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コミュニケーション能力と傾聴力で伸ばす

コミュニケーション能力UP!傾聴力を伸ばす「感情のオウム返し」②

前回のコミュニケーション能力-傾聴①では、オウム返し4種類のスキルから「事実のオウム返し」を紹介しました。相手の言葉をそのまま返すオウム返しは傾聴の基本中の基本であり、取り入れやすいスキルとご紹介しました。会話に上手に取り入れて、コミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。

2回目は、オウム返しの2つ目のスキル「感情のオウム返し」を解説します。

感情のオウム返しとは

感情のオウム返しは、相手の発話に感情が入っていたら、感情の部分だけを切り取って返します。事実のオウム返しで紹介した、会社の同僚の発話を例にしてみましょう。

「今日はとてもいい天気だから、仕事を休んでどこか景色がいいところでのんびりすごしたいなー

感情のオウム返しで返すと、こんな感じです。

「ほんと、どこかでのんびりしたいよね~

感情表現だけを切り取って返すだけですが、事実のオウム返しより自然な印象がしませんか。

感情のオウム返しは、共感を表現できるため、事実のオウム返しよりも有効です。相手の発話に、感情が入っていたら、しっかりと返す習慣をつけるとよいでしょう。

感情のオウム返しで共感力のあるコミュニケーション能力を

感情のオウム返しの効果・メリット

感情のオウム返しは、相手の気持ちを相手の言葉を使って返すため、自分の発話が相手の気持ちとずれることがありません。そのままを返すだけで相手の気持ちに100%沿ったコミュニケーションをすることができる便利なスキルです。

また、相手の気持ちに反応するため、事実のオウム返しより共感力のあるコミュニケーション能力といえます。相手の言葉を使ってかえすだけなので、オウム返しの中でも即戦力として使いやすいと思います。

コミュニケーション能力UP!共感できるオウム返しの例

コミュニケーション能力として取り入れやすい感情のオウム返しの事例をもう少し見てみましょう。

例えば

「昨日の伊豆に旅行は、とても楽しかった!
  ↓
「へー楽しかったんですね!」

「送別会に総勢40名くらい集まってくれました。なんだか色々思い出してしまって、しみじみと感動しちゃった」
  ↓
しみじみですか~」

いかがですか。このように、感情のオウム返しは、相手の言葉を使って返すだけで会話が自然となりたつため、コミュニケーション能力の中でも使いやすい傾聴スキルです。

傾聴スキルをコミュニケーション能力に

感情のオウム返し!コミュニケーション能力の練習

ここで、感情のオウム返しの練習問題に取り組んでみましょう。少し多めに用意しましたが、頑張ってチャレンジしてみてくださいね。

練習問題
次の発話を事実のオウム返しで返してみましょう。

「昨日は、休日だったけど会社で書類整理をしてきた。納期が迫っていたけど何とか間に合いそうだからホッとしています」

「友達の紹介でAさんと初めて食事に行くんだ。とてもドキドキするけど楽しみ!」

「来月は夏休みに入るから楽しみ!やりたかったことを色々とチャレンジしたいと思う」

「最近金欠気味…いろいろと調節してるんだけどかつかつの生活で辛い」

「筋トレにはまっているんだ。やった分だけ効果が出るからとても楽しい」

「婚活で知り合った異性にメールをしたんだけど…返事がないから寂しい…」

 

考えてみましょう・・・

 

解答例
「昨日は、休日だったけど会社で書類整理をしてきた。納期が迫っていたけど何とか間に合いそうだからホッとしています」
   ↓
「ホッできたんですね」

「友達の紹介でAさんと初めて食事に行くんだ。とてもドキドキするけど楽しみ!」
   ↓
「ドキドキするけど楽しみでもあるんだね!」


「来月は夏休みに入るから楽しみ!やりたかったことを色々とチャレンジしたいと思う」
   ↓
「いろいろとチャレンジできるから楽しみなんですね」


「最近金欠気味…いろいろと調節してるんだけどカツカツの生活で辛い…」
   ↓
「金欠気味で、辛いんですね…」


「筋トレにはまっているんだ。やった分だけ効果が出るからとても楽しい」
   ↓
「へぇー、筋トレがとても楽しんだね」


「婚活で知り合った異性にメールをしたんだけど…返事がないから寂しい…」
   ↓
「返事がなくて寂しいんですね」

傾聴スキルでコミュニケーション能力を伸ばす感情のオウム返しは繰り返し練習することで、コミュニケーション能力として定着します。何回も行って、しっかり身につけていきましょう!

注意点!使いすぎは違和感あり

相手の感情に100%添える「感情のオウム返し」は、使いすぎすると会話に違和感を出してしまうため、注意が必要です。

例えば

「昨日のデートはとても楽しかった」
「デートが楽しかったんですね」

「また誘いたいけどドキドキするー」
「ドキドキするんですね」

「・・・」

何度も使いすぎると、会話に関心が無いように捉えかねられません。

感情のオウム返しは
使いすぎると違和感あり!

この点を注意して使ってくださいね。

次は、「コミュニケーション能力が低いと思ったら…言い換えのオウム返し③」です。引き続き傾聴力をUPさせていきましょう。



例題を参考に練習で身につけていきましょう