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リーダーシップ4つのカタチをSL理論から学ぶ入門④

リーダーシップ


リーダーシップ理論から学ぶ「4つのリーダーのカタチ」-入門④

リーダーシップ能力をアップさせよう

コラム③では、リーダーシップを発揮するための方法「コーチングで相手の自発性を促す」について考えました。コーチング5つの基本を意識して対処してみてください。部下との信頼関係がしっかり築けるようになりますよ。

今回は、リーダーシップを発揮するための3つ目の方法「SL理論で柔軟に対応する」をご紹介します。

リーダーシップ論「SL理論」がカギ!

リーダーシップ理論を活用する人間関係と業績のバランスが悪く、どちらも良くしたい場合に使えるリーダーシップ論があります。

それは、条件適応理論という考え方で「現在のリーダーシップのあり方が最適でも、事業の方向性や時代の変化に応じたリーダーシップのあり方が必要である」というものです。簡単に言うと「リーダーは環境や時代の変化に柔軟に対応するべき」という考え方です。

相手や組織の状況を踏まえた上で、自分の対応を変えるので、
・メンバーから共感が得られない
・成果が出ない
といったリーダーの悩みを解消してくれる糸口になりますよ。

そんな条件適応理論の中でも、「SL理論」という考え方が、今回の原因の解決方法として有効です。わかりやすい理論なので、ぜひ参考にしてみてください。それではSL理論とはどのようなものなのか、具体的に見ていきましょう。

リーダーシップの4つのカタチ

SL理論とは、「どのようなリーダーシップをとるかは、仕事の成熟度によって異なる」という考え方で、Situational Leadership(リーダーシップ条件適用理論)の略です。SL理論が目指すリーダーの姿は次の4つです。

 

1:教示型リーダーシップ
仕事志向が高く、人間関係志向が低いメンバーに対して行うリーダーシップで、熱意ある初級者や「新入社員」に効果的です。

リーダーは、仕事を具体的に指示し、進行状況も細かく確認し、アドバイスをします。意思決定はリーダーが行うことで、確実に仕事を進めることができ、成果につながります。

 

2:説得型リーダーシップ
仕事志向、人間関係志向ともに高いメンバーに対して行うリーダーシップで、入社5年未満の「若手社員」に効果的です。

リーダーは自らの考えを伝え、メンバーの疑問に答えながらコミュニケーションを図り、仕事を進めます。仕事の達成度に気を配りながら、同時に人間関係も築いていくことができます。

 

3:参加型リーダーシップ
仕事志向が低く、人間関係志向が高いメンバーに対して行うリーダーシップで、業務を自分と同じくらい理解している「中堅社員」に効果的です。

リーダーは、メンバーとコミュニケーションを深め、お互いの意見を尊重した上で意思決定を行います。自主性を促すための声かけや、環境の整備など、人間関係を重視して関わりましょう。

 

4:委任型リーダーシップ
仕事志向、人間関係志向ともに低いメンバーに対して行うリーダーシップで、安定感のある「ベテラン社員」に効果的です。

リーダーは、メンバーと話し合って、目標や課題を決めるようにします。その後はメンバーに仕事の進行を任せ、権限と責任を与えて成果の報告を待ちます。管理は極力行わないという関わり方です。

 

SL理論でリーダーシップを発揮!

リーダーシップ能力を伸ばそうSL理論の4つのリーダーシップはいかがでしたか。この理論のポイントは、メンバーの職場での立場や仕事の成熟度に応じて、関わり方を変えることです。リーダーがメンバーの状況に応じて、臨機応変に対応することで、メンバーそれぞれのモチベーションが上がり、チームの成果につながります。つまり、人間関係も良くなり業績もアップするという、理想のカタチが実現するのです。

リーダーリップに、唯一最善の方法はありません。一つの方法にこだわるのではなく、一人一人の状況を理解し、柔軟にやり方を変えることが、これからのリーダーのあるべき姿といえるでしょう。

次回は、リーダーシップコラムのまとめとしてお伝えしてきたポイントをご紹介していきます。リーダーシップを発揮する方法を一緒に整理して、確認していきましょう!

★ リーダーシップには柔軟な対応力が必要!信頼と成果を得るSL理論は有効

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