>
>
>

論理的思考を鍛える!ロジックツリーって何?

ロジックツリーと論理的思考


論理的思考を鍛える方法!ロジックツリーで整理しよう③

論理的思考に役立つロジックツリー

コラム②では、論理的思考になるための方法として「論理的思考の構成」についてご紹介しました。5つの要素を盛り込みながら「根拠+結果」のシンプルな構成で伝えていきましょう。今回は、論理的思考を鍛えるための2つ目の方法「ロジックツリーを活用する」についてご紹介します。

伝わらない…を解消しましょう

会議での発言や上司への報告中「話がまどろっこしくなってしまった」「話が論点とずれた方向に行ってしまった」といった、経験はありませんか。結論や論点と関わりの無いことを必要以上に話していることが原因かもしれません。このような時は、ロジックツリーを使うと良いでしょう。全体を捉えた思考の整理ができるため、重要な点、不要な点が明確になり、伝えたい要素をモレ無くスリムにできます。それでは、ロジックツリーについて確認していきましょう。

ロジックツリーの基礎

まず復習をしますと、論理=結論+根拠でした。実はこの結論と根拠はそれぞれ2つになったり、4つになったりします。この時、以下のように論述するパターンが考えられます。

・根拠を複数にした場合

論題・・・日本で一番有名なパンはなんですか?

このパターンは結論が1つとなります。根拠を3つに増やして結論を支えてみました。根拠の数に制限はないパターンが多いですが、重要なプレゼンの場合は、3つぐらいで支えると安定すると言えます。この「3」はマジックナンバーとも言われ、論理を安定させたいときは3つを意識すると効果的です。

・結論を複数にした場合

論題・・・日本の三大パンはなんですか?

このパターンでは結論を複数求められていますので、結論が1つではありません。またそれぞれの結論に対応した根拠が必要になります。

入門としてはロジックツリーを結論・根拠で構成

このように、自分が主張したいことがあったら、まずは結論の数、根拠の数を明確にしておくと効果的です。わかりにくい主張は大体、この数があやふやになっています。例えば結論が2個、根拠3個 このような主張は絶対NGです。結論が2個で根拠が3個ということは、結論が足りていない可能性が高いと言えます。このようなちぐはぐな構成にならないように気を付けましょう。それでは1つ練習してみましょう!

 

練習問題1

10年後に成長しているビジネスの分野を1つ挙げてください。

練習問題2

営業職が心掛けることを3つ説明してください。

 

解答例1

解答例2

いかがでしょうか。今回は入門ということもあり、枠組みを私があらかじめ設定しておきましたが、実践では自分自身で、結論と根拠の数を考え、ツリー化しておくように心がけましょう。先ほどは、結論と根拠を使いながらシンプルなロジックツリーを作成しました。日常のビジネスシーンではこれで充分です。ここから先は応用編となります。ロジックツリーに興味がある方は読み進めてください。とりあえず次のコラムに進みたい方は次の、根拠を強くする方法へ進みましょう!

ロジックツリーで論理的思考を鍛える

ロジックツリーで論理的思考を

ロジックツリーを使いこなせるようになると、論点を具体的なレベルまで掘り下げ、効果的にまとめる事ができます。また、思考を網羅的に捉える事ができるため、重要な点、不要な点が明確になり思考をモレなくスリムにすることができます。

ロジックツリーには、用途によって3つ方法があります。

①WHATツリー(要素分解ツリー)
「何?」で考えて分解していきます。
仕事の場面では、抽象的なことや複雑なことなどつかみにくい事柄が多く発生します。そんな時の整理におススメです。

②WHYツリー(原因追究ツリー)
「なぜ?」で考えて分解していきます。議論していても「なぜか上手くいかない…」という時は前提が違っていることもあります。そんな時の、問題提起が正しいかどうかを整理するときに活用できます。

③HOWツリー(問題解決ツリー)
チームで仕事を進める時、各個人の作業レベルまで分解しないと作業が進みません。そんな時の、具体的にどのあたりまで行うのかを明確にするときに活用できます。

ロジックツリーの作り方

それでは、ロジックツリーの応用の作り方のポイントをご紹介します。ロジックツリーは、出発点にテーマを設け、大きな枠から要素を切り分け階層を深くしていきます。思考を幅広く見るためには、5階層くらい掘り下げた方がよいでしょう。いらないと思う部分があっても、出してより深く掘り下げていくことがよい結論に結び付きます。

要素の切り分けをバラバラにしてしまうと、ダブリや重要な項目が抜けてしまう事があります。そんな時は、MECEの考え方を意識して使うと要素の切り分けがスムーズに行きます。MECEは「情報をモレなくダブリなく整理するために使える考え方」です。全体を捉えているかどうかを認識することができるので、掘り下げていくときに使うと良いでしょう。

ロジックツリーは、スタートと要素を分解する切り口が重要になります。MECEなど使いながら、モレなく網羅して広いロジックツリーを作ってみましょう。

例題でみるロジックツリー

それでは、ここで例題とロジックツリーを用いた解答をご紹介します。

例題1
麺類専門のお店を営業しています。最近メニューが増えてきたためメニュー表を作りたいと思っていますが、種類が多すぎるのでまずはメニューを分類わけしたいと思っています。

【ポイント】
メニューの分類ですから、WHATツリー(要素分解ツリー)を使って整理しましょう。「なに?」で要素を細分化することで、曖昧なメニューの分類が分かりやすく整理できますよ。

解答例

論理的思考でつくるロジックツリーの例

例題2
ブライダルギフトの販売をしている会社です。売上が伸びず計画数字もクリアできそうにありません。売上低下に伴い店舗も一部閉鎖しました。スタッフの定着率があまり良くないため、新人が多く効率的な営業活動もできていません。売上が伸びる対策を立てたいと思っています。

【ポイント】
まずは、WHYツリー(原因追究ツリー)で原因を絞り込んでいきましょう。「なぜ?」「なぜ?」を繰り返して第4階層位まで頑張ってみましょう。

解答例:第1階層から第4階層

論理的思考を鍛えるロジックツリー

「なぜ?なぜ?」で原因がたくさんでましたか。各階層は切り口によって変わってきますから、みなさんが出した内容で階層を深くしてくださいね。ここまでできたら、HOWツリー(問題解決ツリー)で具体的な対策を出して第5階層を完成させましょう。解答例は 第2階層の原因「販売力が低下している」の対応策です。

 

解答例:第3階層から第5階層

論理的思考を身に付けるロジックツリー

ロジックツリーの例題と回答例いかがでしたか。ロジックツリーは、切り口によって出てくる原因や対策が変わってきます。まずは思った事をたくさん書きだして、ロジックツリーでまとめてみましょう。

論理的思考でまとめる

 

モレなくまとめて論理的思考を!

今回は、論理的思考になる方法として「ロジックツリーで伝えたいことをまとめる」について紹介してきました。ロジックツリーを使う事で、全体を捉えた思考の整理ができます。重要な点、不要な点が明確になり思考をモレなくスリムにすることができます。次回は、論理的思考になる方法の3つ目「根拠を強める資料準備」についてご紹介します。

★ロジックツリーで要点を整理!論理的思考で結論を導こう

次のコラムへ進むボタンはもう少し下にあります。その前にちょっとだけお知らせです・・・申し訳ありません。(^^;コラムだけでなく専門家の講義を受けてみたい!という方は下のお知らせをクリックして頂けると幸いです。私たちが講義をしている講座となります。

社会人講座



ロジックツリーでスリムにまとめる