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議論が上手くなる方法!3つの基本が大切

 議論が上手くなる方法!3つの基本を抑えよう-議論に強くなる入門①

はじめまして!社会心理学の専門家 川島です。私は現在、こちらの初学者向けコミュニケーション講座の講師をしています。コラムを読んで興味を持っていただいたら、是非お待ちしています。今回は「議論」についてお話していきます。

議論の機会は突然訪れます。就職活動のグループディスカッション、会社での議論、学校の授業・・・。。しかし、議論の練習を日頃から行っている人はほとんどいない思います。

そこで当コラムは「一夜漬け!議論入門スキル」をテーマに専門家が解説をしています。急な議論で困っている・・・という方向けに議論の応急処置を用意しました。流し読みで8分程度、しっかり読むと15分ぐらいかかるかもしれません・・・ちょっと大変ですが、差し迫った議論を乗り切るために頑張りましょう。

コラム①ではこちらの内容をお伝えしていきます!

  • 上手くいかない時の問題点
  • 議論はトラブルの元?
  • 抑えておきたい2つポイント
  • 診断・チェック
  • 3つの方法で議論力を応急処置

議論が上手くいかない時の問題点

みなさんは「議論」と聞くと何を思い浮かべますか?社内の会議やチームのミーティングなど、数多くの場面で議論が行われますが、複数人で1つのテーマに沿って話し合うことを意味します。

「討議」「議論」なんて聞くと、
・意見を述べなくてならない
・その意見が批判されることもある
などのマイナスなイメージをお持ちの方も多いと思います。そのため、意見ができない人や気が弱い人は、議論に苦手意識を持たれていることと思います。しかし、議論をする事は本来マイナスのものなのでしょうか。

議論はトラブルの元?

例えば、みなさんは自分の主張を否定された時、どう感じますか?。相手に対して敵意を持ってしまう方は反省しましょう…。怒りで解決できる問題は、世の中にほとんどありません。怒っても決して実のある議論にはならないと考えるようにしましょう。

「人の言に耳を傾けない態度は、自ら求めて心を貧困にするようなものである」

これは松下幸之助の言葉です。もしもあなたが批判され、マイナスな気分で落ち込んでしまったら、「批判は心を豊かにしてくれる。批判に耳を傾けよう」と切り替えてみてください。批判の数だけ意見に磨きがかかり、自己主張の質が上がっていくのです。

議論=WinWin
  =反対意見に耳を傾けるもの

この2点をまずは意識して見ましょう。そもそも議論とは、より良い結論を導き出すために、相手と力を合わせて意見や情報を出し合う、前向きなものです。

もちろん否定されるだけではなく、肯定されることもあります。マイナスな印象を持っている方は議論=WIN WINを目的としたゲームだと考えてみてください。議論することで、お互いの異なる意見を交えて、より良いアイデアを生み出すこともできるのです。Aという情報とBという情報を掛け合わせて、Cという新しい情報に発展させることに議論を行う意義があるのです。

耳にタコかと思いますが、明日の議論では、
議論=WINWIN!!
反対意見に耳を傾ける!!
と、しっかり頭に入れておいてくださいね。

議論と話の聞き方

まずは抑えておきたい2つポイント

いざ議論をするシュチュエーションになったとき、次に以下の2つのポイントが重要になってきます。議論は大きく分けて、2つのポイントのバランスによってやり方が変わってきます。

ⅰ問題解決型‐ディスカッション
私達は会社の会議である一つの目的を達成するために議論をします。例えば、売り上げが上がらない・・・という命題があり、この問題点をどうすればクリアできるか?を話し合います。こういった状況で議論する時は問題解決型ディスカッションにあたります。ちなみに、問題解決型のコミュニケーションの場合、論理的思考やアイデアを生み出す発想力、伝える力が必要になります。

ⅱ人間関係構築型‐ディスカッション
もう1つは、人間関係を構築するための議論です。テーマはあるものの、実はそれは表面的な目的で、一番はチームの親睦を深めるために行われます。和やかなムードで進んでいくのが特徴です。

問題解決型?人間関係型?

さて、実際を行われる議論は、どちらかと割り切れるものではなく、実際は2つの議論が織り混ざったものになります。また社風や、議論のタイミングによって異なります。せっかくなのでここで1つ問題にチャレンジしてみて、あなた好みの議論の傾向を探っていきましょう。

あなたの同僚が会議中
「先月の販売開始した商品ですが、売り上げが伸びず、期待していただけに正直がっかりです・・・」

と話したとします。あなたは、なんと答えるでしょうか?考えてみましょう。

いかがでしょうか?考えてみましたか?。

この時
・売り上げが落ちた原因は?
・ターゲットは絞ったの?
・成約率はどのくらい?
このように問題の原因や解決策を考える方は問題解決型のコミュニケーションを好む方です。逆に、

