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友達がいない,男女の特徴,作る8つの方法

友達がいない,男女の特徴,作る方法

皆さんこんにちは!元ひきこもり,元コミュ障だった公認心理師の川島達史です。

今回のテーマは
「友達がいない」
です。

はじめに

・休日遊ぶ人がいない…
・コロナでますます孤独だ…
・屈託のない雑談をする機会がない…

皆さんはこのようなお悩みを抱えていませんか?このような状況を放置しておくのはとても危険です。なぜなら友達は生きる希望と直結するからです。

下記は、国の統計から引用した図です。解説を見る前に少し図の意味を考えてみてください。

 

いかがでしょうか?友人が多いほど将来に希望を持っていて、逆に友達がいない人ほど将来を悲観的に考えていることがわかります。

屈託のない友人がいて泣いたり笑い合ったりできると、私たちは日々の生活に希望を持つことができるのです。

そこで当コラムでは、友達がいない人向けに、対応策をしっかりお伝えします。目次は以下の通りです。

・友人がいない人の特徴
・友人を作る8の方法
・親友作りは無理ゲー(動画)
・疎外感との向き合い方(動画)
・有名人が孤独を勧める理由(動画)

一通り読むと友達がいない状況への対応策が見えてくると思います。是非最後までご一読ください。

友達がいない問題とは

友達がいない人の特徴 

友達がいない人はある程度共通する特徴があります。改善のヒントにもなると思うのでご自身にあてはまるか検討してみてください。

人の目を気にする

友達がいない人は、周りの目を気にする傾向にあります。

具体的には、

・人に嫌われないだろうか
・話しかけたら迷惑だろう
・こんなこと言ったら笑われる

などのことを考えてしまいます。

人の目を気にする傾向は、10代の中盤から強くなります。そのため、中学~大学などの時期で友達がつくりにくくなってしまいます。

詳しくは下記のコラムをご覧ください。

人の目が気になるのはなぜ?心理,病気

失敗を恐れる

友達がいない人は、失敗を恐れる傾向にあります。

具体的には

・沈黙になってはいけない 
・あがってはいけない 
・不細工にみられてはいけない 

などを過剰に考えてしまいます。

その結果、コミュニケーションに参加するハードルが上がってしまい、友達もできなくなってしまいます。

詳しくは下記のコラムをご覧ください。

失敗が怖い…成功イメージを意識して克服する

会話のスキルが不足

友達がいない人は、会話スキルが不足していることが多いです。

例えば、

・会話が続かない
・何を話していいかわからない
・終始無言になってしまう

などの状態になっている方は要注意です。

会話の技術が不足すると、失敗がおおくなり、自信が低下してしまいます。 その結果、友人関係に消極的になり友人も作りにくい状況になってしまうのです。

目的意識が強い

友達がいない人は、強い目的をもっていることが多いです。

例えば、

・起業する
・資格を取る
・大事な大会がある

などです、

こうした目的意識があると、友人関係が不毛な時間に思えてしまいます。その結果、人間関係が薄くなり、殺伐とした状態になってしまうのです。

友達がいない状況では、自分一人で考える時間が増えていきます。Steiner, I. D.(1966)では、集団で考える場合と、個人で考える場合を比較し、

「アイデアの総数」
  と
「独創的なアイデアの数」

を調査しました。その結果が以下のグラフです。

孤独感 原因

このように「個人条件」の方がグラフが伸びていることが分かります。

集団になってアイデアを出す際も、個々にアイデア出した方が量も質も高まるのです。定期的に孤独な時間を持ち、自分と向き合うことも大事と言えそうです。

一方で、人生を通して、目的だけにこだわり、身近な人間関係をないがしろにすると、様々なメンタルヘルス上のリスクが生じることも抑えておきましょう

 

友人がいない状況にはメリットとデメリットがあります。

ここからはあくまで価値観の問題となりますが、私の臨床経験において、友人関係が充実している人は幸福に生きている人が多いと思います。

資格の勉強、研究が忙しい、など人生をかけた目標がある場合は、孤独になって集中することも大事です。

ただし、長期的には人間関係を充実させ、屈託のない会話ができる友人を作ることをぜひおすすめします

 

