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ロジカルシンキングをトレーニングしよう!診断もあり

ロジカルシンキングを身に付ける3つのトレーニング法①

はじめまして!社会心理学の専門家 川島です。私は現在、こちらの初学者向けコミュニケーション講座の講師をしています。コラムを読んで興味を持っていただいたら、是非お待ちしています。

今回は「ロジカルシンキング」についてお話していきます。目次は以下の通りです。

  • 直感的思考の利点・問題
  • ロジカルシンキングとは
  • 論理的思考が欠かせない理由
  • 診断・チェック
  • 5つのトレーニングで鍛えよう

しっかりとお伝えしたいので全部で8分程度かかります(^^;ちょっと大変ですが、診断機能や練習問題もあります。是非お付き合いください。

直感的思考のメリット・デメリット

・直感的思考のメリット
突然ですが皆さんに質問です。何か物事を決断する時に、「ロジカル」に考えているでしょうか??おそらく、私も含め、日常生活でロジカルシンキングを使うことはほぼないと思います。多くの場合なんとなく決断しているのではないでしょうか?

ここで、なんとなく決めることは、「直感的思考」と言います。

例えば、皆さん、中華屋さんで麻婆豆腐とチャーハンどちらを頼むか迷ったことはありませんか?私はよく迷います笑 

最終的には、結局はエイや!でどちらかを選ぶわけです。なぜ麻婆豆腐を選んだのか?なぜチャーハンを選択したのか?自分の選択を上手く説明できないこと場合がほとんどです。

頭の中では脳のニューロンやら前頭葉が活動して意思決定をしているのですが、実はほとんどの決断は言葉で説明することが難しく、なんとなくで決めていることが多いと言えます。直感的思考は、早いですし、自分自身で意思決定していく分には十分です。

・直感的思考のデメリット

さてさて・・・このように日々の小さな判断はほとんど直感で行われます。直感的思考はスパッと決められるので効率がいいですね。しかし、直感的思考には不得意なものがあります。最大の弱点は「説得力がない」という点です。

どういうことでしょうか?例えば、あなたが勤務している会社でなんとしても通したい企画があるとします。直感的には必ず成功する!!という気持ちがあります。

しかし、この場合上司に「なぜ成功する言い切れるのか」と高確率で質問されるでしょう。そこで、「私の直感です!」ではどんなに企画でも概ね採用されません。相手を動かすためには、それをロジカルシンキングに起こして、相手にしっかり伝わるように説明する必要があるのです。

ロジカルシンキングのメリット・デメリット

・ロジカルシンキングのメリット
ロジカルシンキングは相手を動かす時には必須スキルとなります。会社で意見を通す時、ビジネスで出資をしてもらう場合、問題の解決策を提案する場合、こんな時にロジカルシンキングが必要なのです。

直感的な説明で相手が動くことは稀です。自分の考えを誰でも理解できるように、論理を組み立てて誰が見ても納得できるように話していかなければ、多くの方を動かすことができないのです。

・ロジカルシンキングのデメリット

一方でロジカルシンキングで、論理立てて説明すること思った以上に大変なことです。というのも言語には限界があり、言葉の意味というのは人によって解釈が変わるので、100%自分の意図が相手に伝わるなんてありえないからです(下図参照)。

*「仕事のできる人の話し方」著者 工藤アリサ 2007を一部改変して掲載

そのため、どんなに論理的に伝えようとしても実は、伝わらない部分が出てきてしまいます。しっかりとしたとしたトレーニングが必要となります。

まとめ

話が複雑になってきました。ここまでの話をまとめると以下のようになります。

直感的思考 
→早い 1人で仕事をする場合は不要
 他人と情報を共有できない 説得力はない

ロジカルシンキング 
→他者と情報を共有 説得する時に必須
 時間がかかる 完全なロジカルはほぼ存在しない

論理的思考とこれから

このようにロジカルシンキングは自分以外の人と仕事をするとしたら、論理的思考やロジカルシンキングは必須となります。情報に溢れている現代社会では、職場環境は極めて流動的でほとんどの企業では、効率よく情報の共有してチームが抱えるプロジェクトをスピーディーに進める力が必須になっています。

直感だけでは効率の良い連携を行うことができません。「情報をもれなく・具体的に・効率よく情報をまとめし、相手にわかりやすく伝える」ロジカルシンキングが重要になっているのです。

コミュニケーション講座について♪

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください。 弊社ではビジネスコミュニケーションの基礎を学習することを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

論理的思考、ディスカッションスキル、説得スキルなど実践練習をしたい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。以下のコラムを読んで、実際に練習してみたい!!と感じたら、こちらのビジネスコミュニケーション講座のページを参照ください。

お知らせ失礼しました。それでは引き続きコラムに進みましょう!

ロジカルシンキングの6つのトレーニング

ここからはロジカルシンキングを鍛える具体的なトレーニング方法をお伝えします。ロジカルシンキングはトレーニングすることで意識せずともできるようになります。少しずつ練習することで論理的な説明ができるようにしていきましょう。全部読むのは大変なので、当てはまる項目についてリンク先をチェックしてみてくださいね♪

1:主語と述語を絞る!

論理的に話すには、できる限り主語と述語を絞っていく行く必要があります。アメリカ人は、日本人は、A型の人は、女は…という感じで大きな言葉を使う方は論理性がない可能性が高いです。以下の動画を参考にしてみてください。チャンネル登録をして下さると励みになります!

