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説得力ある話し方について心理学視点で考えてみよう

説得力ある話し方を身に付ける! 気分一致効果とは?⑥

コラム⑤では、説得力を高めるテクニックの1つ「段階的説得」について紹介してきました。最初の入り口を小さい要求から始める説得の方法でしたね。今回は、説得力を高める気分一致効果を紹介します

説得力UPのカギ「気分一致の効果」

心理学には気分一致効果という理論があります。

気分一致効果とは気分が良いときは物事のプラスの面が見えやすくなり、気分が悪いときは物事のマイナスの面が見えやすくなるという理論です。

気分一致効果を元に、説得との関係を考えてみましょう。

例えば普段の生活がうまく行かずイライラしているときは、物事の悪い面ばかり見えてしまいます。その結果、販売している商品やサービスも否定的な見方をされる可能性が高くなります。気分が悪い時に説得をするというのは、良くない結果を生むということがいえます。ネガティブな状況は説得に適さない

ネガティブ時は説得に有効でない?

また、ネガティブな気分は自己焦点的注意(self-focused attention)を引き起こすこともわかっています。自己焦点的注意とは、自己に対する注意が高まった状態を指します。

心理学者のSedikidesはネガティブな気分の場合は「自分に興味が向く」と主張しています。そのためあなたの話をなかなか聞いてくれないのです。相手の気分が乗らないときに、頑張って説得力のある話し方をしても、要求を呑んでくれない可能性が高いです。

気分が良いときはプラス面を見てくれる

逆に普段の生活がうまく行き、ウキウキしているときは、プラスの面を見やすくなります。心に余裕があるので、提供してる商品やサービスプラス面を中心に見てくれる可能性が高くなります。

Sedikidesの実験においてもポジティプ気分は「注意が外に向けられる」ようになることを明らかにされています。説得場面においてどちらが有利なのかは、言うまでも無いでしょう。

この意味で説得力をしっかり発揮するには、相手の気持ちをリラックスできるような環境づくりをしていくということです。説得力のある話し方を心理学視点で確認

説得力UPは環境作りから

説得力のある話し方の効果をしっかり出すポイントがイメージできましたか。

景色が良い場所が説得力を発揮する場面で有利であることがあります。例えば、観葉植物を置いたり、うるさくない程度にクラシック音楽を流している会社もあるようです。私自身は木目調の環境が好きなので、木目調の環境で大事な説明などをするようにしています。

「説得力のある話し方+相手の気分がよくなる環境」

で勝負すれば説得できる可能性が高くなりますね。大勝負の際は、気分がよくなる環境を選ぶ!!説得するときは是非活かしてみてください。

 

専門家の講義を受けたい方へ

これまで「説得力」コラムにお付き合いしていただき、ありがとうございました!これまでご紹介した説得力のある話し方のコツを日々の生活に取り入れてみてください。

繰り返しトレーニングすることで、説得力が高い会話ができるようになりますよ。まずはできるところから実践してみてくださいね。

そして、説得力について実際に練習したい!という方は、コミュニケーション講座への参加をおススメしています。コラムだけでは伝えきれない知識や実践的なワークを進めています。みなさんのコミュニケーション能力が向上するよう、講師も一緒に頑張ります!よかったらいらっしゃってくださいね(^^)

★説得はポジティブな気分が狙い目!雰囲気も説得力UPのカギ
社会人講座



ポジティブな気持ちと環境がポイント