チャレンジ

友達がいない‐改善の指針

ここからはトレーニング編です。当コラムは、友達がいないことを真剣に考えている方向けのコラムとなります。ですので、場当たり的なやり方ではなく、体系的にお伝えします。

全てこなすには正直大変だと思いますが、本気で悩んでいる方はぜひご活用ください。具体的には以下の3ブロックで、8の方法を提案させて頂きます。

・事前準備 
・初期編
・中期編

関連リンクも貼ってあります。ご自身の状況に合わせてご活用ください。

事前準備をしっかりする

友達を作ろう!と考えたらまずは準備をしっかりしていきます。

①じっくり成長する決意

友達を作るというのは言葉では簡単ですが、なかなか大変な過程があります。心理的な改善、会話力、付き合いには現実問題いくばくかのお金もかかってきます。

長期戦となりますが、あせらずその過程を楽しむ気持ちを持とう!と自分をぜひ励ますところから始めてください(^^) 私自身、引きこもりから、人並みに友達ができるまで、3年ぐらいかかりましたし、何度もくじけそうになりました。

でも結果的に頑張ってよかったと感じています。

 

②会話の基礎力を磨く

友人関係の土台となるのは屈託のない会話になります。この時会話力がないと、初期段階で躓いてしまい、なかなか関係が進んでいきません。

会話力は自分自身でもある程度練習することができます。会話が苦手…という方は会話の基礎力を磨いておきましょう。下記のコラムの①では最低限の会話力UPの秘訣が書かれています。

会話が続かないを改善する方法

 

③コミュニティを探す

次に暖かいコミュニティを探していきます。コミュニティは、できれば長期間通える、上下関係が少ない、趣味や目的などが一致していることが理想です。

例えば
・英会話教室
・華道の教室
・格闘技ジム
・共同プロジェクト

などが挙げられます。もし友達を作ろうにも、そもそも対象となる人がいない…と感じる場合は、以下のコラムを参照ください。

暖かいコミュニティの探し方

 

出会いの初期にすること

④まずは参加できればOK

新しいコミュニティに参加をすると、どうしても緊張したり、会話ができなかった自分を責めがちです。自分の生活スタイルを変えるのは相当なエネルギーがいるものです。

まずは新しい場面に足を踏み出した自分を褒め、結果はどうあれ、頑張れたことを誇りに思ってください。

 

⑤単純接触効果を信じる

出会い初期は焦らずちょくちょく顔を出していくことが大事です。最初は馴染めなくても、ただ単にその場に参加していくと、周りのメンバーも大概は声をかけてくれるものです。

ただ会うだけで好意を持つことを単純接触効果と言ったりします。まずはじっくり参加し続けることを目標にしましょう。

単純接触効果の意味とは

 

⑥屈託のない会話を大事に

もしそのコミュニティに親睦会があれば、ぜひ参加するようにしましょう。やはり人間関係は何気ない、どうでも良い会話が大事になってきます。

目的のない、自由な会話の中では、感情交流が生まれていきます。気取らず日常にあった出来事を等身大で話しあうことを大事にしてみてください。

 

中期に心がける事

⑦見捨てられ不安への対処

ある程度顔見知りになってくると、新しい問題が出てきます。それは、この人に嫌われたらどうしよう…という不安です。この不安の正体は心理学的に、見捨てられ不安と言います。

見捨てられ不安はある程度仲良くなってきたときに起こりやすい気持ちです。好きであればあるほど、見捨てられ不安は大きくなるのです。

対策としては、感情を客観的に眺め、自分自身をコントロールしていく必要があります。詳しくは下記のコラムを参考にしてみてください。

見捨てられ不安への対処

 

⑧アサーティブの精神を持とう

ある程度仲が良くなってくると、だんだんと価値観の違いや、文化の違いを感じる機会が出てくるようになります。

時に、喧嘩になることもあるかもしれません。ですが、この時、ぜひ喜んでください!お互い腹を割って、言いたいことが言える関係になったのだ!と

そしてこの時期に大事なことはアサーティブな精神を持つことです。アサーティブな精神とは、自他尊重の精神であり、お互いの主張を認め合い、建設的に議論をしていくことを意味します。

仕上げとして以下のコラムをぜひ参考にしてみてください。

アサーティブコミュニケーションの意味とは?

