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論理的思考を鍛える,トレーニング

論理的思考を鍛える,トレーニング【超初級編】

皆さんこんにちは!
現役経営者,公認心理師の川島です。

今回のテーマは
「論理的思考,ロジカルシンキング」
です。

はじめに

私はコミュニケーション講座を開催しています。

・考えをうまく言葉にできない
・主張が支離滅裂になる
・何を言っているかわからないと言われる

参加される生徒さんの多くが上記のお悩みを抱えています。

そしてこのお悩みの根本には「論理的思考」が欠けていることが非常に多いのです。論理は自分と他人の思考を繋げる唯一の手段です。いわば、相手と自分の頭を繋げる橋なのです。

そこで当コラムでは、初学者向けに論理力を向上させるコツを、超初級、初級、中級の3つのブロックでお伝えします。

超初級(コラム1)
・論理の2つの要素
・徹底的に結論先行を癖に
・根拠の集め方

初級(コラム2)
・ロジックツリーを作る
・MICEを意識する
・小見出しをつける

中級(コラム3)
・主語と述語を絞る
・帰納法を理解
・演繹法を理解

一通り学習すると論理的思考の基礎力を高めることができます。是非最後までご一読ください。

論理の2つの要素

まず初めに基礎の基礎として論理的とは何か?について考えていきましょう。

覚えておきたいのが以下の2つの要素です。

「論理=結論+根拠」

論理的思考と聞くと難しく感じますが、シンプルに「結論」と「根拠」があれば、ビジネス上では十分と考えてましょう。

①結論

主張したいこと、伝えたいこと、解決策などが結論にあたります。基本的には1つの論理構成について、1つに絞った方が伝わりやすくなります。結論を増やせば増やすほど論理は破城しやすくなります。

②根拠

根拠は結論を支える情報を意味します。実行方法や事実資料などの情報を用意しましょう。詳しくは後ほど解説しますが、現段階では結論を支える情報と覚えておけば充分です。

徹底的に結論先行で話す

まわりぐどいはNG

ビジネスの世界ではまずは結論先行で話すのが基本です。まわりくどい言い方をして結論をうやむやにすると、結局何が言いたかったのかわからなくなります。

基本は結論先行で、ビシッと最初にかましましょう!笑

結論先行の具体例

例えば、お勧めの副業は?という議題に対して「YouTubeに動画を上げるべき」という主張するとします。この時は、以下のような順番で話していきます。

結論→YouTubeへの動画投稿がおすすめです。
根拠→2020年から5G回線が開通しました。これによって動画のような容量の重いデータを高速で表示することが可能になります。動画の需要は今後ますます伸びていくと予測されるため、YouTubeがお勧めです。

このように、ビジネス上では結論→根拠の順番で主張すること意識していきましょう。以下、練習問題を折りたたんで記載しましたのでぜひトライしてみてください。

以下の質問に対して、基礎練習として結論+根拠を用いた論理的主張をしてください。15秒程度の回答でOkです。楽しみながら進めてみてくださいね♪

うどんと、ラーメンどちらが良いと思いますか? 

 

解答例

結論→うどんです。
根拠→なぜならうどんは500円以内で食べられますが、ラーメンは最近800円前後するお店が多く敷居が高いからです。*回答については、結論と根拠があればOKです♪ラーメンを結論にしても大丈夫です。

以下の質問に対して、基礎練習として結論+根拠を用いた論理的主張をしてください。15秒程度の回答でOkです。楽しみながら進めてみてくださいね♪

お勧めの喫茶店はありますか?

 

 

解答例

結論→ルノアールです
根拠→価格帯は少し高いですが、席と席の間が広くゆったり過すことができます。真剣な話や仕事の話もできるのでお勧めです。

以下の質問に対して、基礎練習として結論+根拠を用いた論理的主張をしてください。15秒程度の回答でOkです。楽しみながら進めてみてくださいね♪

おススメのアプリはありますか?

 

 

解答例

結論→漫画アプリがおすすめです
根拠→最初は無料の話から始まる漫画が多く、お試しで読むことに最適だからです。人気の漫画で単行本を買うか迷ったときに、1話目だけ読んで購入するか決めています。

いかがでしたでしょうか。繰り返し練習することで論理的思考の基礎である「結論+根拠」が自然とできるようになりますよ。

 

根拠の集め方

①鉄の掟!根拠は数字化しよう

まず鉄則として、数字化できる根拠を示す癖をつけましょう。数字がない根拠は、主観的な説明となりやすく、説得するには弱い根拠となります。根拠を示す場合は数字化されているか?チェックしましょう。

以下、練習問題を折りたたんで記載しましたので、ぜひトライしてみてください。

以下の質問に対して数字を含めながら30秒以内で根拠を示すようにしてください。なお、あくまで練習なので、数字は正確でなく、架空の数字でOkです。

ⅰ お勧めのダイエット法はありますか?
ⅱ 今後、介護業界は成長しそうでしょうか?
ⅲ 男性と女性現在どちらが幸福感が高いでしょうか?
ⅳ 人工知能の発展によって、飲食店はどのような影響を受けるでしょうか?