2:ロジカルシンキング=結論+根拠

結論や根拠があいまい
会議で意見を出し合う時や上司へ報告する際に「で、何が言いたいの?」「もう一度最初から話して」など言われた経験はありませんか。これは話の内容に「結論」と「根拠」がハッキリしていないことが原因かもしれません。

ロジカルシンキング「結論+根拠」から成り立っています。ビジネスシーンでは論点に対する事実に基づく「根拠」が欠けると情報の伝え漏れやあやふやな発言になってしまい、相手にしっかり伝わらなくなってしまいます。

論理の仕組みを把握する
ロジカルシンキングの基礎は論理的構造を創ることが基本となります。当コラムでは、「結論先行型」の構成をトレーニングを交えながらご紹介します。ハッキリと伝わらない…という方は、コラム②をご確認ください。

3:ロジックツリーで的を得た説明を

必要ないことまで話すのはNG
ロジカルシンキングが苦手な方は「結論」や「根拠」に関連がないことを口にしてしまい、話が飛び飛びになってしまう事あります。論理立てて話す時はゴールを明確して整理しておく必要があります。

「結論」や「論点」と関わりのないこと話してしまうと、ハッキリとした説明にならずに誤解を生んだり、意図が正確に伝わらないという事態が生じます。また、仕事の場面ではよりコンパクトにモレなく情報を伝えたほうが、分かりやすく伝わります。

効率よく伝わる「ロジックツリー」
伝えるべき情報を整理するテクニックとして「ロジックツリー」をご紹介します。このテクニックは、情報をツリー状に整理する事で、自分の考えを網羅的に把握することができます。また、重要な部分と不要な部分が明確になるため必要なときに必要な情報だけ使えるようになります。

当コラムでは、ロジックツリー作り方の流れを練習問題を交えながらご紹介します。話につながりがなくて上手く説明できない…という方は、コラム③をご確認ください。

4: 根拠のパワーを強くする

根拠が信頼できない
論理的に話しを組み立てられても、信ぴょう性のある根拠を用意できないと、上司や同僚、クライアントを頷かせることはできません。あやふやな情報では説得力が薄れてしまい、反論や批判されてしまう可能性が高くなります。

強力な根拠を用意する
ロジカルシンキングには「結論+根拠」が必要です。結論で相手を納得させるためには根拠は質の高い物を用意することが大切です。当コラムでは、相手を動かすための「根拠選びのコツ」を具体的にご紹介します。プレゼンで相手を唸らせたい…と感じている方はコラム④をご確認ください。

5:フェルミ推定で地頭を鍛える

推測力がない
自分の論理を相手に伝える際に事前に根拠を用意できている状態であれば良いですが、もちろん裏付けない状態で論じなくてはならない状況もあります。この時、推測力がないと主観が入り混じった説得力に欠ける話し方になってしまいます。

フェルミ推定で難しい質問へ対処
「日本にある郵便ポストの数は?」といった今すぐに答えることが難しい質問にもフェルミ推定を使うことである程度の当たりは付けることができます。ロジカルシンキングの中でも、推測力は重要なポイントなりますので、しっかりと押えておきたいところです。

当コラムでは、推測力を鍛える「フェルミ推定」の解き方や練習問題などをご紹介します。物事を正確に捉える力を身に付けたい・・・という方はコラム⑤チェックしてみてください。

6:漏れなくダブりなく情報を整理する

情報に不備がある
ロジカルシンキングができない原因としては、情報に漏れやダブりがある可能性があります。情報に漏れがあると抽象的な考え方になりやすく、正確に物事を伝えることができなくなります。また、ダブりがあると情報が偏ってしまい網羅性が薄くなってしまいます。

MECE(ミーシー)で整理する
ロジカルシンキングの基本はある情報を正しく「分類する」ことです。分類に漏れやダブりがあるとどこかに主観が入ってしまって論理的に考えることが難しくなってしまいます。

当コラムでは、漏れなくダブりなく情報を整理するため「MECEの考え方」をご紹介します。情報を整理をする力を身に付けたい・・・という方はコラム⑥をご確認ください。

ロジカルシンキングを鍛えよう

ロジカルシンキングは、仕事のシュチエーションで常に求められるスキルとなっており、あなたの考えを正確に伝える上で必須なスキルです。

私は当初は1人で25歳の時にコミュニケーション講座をはじめました。なんの根拠もなく、直感だけで、この事業を始めたのです。なんとなく「僕がコミュニケーションで悩んだんだから、他の人も悩んでいるはずだ!」こんないい加減な直感で起業しました。

最初は1人だったので、直感だけでも問題ありませんでした。しかし、人材を採用するときは別問題です。求人を出すときは、しっかりと会社の将来性や理念などをアピールしなくてはならないのです。仲間を作るとなると必ずロジカルシンキングが必要になることを痛感しました。

ロジカルシンキングができるようになると、「営業で成約が取れない」「主張が伝わらない」といったビジネス上での悩みを幅広く解決することが出来ます。しっかり原因を理解し、これからご紹介する正しいトレーニングを積むことで、ロジカルシンキングをマスターしていきましょう。

次回は、ロジカルシンキングを鍛える1つ目の方法「ロジカルシンキングの仕組みを知る」をご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★ロジカルシンキングで仕事がはかどる!3つトレーニングで身に付けよう
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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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仕事のできる人の話し方 (講談社+α新書) 新書 – 2007/3/21 工藤