 

関連動画

最後に友達がいない状況と関連する動画を紹介させて頂きます。

大人の親友作り‐無理ゲー

大人の親友作りはかなり難しいという点から動画を作成しました。現実的な友達の作り方を解説しています。

疎外感への対処法

疎外感は孤独感よりもやや問題が起こりやすい感情です。友達がいない状態で、イライラしやすい、やや攻撃的な感じになっているという感覚がある方は以下のコラムを参照ください。

有名人はなぜ孤独になれと言うのか?

有名人の方は、孤独になれ!友達はいらない!というスタンスの方が多いです。なぜこのような現象が起こるのでしょうか。以下の動画を参照ください。

 

まとめとお知らせ

まとめ

私自身、学生時代は友達がほとんどいませんでした。サークルに馴染めず、ほとんど学校と家を往復するだけの日々でした。それはそれで、自分の考えを煮詰める時期として今では貴重だったと感じています。

一方でこのまま人生を誰とも交流せずに終了してしまうのはとてももったいないことだと感じていました。すごく努力をしましたが、今ではたくさんの友達と楽しい日々を過ごしています。

当コラムが皆さんの日々の充実に役立てたらとても光栄です。

 

講座のお知らせ

もし公認心理師,精神保健福祉士など専門家の元でしっかり会話の練習や心理学を学習したい方場合は、私たちが開催しているコミュニケーション講座をオススメしています。講座では

・傾聴力トレーニング
・話すトレーニング
・暖かい人間関係を築くコツ
・緊張をほぐす心理学の学習

など練習していきます。友達もたくさんできる楽しい講座です♪興味がある方はお知らせをクリックして頂けると幸いです。是非お待ちしています!

人間関係講座

助け合い掲示板

2件のコメント

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    • ひかり
    • 2020年4月13日 1:47 PM

    コメントさせて頂きます。
    自分の価値観があり、受け入れがたい要求は真っ向から反対できることは、とても素晴らしいことです。
    自分の気持ちや考えを無理に曲げる必要はないと思います。
    友達を創ること、周囲と上手くコミュニケーションをとる為の2つのポイントをご紹介いたします。
    (1) 先ずは人の話を最後まで聴くことです、その後で自分の意見を言うことです。
    成るべく相手が話している途中で口を挟まないことが大切です。
    (2) I(アイ)メッセージで意見を伝えることです。
    私はこのように思います、私はこのように考えています。
    主語を私(自分)にすることで、相手を責めるような言い方ではなくなります。
    今回はこの2つをご紹介いたしました。
    ご参考になりましたら幸いです。

    返信する
    • こめこ
    • 2019年12月1日 5:47 AM

     私には、自分の価値観があり、受け入れがたい要求を相手がしてくると、真っ向から反対します。このことで人間関係がうまくいかないのがわかっていても、自分の気持ちや考えを曲げることができません。
     そのためでしょう周囲から偏見を持たれたりして、友達はできません。

    返信する
    • うめこ
    • 2019年10月25日 2:11 AM

    ありがとうございます。
    とても参考になりました。
    最近自分がネガティブであることを自覚し友達に嫌われているのではないかなど、他者の人物が自分の敵に見えてしまうことがありました。
    でも、今回この記事を読んでそんなネガティブな自分とはサヨナラしようと思うことが出来ました。
    明日からでも自分を変えていきたいと思います。

    返信する

コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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*出典・参考文献
Erdley, C. A. (1996). Motivational approaches to aggression within the context of peer relationships.Hartup, W. W., & Stevens, N. (1997). Friendships and adaptation in the life course. Psychological bulletin, 121, 355.岡田涼(2006). 親密な友人関係の形成・維持過程の動機付けモデルの構築. 教育心理学研究, 56, 575-588. Parker, J. G., & Asher, S. R. (1993). Friendship and friendship quality in middle childhood: Links with peer group acceptance and feelings of loneliness and social dissatisfaction. Developmental psychology, 29, 611.

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斉藤雅茂 , 近藤勝則 , 尾島俊之 ほか ( 2015 ) 「健康指標との関連からみた高齢者の社会的孤立基準の検討 10年間のAGESコホートより」, 日本公衛誌3(62),p95-105.