合はOkだと言えるでしょう。

論理的思考とこれから

このように論理的思考は日常生活ではわりとどうでもいい!?(すいません言いすぎですね)のですが、ビジネスの世界では論理的思考やロジカルシンキングの必要性がますます高まっています。

情報化の現代では、職場環境は極めて流動的で多くの会社では、効率的にコミュニケーションをとり、チームとしてのプロジェクトをすばやく進める力が必須になっています。

直感だけではチームを構成することはできません。「モレなく・深く・効率的に情報を整理し、相手にわりやすく伝える」論理的思考が欠かせなくなっているのです。

論理的思考を鍛える6つの方法

ここからは具体的な論理力を鍛えるトレーニング方法をお伝えします。論理的思考はトレーニングすることで身に付ける事ができます。解決策を知ることで苦手意識を克服していきましょう。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

1:主語と述語を絞る!

論理的に話すには、できる限り主語と述語を絞っていく行く必要があります。アメリカ人は、日本人は、A型の人は、女は…という感じで大きな言葉を使う方は論理性がない可能性が高いです。以下の動画を参考にしてみてください。チャンネル登録をして下さると励みになります!

2:論理的思考の基礎=結論+根拠

結論と根拠がない
会議での発表や上司への報告の時「何をいっているかわからない」「もう一度説明をして」など言われた事はありませんか。話の内容に「結論」と「根拠」が無いことが原因かもしれません。

論理的思考には「結論+根拠」が欠かせません。仕事の場面では、論点に対して事実に基づく「根拠」とそこから導きだされた「結論」を伝えることはもちろん、状況に応じた伝え方をする事も大切です。しかし、整理ができていないと、モレや曖昧な発言になってしまい、相手に伝わらない状況を作ってしまいます。

論理的構造を理解する
まずは論理的構造を知ることが解決策になります。当コラムでは、論理的構造を作る要素と仕事の場面で使いやすい「結論先行型」の構成を練習問題を交えながらご紹介します。話に結論と根拠を付ける癖をつけたい…という方は、コラム②をご確認ください。

3:ロジックツリーを活用する

余計なこともはなしてしまう
話に広がりが出てくると、「結論」や「根拠」とつながりの無いことを口にしてしまい、話が迷子になってしまう事あります。話を組み立てる時にゴールを意識して整理できていないことが原因です。

「結論」や「論点」と関わりの無いことを必要以上に伝える事は、伝えたい事がぼやけてしまい相手に伝わりません。また、仕事の場面ではより手短にまとめられている方が印象よく相手に伝わります。モレなく情報をピックアップし分かりやすく伝える事が大切です。

ロジックツリーで整理
伝えたい要素を分かりやすく整理する方法として「ロジックツリー」をご紹介します。この方法は、要素をツリー状に整理する事で、思考を網羅的に捉える事ができます。また、重要な点・不要な点も明確になるためモレなくスリムにまとめる事ができます。

当コラムでは、作り方のポイントを練習問題を交えながらご紹介します。話があっちに行ったり、こっちにいたりしてしいまう…という方は、コラム③をご確認ください。

4: 根拠を強める資料準備

根拠の質が悪い
話の内容がモレなく論理的に組立てられていても、説得力のある根拠を用意できないと、上司や仲間、クライアントから納得を得ることができません。曖昧な情報では信頼も薄れてしまい、周囲から評価が下がってしまう可能性もあります。

ツボを抑えた準備を
論理は「結論+根拠」です。結論に至るための根拠は精度の高い物を用意することが大切です。当コラムでは、根拠を強めるための「資料準備のコツ」を具体的にご紹介します。プレゼンで説得力を出したい…と感じている方はコラム④をご確認ください。

5:フェルミ推定で推定力UP!

推定力がない
急に難しい質問をされた時、「分かりません・・・」だけは論理力が低い印象を与えてしまいます。このような裏付けない状態で論じなくてはならない場合、推定力がないと主観的に要素が多く入った説得力に欠ける話し方になってしまいます。

フェルミ推定で難しい質問へ対処
例えば、「日本にある郵便ポストの数は?」などのすぐに答えることが難しい質問にも、フェルミ推定を活用することである程度の概算をするかとがきます。論理的思考の中でも、推定力は重要なスキルとなりますのでしっかりトレーニングしておきたいところです。

当コラムでは、推測力を高める「フェルミ推定」の計画方法や練習問題などをご紹介します。推定力を身に付けたい・・・という方はコラム⑤をご確認ください。

6:MECEで漏れなくダブりなく

情報が不十分である
論理的思考が苦手な原因としては、集めた情報に漏れやダブりがあることが挙げられます。情報に漏れがあると抽象的な言論となってしまい、論理的に伝えることができなくなります。さらに、ダブりがあると情報に肩よりが生じて網羅性が弱まってしまいます。

MECE(ミーシー)で整理する
論理的思考の基本は情報を正確に「分類する」ことです。分類に漏れやダブりがあると十分に情報を活用することができなくなり、論理に欠けた個人的な考えに頼ることになります。

当コラムでは、漏れなくダブりなく情報を整理するための「MECEの考え方」をご紹介します。漏れなくダブりなく考えをまとめる力を身に付けたい・・・という方はコラム⑥をご確認ください。

論理的思考を鍛える

論理的思考を身に付ける方法

論理的思考は、仕事の場面では非常に重要なスキルとなっており、あなたの本来持っている能力を周囲にアピールする上で大変有効です。

論理的思考を身に付けることで、「営業がうまくいかない」「企画がとおらない」といった不都合を解決することが出来ます。原因をしっかり理解し、これからご紹介する適切なトレーニングを行う事で、論理的思考を身に付けていきましょう。1日では難しいと思うのでブックマークしてゆっくり取り組んでみてくださいね(^^)

次回は、論理的思考になるための1つ目の方法「論理的思考を理解するをご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★仕事を上手に進めるためには 論理的思考は必須スキル
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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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仕事のできる人の話し方 (講談社+α新書) 新書 – 2007/3/21 工藤 アリサ (著)