・そうだったんだ。今は大変だねぇ。
・ショックはかなり大きよね?
・私も売り上げが出ないことがあったなぁ。

というように、相手の心に寄り添う回答がイメージできた方は、人間関係を構築することを好むタイプと言えます。

両方思いついた方はバランス型と言えそうです。会議の目的にもよりますが、状況によって使い分けができるので、理想的なタイプであると言えるでしょう。

議論の仕方

問題解決7:人間関係3が目安

期限が迫っている場合は、問題解決型の質問でよいでしょう。しかし、もしかなり暗い表情していたとしたらどうでしょうか。いくら会議とは言え、心理面のフォローは必要でしょう。

このように議論をする時には、「問題解決」と「人間関係構築」の2つの意味があり、そのバランスによって適切な発言が変わってくると考えておきましょう。

問題解決型のみでは、表面的なやり取りになってしまいますし、人間関係型だけでは、問題は解決できません。アプローチに迷う場合は、問題解決7割、人間関係3割の感覚でOKです。のグループディスカッションなどは、7対3ぐらいでOKです。

また会社員であれば、基本的には7対3、緊急度や重要性に応じて、変えていくと考えるようにしましょう。まずはこの部分を抑えておきましょう。

コミュニケーション講座について♪

コラム1は折り返し地点です!ここで少しだけお知らせをさせてください。 弊社ではビジネスコミュニケーションの基礎を学習することを目的として、コミュニケーション講座を開催しています。

コミュニケーション講座の様子

ディスカッションスキルや論理的思考の実践練習をしたい方はぜひお待ちしています。1人で抱え込まずに、専門家やたくさんの仲間と相談しながら進めていくと、心強いと思います。以下のコラムを読んで、実際に練習してみたいと感じたら、こちらのビジネスコミュニケーション実践講座のページを参照ください。コミュニケーション講座

お知らせ失礼しました。それでは引き続きコラムに進みましょう!

議論の3つの基本を身に付けよう!

それではここで、一夜漬けで議論する力をつける方法について考えていきましょう。議論する力をつける3つの基本は、大きく分けて3つあります。

①7つの必須ツールを活用しよう

上手い議論には法則がある
議論になれていない方は、頭ごなしに否定してしまう、相手の話を遮断するなどの行為をしてしまいます。ディスカッションでは決定的なマイナスポイントになってしまいます。

7つのツールで意味のある議論を
議論は、「人間関係を大切にしながら、意見を出し合う場」です。「意見を出し合う場」だけを考えてしまうと、人間関係にひびが入りかねません。そこで当コラムでは、議論の基本を外さないための実践的な7つのツールをご紹介します。議論することが初めてだ・・・という方はコラム②を参考にしてくださいね。

②論理力を鍛える

論理性に欠けることがある
議論で意見を述べていく中で「結局何を言いたいのだろう?」とわからなくなることはありませんか。何を言いたいのかわからない…という場合には、論理力が足りないケースがほとんどです。では、論理とは、一体どんな意味があるのでしょうか?

論理力をトレーニングで身に付ける
論理とは、簡単に説明すると、結論+根拠の2点セットです。この2つを抑えておくだけでも、かなり議論が改善されます。何が言いたいのかわからない…という方は、コラム③の解説と練習問題に取り組んでみてください。

③議論の前に何ができるか

準備不足による緊張感
議論する力は、事前準備を行うことで高まります。準備なしでは議論する時にどんな発言をすれば良いか、迷ってしまい、不安も強くなってします。そのため、なかなか発言ができないという状況に陥りがちです。また、緊張も大きくなるため、平常心で参加できなくなる場合もあります。

議論は「準備」が肝心!
議論するメンバーの前で自分の意見を述べるのは、誰でも勇気がいるものです。その中で、しっかりと自己主張をするためには適度な緊張を保ちながら平常心を心がけることが必要です。そのためには、議論の前に徹底して事前準備をすることが重要になります。

当コラムでは、具体的に何を準備すればよいか優先順位ベスト3をご紹介します。議論の場で、失敗するのが怖い…という方は、コラム④をチェックしてみてくださいね。

3つの基本を押さえて議論をマスター

議論が苦手な原因として「論理力が欠けている」「準備不足」「議論の進め方がわからかない」の3つが大きく関わっていることがわかりました。

次回以降は、議論への苦手意識の原因の対処法を解説していきます。議論に自信をもって参加できれば、あなたの意見を多くの人に理解してもらうことができます。それは、自分の希望する仕事の取り組み方、ストレスのない生き方にもつながります。

何より、自己主張し、それを受け入れてもらえるということは、とても嬉しいことだと思いませんか。自分の意見を上手く伝えることの重要性を理解していただき、一歩一歩議論に強くなっていきましょう。

次回は議論への苦手意識の解決策「7つの実践的ツール」をご紹介します。お楽しみに!(もう少し下に次のコラムボタンがあります)

★議論は「人間関係構築」と「問題解決」の場!2つのバランスを抑えよう!
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コラム監修

名前

川島達史


経歴

  • 公認心理師
  • 精神保健福祉士
  • 目白大学大学院心理学研究科修士

取材執筆活動など

  • AERA 「飲み会での会話術」
  • マイナビ出版 「嫌われる覚悟」岡山理科大 入試問題採用
  • サンマーク出版「結局どうすればいい感じに雑談できる?」
  • TOKYOガルリ テレビ東京出演


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