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議論に強くなるために準備を整えよう

議論に強くなるには?


議論に強くなる!事前準備の3つのポイント④

議論の前が一番肝心

今回は、議論への苦手意識を克服する「事前準備のコツ」方法について話を進めていきます。議論で自分の意見をしっかり伝えるためには、予め準備をしておくことがとても大切です。

もし議論のテーマが決まっている場合は、事前準備をしっかりしましょう。もし決まっていない場合は、以前議論したテーマを踏まえて、今回のテーマを予測しておく必要があるかもしれません。

事前準備することで余裕が生まれ、常に冷静に議論に臨むことができるため、本番で堂々と意見を主張することができます。では、具体的にはどのように進めると良いのでしょうか。最低限準備おくべき議論の「優先事項ベスト3」をご紹介します。

事前準備で議論に自信を!

優先順位BEST1位
根拠は「モレ」と「ダブり」に要注意です。もし、議論までの時間がなかったとしても、少なくともこれだけは押さえておきましょう。これは根拠を揃えておくという作業で、根拠を整理していない状態では、ハッキリ言って議論が成立しません。相手が納得できるように、根拠をすしっかりと整理しておきましょう。

根拠を整理する上で大事なことは、MECE(ミーシー)を意識することです。「Mutually Exclusive、Collecticely Exhaustive」の頭文字をとったもので、日本語で「モレなくダブりなく」という意味を指します。MECEは「全体を正しく捉えて整理する」ことに役立つため、情報量が多いときに便利です。具体的なMECEの例を、練習問題でチェックしていきましょう。

練習問題
「モレなくダブりなく」を意識して、マックが成長した点を3つ挙げてください。

解答例
・リピート率の高さ
・リーズナブルな価格
・お客さんを待たせない

この解答には、それぞれダブりがありません。また大枠としては、モレが少ない状態になっています。もちろん、もっと細々した成長理由があるとは思いますが、大枠として抑えられていればOKと考えましょう。

NGな解答例
・ハンバーガーがおいしい
・食べやすい
・ボリュームがある

この解答は、それぞれがダブっていますね。全て商品についての概念になってしまっています。そのため、根拠としては偏りがちだと言えるでしょう。

いかがでしたか。ポイントは「どんな切り口で分けるか」です。あまり難しくしてしまうと、情報不足になったり、重なりが起こってしまい、正しい結論に至りません。議論に参加する前に、MECEで「モレなくダブりなく」を注意しながら、自分の主張にうまく根拠を乗せてみてください。

議論では「証拠」にこそ力あり

優先順位BEST2
「証拠を集める」
根拠が整理できたら、次にやることは「証拠を集める」です。根拠単体だけでは、相手を説得するだけの力はありません。戦場で丸腰といった状態でしょう。しっかり納得してもらうためには、「証拠」という装備を用意しておく必要があります。

証拠として強いのは、論文などの自然科学的な基礎情報です。国の統計も同じように力があります。その次に、Web、新聞、書籍などに力があります。議題によってはアンケート結果なども活用できます。

例えば「スタバは継続率の高い!」と主張したいとします。もちろん、これだけでは感覚的な話になってしまって説得力に欠けます。そこでできれば数的な根拠を用意しておくのがよいでしょう。

重要な根拠は数字を!

例えば、

「日本生産性本部 サービス産業生産性協議会が発表した、2017年度「日本版顧客満足度指数」の調査結果によるとスターバックスのロイヤリティ(継続性)は1位となっていました。」

このように引用元と根拠となる数字があると強いです!根拠については「主観」で述べるのはやや弱いです。「僕がそう思うから・・・」では社会ではなかなか通用しません。議論に参加してみると、根拠の強さ、特に数字や情報が多いに越したことはないと気付くはずです。

議論の本番で「証拠の引き出し」がなければ、主張も反論もできません。多くの証拠をもって議論に参加することで、自分の考えを説得力をもってスムーズに口にすることができるようになります。

反論への対策があれば尚よし

優先順位BEST3
「反論への準備」
議論は意見を出し合う場ですから、当然、自分の発言に対して反対意見が出ることもあります。そのため、自分の主張を整理しておくだけでなく、周囲からどんな反論をもらうか、議論の場面を想定して準備しておくことが大切です。

「この部分は〇〇という反論をもらいそうだな」「議論で反論されたらこの考えを返してみよう」など、前もって議論の進め方シュミレーションしておくとさらに余裕が生まれ、緊張の緩和に一役買ってくれるでしょう。

議論において準備は必須!

議論における準備事項の「優先順位ベスト3」はいかがでしたか。議論本番で失敗しないコツは、その場その場で発言しないことです。

そして、自分の主張を通せるように議論の徹底した事前準備を行なってくださいね。次のチェックリストで、議論の事前準備の確認しておくと良いでしょう。

事前準備チェックリスト
□モレなく根拠を集めていますか
□ダブりなく根拠を集めていますか
□証拠に対する反論を想定していますか
□反論への準備ができていますか

自分が堂々と議論の場で振る舞えるようにしっかりと準備してください。

次回は、一夜漬け!議論する力のまとめを行います。今までのご紹介したコツや対策をしっかり振り返っていきましょう。

 

★3つの事前準備を抑えて議論に強くなろう!

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3つの準備事項を押さえておく