 

シンキングタイム・・・

 

解答例(*数字や学会は架空です)

ⅰ お勧めのダイエット方はありますか?
タンメンダイエットがおすすめです。厚生労働省の調査ではタンメンは1人前で300カロリーしかありません。野菜をたっぷりおいしく食べることができるので、健康に痩せることができます。日本栄養学会の調査でも、タンメンの栄養バランスは最も優れていると発表されています。

ⅱ 今後、介護業界は成長しそうでしょうか?
かなり成長すると考えています。2050年には日本は高齢化率30%を突破すると言われています。重要なのは、その問題に対応するために、介護補助製品が多数生み出され世界中に輸出できる点です。予測するように、介護ロボットを製造する〇〇社の株価は、毎年20%程度上昇し続けています。

ⅲ 男性と女性現在どちらが幸福感が高いでしょうか?
女性です。WHOの調査では、2018年現在の幸福度は世界的に見て女性の方が1.2倍ほど高いという統計結果が出ています。世界的に女性の権利が向上していることが1因として考えられます。

ⅳ 人工知能の発展によって飲食店はどのような影響を受けるでしょうか?
オートメーション化により、単純作業が減ると考えられます。人工知能AI学会所属、山下教授はオートメーション化の実験をすでに行っており、ハンバーガーの機会を作成しています。その結果、80%程度の満足度を獲得できるハンバーガーの作成に成功しています。

②根拠の「強さ」を意識しよう

根拠を示す場合はその発信元が非常に重要になります。まずは1級のソースを優先して、ない場合は下のレベルの資料を探していくことがおすすめです。

もちろん内容によって1級かどうかは変動がありますが原則としては以下のように考えると良いでしょう。

・・・・・1級・・・・・
国の統計データ 世界統計
権威ある学会の数値化された論文
公的な機関の発表データ(会社四季報など)
主観が排除された客観的なデータ

・・・・・2級・・・・・
民間のマーケティングデータ
成功している経営者の発言の引用
権威ある学会の学者の発言の引用
新聞のデータ 学術書 自社のPL、BSデータ

・・・・・3級・・・・・
紀要論文 母集団が少ない統計
一般書籍 ビジネス雑誌
ネットアンケート
上司や社長の発言

・・・・・4級・・・・・
自分の主観 友人の発言
身近なエピソードなど
ネットの噂話 テレビ

根拠を示す際は、1級から揃えていくのが原則ですが、実は4級でも思わぬ効果を発揮することがあります。1級の資料の弱点は、データとして複雑であったり、数字が苦手な人にはうまく伝えることができません。

そこで可能であれば、1級+4級という形で組み合わせで説明を入れていくとわかりやすい根拠を創ることができます。以下、折りたたんで具体例を記載しましたので展開してチェックしてみてください。

 

例えば、お勧めのダイエット方はありますか?という問いに対して下記のように+の根拠を示すと良いでしょう。

ⅰ お勧めのダイエット方はありますか?
タンメンダイエットがおすすめです。厚生労働省の調査ではタンメンはカロリーが1人前で300しかありません。野菜をたっぷりおいしく食べることができるので、健康に痩せることができます。日本栄養学会の調査でも、タンメンの栄養バランスは最も優れていると発表されています。

+例えば(4級の根拠追加)
私の友人の金沢君は、もともと95キロもありました。尿蛋白も出ていて、かなり危機的だったのですが、食べることが好きすぎて、10種類ぐらいのダイエットを試してもずっと痩せられませんでした。しかし、タンメンダイエットは満腹感が得られるため、食べること好きの金沢君も20キロの減量に成功しました!結構いい男になってしまって、ちょっと悔しいっです。

こんな感じで、根拠の組み合わせもOkです。柔軟に作成してみてくださいね。

 

論理的思考を鍛えるトレーニング

ここからは、さらに論理的思考を鍛えるための具体的なトレーニングを方法をご紹介していきます。

①論理の骨組みを強くしよう【初級編】

論理的思考をするためには、まずは論理の骨組みを頭に入れておく必要があります。具体的には、情報を整理したり、分類したり、根拠の数をそろえるなどです。

このように予め骨組みを強くしておくと、論理的思考の癖が自然とついていきます。

論理の骨組みを強くしたいという方は下記をご覧ください。

論理の骨組みを強くする方法②

 

②論理的な主張をしよう【中級編】

論理的思考ができても、それをうまく伝えられなければ意味がありません。そこで、主張する時のテクニックや気を付けるべきポイントを押さえておくことが大切です。

具体的には、帰納法・演繹法といった有名な論理的思考の技術をご紹介します。

論理的な主張を身に着けたいという方は下記をご覧ください。

論理的な話し方の技術③

 

論理的思考を鍛える

まとめ+お知らせ

まとめ

論理的思考は、仕事の場面では非常に重要なスキルとなっており、あなたの本来持っている能力を周囲にアピールする上で大変有効です。

論理的思考を身に付けることで、「営業がうまくいかない」「企画がとおらない」といった不都合を解決することが出来ます。原因をしっかり理解し、これからご紹介する適切なトレーニングを行う事で、論理的思考を身に付けていきましょう。

お知らせ

現役経営者、公認心理師の元で生きた論理的なプレゼンを練習したい方場合は、コミュニケーション講座をオススメしています。講座では

・あがり症の改善
・説得理論の基礎
・プレゼン練習
・交渉スキル

など練習していきます。興味がある方は下記のお知らせをクリックして頂けると幸いです。是非お待ちしています(^^)

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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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